Monday, March 18, 2013

小泉コースvs大泉コース 八ヶ岳権現岳


今日は本当に変なお天気で、強風で洗濯物が干せずやむを得ず、部屋干しです(><)

昨日の快晴がウソのようですが・・・これでまた山の雪が解けるなぁ…。今年は雪解けが早いのですね。去年は雪がなかなかつかなかったので、雪山はGWにずれ込んだのでしたが…本当に雪はその年その年それぞれですね。今年は雪が早くなくなりそうで、残雪期の雪山が楽しめる時間はあまりないみたいです(涙)

■ 小泉コースvs大泉コース

さっきから、小泉コースと大泉コースの研究中です。

雪の権現には、再三アタック中だったので、今回権現の山頂がゲットできたのはいいのですが、
なんだか納得がいかない!と思って復習中です(笑)。

小泉コースはとても良かったのです。ただ10時間の行動時間は厳冬期はないなーとは思いました。

それに、出かける前は、小泉コースは、難易度的に普段歩いている大泉コース(天女山起点)と
同じつもりだったのです(笑) なんだか初回のアタックですんなり山頂に行けてしまって、ちょっと拍子抜け。

カシミールで、コースタイムを見ると、どちらのコースもあんまり変わりがないんです…

ちなみに、カシミールによる比較では(三ツ頭まで)で、

【大泉コース】
 標高差 1178m
 距離 約5km
 推定コースタイム 3h

【小泉コース】
 標高差 1260m
 距離 約5.2km
 推定コースタイム 3h

と大差ないです。

手元にある八ヶ岳の地域のパンフレットでは

【大泉コース】
登山口~天女山: 0:10 
   ~天の河原: 0:10
    ~前三ツ: 3:00
    ~三ツ頭: 0:50
    トータル: 4:10

となり、単純に地形しか見ていないカシミールの推定時間とでは1時間も違ってしまう。

【小泉コース】は
登山口~八ヶ岳神社: 0:50 (これは夏道タイムで下の林道歩きを端折っているかもしれない)
     木戸口:  1:20 (あるいはこれが1:20ではなく2:20のミスかもしれない※1)
     三ツ頭:  1:20
    トータル:  3:30

となって、小泉口のコースの方が、大泉より楽なコースと読めてしまう…(汗)

※1 八ヶ岳神社分岐での道標には木戸口まで2:20とある。さらにヤマケイのガイドブックでも
   八ヶ岳神社~木戸口間はコースタイム2:10となっている。
八ヶ岳神社の道標 木戸口まで2:20 登山口まで0:40

■ 岳人の記事

ふと今年1月の岳人を見ると…この小泉コースが紹介されていた…つい最近借りてきたんだな。

それによると
【岳人の小泉コース】
小荒間 ~ 八ヶ岳神社: 1:30 (小荒間は冬季の登山始点)
      ~ヘリポート:  2:00
       ~ 三ツ頭:  1:00
        トータル:  4:30

で出ており、これが私たちの実感するコースタイムにもっとも近い。

三ツ頭から権現の往復も45分で出ており、たしかにそれくらいだなと思う。ランチを入れたら
11時半過ぎに三ツ頭について、13時過ぎに権現山頂だった。

コースタイムってホント行ってみるまで分からない… 

きっとこれまで山頂に立てなかったのは、日が沈むのが早いからだったのかなぁ。

今年も1月27日にチャレンジしているのですが9時間かかって三ツ頭まででした。

■ 色々考えると積雪量?

色々考えてみると、積雪量の多寡でコースタイムが決まっているのかな?

今年の三ツ頭は雪が多かったので・・・ ま、とりあえず楽しく登れたから、祝・権現日帰り!なんですけれども・・・

■ その他の比較

【大泉コース】
・厳冬期でもトレースがある
・人気のあるコース
・前三つに入る前までずっと風下なので強風の影響を受けづらい
・南東面の尾根
・賽の河原は開けたランチスポット
・標高2000mまではラクラクハイキングコース

【小泉コース】
・マイナーコース
・自然度がより高い
・入り口は広い尾根、だんだん狭い尾根に上り詰める
・尾根の方向が南から東西に変わる
・アップダウンが少なく、登り一本調子に近い
・ヘリポート跡意外は開けた場所がない
・南面の尾根

どちらにも水場はありませんが、大泉コースの方は天女山にトイレがあります。

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