実は、先週は伝丈沢に行っていて、第一回目の地図読み講習に出るのを忘れていたのですが(^^;)・・・ すいませーん・・・ついさっき、机上講習に出て帰ってきました☆
天野さんは、ひょろひょろ~としていて、ごっつくパワフルな山男という感じではなく、なんとなく講習会の高橋講師を思わせました。
ネットで拾った画像 |
会の先輩も、登れる先輩はひょろっと系です。
天野さんが用意してくれた、地図読みの山は兜山の奥だそうです。 ゲレンデのついでにみつけたのかなぁ・・・(笑)
地図読みって、地図読みに適した場所を探すのが一苦労なんですよね。
というのも、今の日本の山は、ピンクテープだらけ! どこにでも、ここにでも、ピンクテープがあります(汗)。
それによく見れば踏み跡があったりして、”導かれ感”がない場所のほうが、探すの難しいんです。
なので、兜山と聞いて、へえ~と思いました。超ご近所。
今日は、2万5千の地図を一枚買わされました・・・ええ~もう持ってるよ~大菩薩・・・と思いましたが、まぁ仕方ありませんね~。家に同じのが2枚とかあっても困るんだよなー
実は最近、2万5千の地図は、陰影がついたものに変わったはずですが・・・今日買った奴は、古いのらしく、陰影はついていなかった・・・
私は、北穂池からA沢のコルに上がる時に、どんな風にルートファインディング、彼ならするか?とか聞きたいのですが・・・
今週末、聞けるかなぁ・・・。
■ 今日習ったこと
今日は1時間半の机上講習で
- 磁北線を引く
- コンパスの当て方を学ぶ (1,2,3)で
以上終わりでした。こういうのって一人でやると10分。でも、皆でやるとトークを入れて、1時間かかります。
細かいことを言えば、コンパスの使用法にはいくつかありますが・・・とりあえず1時間半では基本のキ、だけで終わりです。
私は 地図読みには机上講習がないと絶対にみんな分からない!と、ずっと強く主張してきたのですが、やっぱり参加者の様子を見ていると、机上講習は必要だと思います。
大体、いきなり山行しても、みんな、磁北線が入っていない地図持ってきちゃうんですから・・・。
磁北線がないと地図は役に立ちません。
コンパスの当て方は、現地でも教えられます。でも、結構脳トレで、皆でやると必ず分からない人がいますし、時間がかかります。家で、一回、2回やってくるだけで全然違うと思います・・・が、宿題にしても、やってこない人が必ずいるし、机上講習は、そのために必要だと思います。
経験からそう思います。だって、やったことあっても、久しぶりだと戸惑いますもん。久しぶりにブーリン結びをやると、忘れているみたいなのと同じです。
印象に残ったのは
- 常に自分を疑うこと
- 常に先を読むこと
を重要だと言っていたことです。そういう、”姿勢”とか”ものの考え方”、というのが、登山家から学ぶべきことかと・・・。
ナビゲーションというのは、どう進むか?ということですが、人生にも当てはまりますよね。
常に自分を疑い、先に出てくるものを予想しておけば、間違いに早く気が付ける・・・ 常に間違いを内包しつつ、進むわけです。
人間は、認知バイアスと言って、一旦信じると、物事を自分の良いほうに解釈するようになっているのだそうです。
こういうので、”スーパー雑談”が聞きたいですね~ いったいヒマラヤとかで、地図読みは役立つのだろうか?
■ 先輩からルートファインディングを引き継ぐ
道も迷いながら、進むのも楽しいですし。こないだの北穂池は、少し道を探しています。
P2814に行く途中で池をみようとちょっと尾根の方に歩いて行っています・・・ここ、一瞬ですが皆で不安に駆られたところ・・・↓
ちなみに、私の現在の地図読み力で行くと、こう歩きそうになってしまいます・・・緑の線・・・
黄色い丸のあたりは、岩塊斜面なんですよね。で、広いルンゼなので、緩やかな斜面ですが、一応谷地形です。
尾根の方が安全かな~とは思うのですが、尾根はブッシュが出たりしていた・・・ので、
どの程度、安全性と歩きやすさをバランスするか?
というのを知りたい。
そういうのって、地図から判読できるのでしょうか?やっぱり現地判断なのでしょうか?
現地で判断するとしたら、自分の中の、”歩いてもいい”という基準が、このGPSの軌跡、ということになりました。それって、先輩の基準が=私の基準に、引きつがれたってことですよね。
これが先輩から、山を教わるってことなんだろうなぁ・・・。
私は2度目は先輩の歩いたラインで歩けると思いますが、初めてだったら尾根の際を行ってしまいそうです。
・・というか、”導かれ感”って、この写真からありますかね? 上から見るとハイ松の中に一筋、道があるような、ないような気もしたのですが・・・
もしかして、10回通れば、10回とも違った道を通ったりして(笑)
でも、まぁA沢のコルという目標地点に、さえたどり着ければいいのですが・・・
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