この記事は山ではないので別サイトにUPの予定でしたが、何やらエラーでUPできないので(汗)こちらに。
■ 大昔雪にフォーリンラブしたこと
■ 大昔雪にフォーリンラブしたこと
学生の頃、どういういきさつか職場の図書館の友人たちとスキーに行く運びになりました。お金がないので結構大変で、スキーウエアも持っていないし、道具もない…今はなき難波球場の前から出発するバスで信州へ… バスは苦手なのでもうバスだけでクタクタでした。車で出かけるレジャーは大嫌いだった子供時代は20歳ころの私にとってはまだそんなに遠い時代ではなく、正直、私が積極的に行きたいよりは連れて行かれた側でした。
でも行っておいてよかったなぁ… 友人たちがいなければ、私の重い腰は上がらなかったでしょう。実はスキーは全然できず、というかできないどころか、ちょっと傾斜がある斜面に行ってしまったら泣きながらお降りてきて、笑われたくらいだったのですが(笑)それくらい私が怖がるので、結局クロスカントリースキーに変えてもらったのでした(笑)どれほどトホホだったか分かるでしょう。
でも、この時、雪に目覚めました。
雪山ってホントに美しいなぁ…って。スキーでリフトに上がった山頂でも雄大な景色に感動しましたが、実は一番気に入ったのはクロスカントリースキーで、雪をかぶった森の中の散策にはホントに心酔。うっとりでした。スキーで滑って降りるなんてもったいない。この美しい景色を味わうため、できるだけゆっくり歩きたい!と思ったのでした。
思えば、私の雪山好きはこの時に種を撒かれたのでした。
■ ゆっくり歩くのが好き
その思い出の地、野沢温泉に夫と再訪しました。20年ぶり?2度目の訪問。
今回は、温泉をメインに堪能しました。まだ雪はない時期にアプローチを確認しておきたかったのです。野沢温泉は13個も外湯があるので、湯治にもピッタリです。私たちは黒川温泉に代わる定番とできる良い温泉地を探していたのです。
今度は雪の時期に行きたいですが…豪雪地帯…高速道路が封鎖されないかが課題ですね。しかしこの辺りの山はまだまったく未開拓です。今から研究せねば!雪山登山と温泉三昧をセットにした旅を今年はぜひしたい!
登山をしているとスキーをよく薦められますが、私はスキーで斜面を滑り下りる血圧の上がる活動が苦手でした・・・それに一気に駆け下りると、せっかくの美しい景色を見る時間が短くなってしまって、その分楽しみが減ってしまうような気がしています。なぜって私はたくさんの山に行きたいのではなく、キレイな山にじっくり向き合いたいからなんですよね。
むしろ、じっくりと雪山の美しい景色を味わいたい…というような私のような人のためには最近はスノーシューという道具も出来ました。 クロスカントリーよりさらに歩きやすい。
■ 野沢温泉の外湯
野沢温泉の外湯、お湯の質が色々と異なるそうで、今回は私が体調が今一つだったのもあって、お湯の凄さをしみじみ実感しました。
一番気に入ったのは、実はお宿にした野沢温泉ホテルの露天風呂。
外湯は、滝の湯と真湯が気に入りました。 温泉はどれも源泉かけ流し。湯の花が浮き、硫黄臭がします。 湯量もたっぷりで新鮮そのもの!
これ道祖神らしいんだけど、むしろトーテムポール・・・?
お蕎麦屋さんで名物のそばを。
この金属の下駄は何でしょう?
特産のなめこ。すごく傘がデカい。
ひろーい、温泉調理場。
外の人は利用できないのだそうです・・・
野沢菜は激安。 230円。高速の道駅なら650円。
足湯。
秋葉の湯。
大体どこの湯もこれくらいのサイズです。
大根が干してある。いいな~そんな生活をしたい。
1日目は、滝の湯、大湯、秋葉の湯に入りました。ひとつひとつは10分くらいしか入っていないけれどポカポカです。体質にあっているようで何もつけなくても2人ともお肌すべすべに。
私は滝の湯がいちばん気に入りました。大湯は熱湯とぬる湯に分かれていましたが、中心にあるのでとても混んでいました。
宿の食事6時なので帰って食事を食べ、宿の湯にも浸かって・・・夫はお宿の湯には入らず山時間の8時くらいから爆睡。お疲れだったんですねぇ・・・
≪野沢温泉ホテル≫
お宿の野沢温泉ホテルはギリギリに予約して空いている宿でしたから、そんなに期待していませんでした。元々コンクリート打ちっぱなしのビルを温泉宿に改装したのかな?って感じでした。お部屋は広かったし、トイレもついていました。お湯も良かったです。コーヒー無料がうれしかったです。玄関前にある無料のおいしい水と足湯は野沢温泉のお宿ではデフォルトみたいです。お食事は平均。お酒、日本酒が純米酒がなかったのが残念でした…
■二日目
二日目は夫が温泉めぐりに大張り切り! 入ったと思ったら「でるよー」 「つぎどこ行く~?」 いやあ彼も温泉大好きですからね。以前中房温泉でそうなったのを思い出しました。思わず全部試したくなるらしいです。
ジャム屋さんがあり、カボチャとキャラメルのダブルで400円。 りんごの花のはちみつ 500g 2500円も買いました。非加熱かどうかは怪しかったけれど、なかなか純粋なはちみつはスーパーでは売っていないので、こういうチャンスにでも買わないとゲットできません。
河原の湯。
植木鉢、いいアイディアですね!
麻釜の湯。となりのお蕎麦屋さんはおススメです。なめこソバおいしかったです。
これは真湯。 誰もいなくて快適でした。気に入った。
熊の手洗い湯の前にこんな像が。熊の手洗い湯は芋の子を洗うような混み具合だったので入らずに帰りました。
またジャム屋さんでチーズケーキとジンジャーエールを。
帰りは国道沿いの蕎麦屋に入ったら激混み。
これは鴨南蛮。やっぱり鴨南蛮は道頓堀今井がいいかもしれない。
■おみやげ
お土産は栗きんとん。夫の大好物。この時期だけの愉しみ。
私には地酒。代表的な水尾の純米吟醸。醸造アルコールが入っていないクラスのお酒なら何でもおいしいと思いますが、どちらかというと最近甘口好みに変化してきました。
ワンカップは燗にしてして飲むとおいしいよ、と酒屋のお兄さんおススメだったので。山用ってのもある。
こういう旅って、大して贅沢をしているとは思えない庶民的な楽しみに感じられるけれど、実際はものすごく贅沢な旅だなぁと思う。計算していないけど、計算したら冷や汗出るかもしれない。
次回はぜひ雪の時にスノーシューで山を徘徊するのとセットにしたいと思いました。
≪次回参加したい≫
泊まってみたいお宿
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