Sunday, March 17, 2013

静かなる尾根歩き!権現岳 小泉コース


今日は素晴らしい山でした☆ 今日は権現岳に小泉コースから登りました☆


 ☆権現日帰りをついに達成♪ パチパチ~ それも標高差1500mある小泉コースから!
 ☆三ツ頭に行ったときに、「このコースから登りたいわね」と思ったコース

■ 自然度が高く静かな尾根

小泉コースは、天女山から登る大泉コースと違って、とても自然度が高いコースでした。ほとんど赤布あっても意味ない感じです(笑)

大泉コースはとても人が多いので、トレースがトレイル(小道)になっています。ので、ルートファインディングはおろか、ライン取りさえする必要はありません。

でも小泉コースは歩く人があまり多くないため、トレースはところどころ。ライン取りは確実に自分ですることになります。 今日は、夫と私で二人でGPSログを取りましたが、二人とも違うログ。行きと帰りでは違うログ。
このようなことはトレイルがすでにできてしまっている登山道ではありえません。

そして…ものすごく静か。誰にも会いませんでした☆ しあわせ☆

■ ついに権現日帰り達成

権現日帰り…厳冬期は日が暮れるのが早くて、比較的短時間で済むはずの大泉コースからでも、まだ三ツ頭までしか行けていなかった。天女山からの三ツ頭はわたしたちにとっては通いなれたコースです。 

今日は7時と遅い出発であるにもかかわらず、13時に権現山頂に。ついに!!! 17時に下山しました。

登り6時間、下り4時間の往復10時間は、私たちにとっては疲れる旅でしたが…小泉コースは、ただひたすら尾根を上がるわけですが、わくわく探検するような道で、そのちょっと探検的なところが、飽きずに登らせてくれました。登ってみると三ツ頭は小泉コースから登るほうが楽しいと思いました。

さらに、今、私たちは、地図読みとルーファイを課題にしているので、それが練習できたのが大きな収穫。ルートを見つけて自分で歩いた結果、ピンクのリボンが現れる…。 リボンを探して歩くのではなく、逆です。

ベテラン登山者の方が、「赤布が自分を追いかけてくるようになる」と言っていたのはこれだったのか?と思いました。

でも、私たちのこの小泉コースは、尾根を一本調子に上がるだけなので、だんだん狭くなる尾根上では当然誰が歩いても同じようなところを歩くだけなのですが…(^^;)、それでも踏み跡を歩くという感覚はなく、自分で選んでいる道を歩くという感覚でした。ルートを見出す練習を安全にしたい人には、このコースは大変おすすめです。道迷いの恐れがほとんどありません。

ただ、山頂付近では、雪の付き方が少なく、岩交じりのアイスは難しかった… 去年ツルネ東稜に登り、権現経由で帰った時より難しかった。雪が解けてしまっているので、岩なのです。岩の上をアイゼンで歩くのはコツが要ります。ねん挫しやすい。雪と岩のミックスは、雪だけの時と比べとても難しい… 今日は神経も使って疲れた…。

さらに、往復10時間の登山は、体力的に私たちのレベルゲージの右端のほうにあり、とっても疲れました~(><) 体力アップの必要があるから、ちょうど良いかもしれません。 自宅には18時過ぎに帰宅。 八ヶ岳の山は、我が家からなら、アプローチが短いのが幸いです。

今、ステーキと普段より贅沢な夕飯を済ませ、ビールで祝杯をあげたところです。今日は早く寝ます(^^)。

■ 神様はいつもちょうど良い山をくれる

思えば、三ツ頭は私たちのトレーニングの山だったんだなぁ… トレースはかなり確実にある。そして急登。
八ヶ岳おろしはキツイけれども、稜線に乗るまでは煽られることがないので、初心者の恰好のトレーニング場だったんですね…何度も敗退したり…他の登山者を観察したり…山を勉強していました。

昨日はなぜかいつも登る三ツ頭に、小泉コースで行くことを思い立ちました。すると、すんなり夫も合意。

蓋をあけてみると、小泉コースは、まるでこれから行く金峰山八幡尾根の予習のような山でした。
このコースを選んだ自分に拍手したくなったくらいです(笑)

南面の尾根コース・・・ この時期の雪解けの具合は年々違い、去年は4月の第一週でも真っ白な雪に覆われた素晴らしい赤岳をみることができたのに…今年はすでに黒々としています。

1900から上には雪がありますが…すでに腐り気味です。尾根上の雪は解けてしまいつつありました。きっと金峰山の南面はもっと積雪が解けてしまっているかもしれません。

さらにうーん?な状況だったのは、最近、中国から飛来している、黄砂とか汚染物質?PM2.5?です(^^;)。雪が汚い! これを溶かして飲むのはどうかしら?という感じもしました。

ルーファイといい、体力的な困難さといい、念願の権現達成と言い、そして予習的な山といい、神様はいつも私たちにちょうど良い課題(山)を与えてくれる… 本当に今日はそういう感じでした☆

また明日詳細を書きます☆


No comments:

Post a Comment