■ 歩荷散歩
今日は歩荷散歩の4日目に行ってきました。 うーん?
12kgしか入っていないのだけど、コメの重いこと!
先週の土曜日は夫が歩荷散歩に付き合ってくれました。彼は空荷だから、お気楽なのだ(笑)
金曜は飲み会でご機嫌で帰ってきた翌日の朝…いつものように午前の遅い時間まで惰眠をむさぼり(笑)、二人で裏山に梅を見に行ったのでした。
おかげで三日坊主は避けれた(笑)
■ 小さな自信
日曜日には権現の日帰りを3年越しで達成しました♪
行動時間が10時間。行ってから気が付いたのだけど、標高差が1500mもあった…(><)
そりゃ疲れるわ。
行く前に気が付くべきだったんだけど…コースタイムを見て行った地図…載っているコースタイムはたぶん1時間間違っていたみたいだった(笑)。
ちょっと騙されて行ったみたいなもんなんだけど…逆に正確なコースタイムを知っていたら達成できなかったかもしれない(笑)
というのは、大変そうな山には私たち、最初から行かないのだ(笑)
というのは、大変そうな山には私たち、最初から行かないのだ(笑)
神様の策略だな(笑)
という感じで、予想以上に長い行動時間だったので、正直、普段の登山よりも、疲れて帰ってきたけれど、私も夫も昨日1日休息すれば回復したから…結局、これくらいは平気だったってことだ。
自分の体力…一体どれくらい追い込んでいいのか?現代人は、軟弱化しているので、自らを苦しい立場に追い込むことには、とても躊躇する…自分では自分を追い込めないと言った方が正しい。
だから、意図せずして追い込まれた結果(?)この行動時間、この標高差は、結局、自信につながった。
■ 一方では・・・客観視すべし
けれど…ザックは?
それが全く重くない。日帰り装備だから、夫6kg妻4kgくらいなんじゃないだろうか?
ということは、この権現日帰りが貫徹できたのは、むしろ“日帰りだから”だ。Light&Fastという路線。
たぶん、今、山やさんがいうところの、「体力がある」「強い」という、その中身はこうした山が20kg、とまでは言わなくても、それ近くの重量を担いで、での話なのではないだろうか?
だから、私たちはまだまだ全然強くはない。
この辺は”健脚”という呼称は、相当に遠い先の話だよ~ということだ。まだまだ、自信をつけるのは早いってこと(笑)。
ただ、リアリスティックに考えると、今の一般登山者のレベルをあと数年は続けるべきなんじゃないかな?
■ やらないことで作っている未来
小中学生の頃、みんながテスト勉強しないのにテストの点が悪いのを嘆いて、満点続きの私の点数をうらやましがるのは、本当に謎だった。勉強しなくて点数が悪いのは当然では?というのが私の疑問だった。
高校に入ってからは劣等生で、赤点続きで下から数えたほうが早いような成績だったけれど…でも勉強していなかったので当然だと思っていた。だから劣等生だったことは、劣等感にはなっていない。
今、歩荷訓練をしているのは…この歩荷散歩、何にも楽しくはないんだけど…(^^;)
でも…これをやらないことで作る未来を作らないためだ。
神様はとってもココロが広くて、冬山2年目、いよいよピッケルも持ちなれ、「ピッケルの使い方を学ばねば!」と思った時には、三上浩文さんと言う地元の達人ガイドを私たち夫婦に寄こしてくれた。
結局、達人は「ピッケルより読図でしょ」とのたまったのだけど…(汗) そして、その指摘された読図力の欠如は、1年経過後も一向に向上はしていないんだけど…(汗)、少なくともやらねば!という認識はある。
それに、今、彼は登山に関してなら、ほとんど何なんでも相談できる、頼りになる友人だ。
それに、今、彼は登山に関してなら、ほとんど何なんでも相談できる、頼りになる友人だ。
今年は「冬山技術が足りない!」と思い、登山学校、登山講習会を模索した。すると、神様は長野県の一般登山者リーダー講習…1年間の技術講習会を寄こしてくれた。それに東京の登山学校も、とても良いところみたいだ。
だから、ぜひそれらの機会に答えられる人間でないといけない。
だから、ぜひそれらの機会に答えられる人間でないといけない。
神様は求める者にはちゃんと機会を与えてくださるのだ。むしろ、問題は与えられたチャンスに値する自分かどうか?だ。
■ チャンスに値する自分を作るべし
長野の講習…一体どんな訓練をするんだろう? どんな体力が要るんだろう?
実はその講習会には特に体力の指定はない。だから分からない。
…でも、最近読んだ山雑誌の後ろの方で、社会人向けのリーダー講習募集の欄に ”参加資格:20kgを担いで5時間行動できる方” と書いてあった…(汗)
今の私は10kg7時間は平気だ。 でも… 20kgって倍…(汗)
また最近行った登山学校のリーダーからも、25kgの歩荷訓練があるという話を聞いた(ーー;)。というわけで、
一体どうやって20kg5時間の体力をつけよう? これが課題だ。
■ ブレークダウン
山の先輩に相談したら、「たぶん5kgづつで歩き方が変わる」そうだった。
ということは、今はすでに10kg担げるから、15kgが目標値。
余談だけれど、この場合、いきなり20kgを担ぐことを、無謀、とか、身の程知らず、と呼ぶのだと思う(^^;)。
■ 現実的になる
目標値は決まったが、そこまでどう到達するか? 現実的にならなくてはならない。
何しろこの発言は、中学・高校時代の成長期から山に登っている人の体験に基づくわけだからだ。
そういう達人と自分との間に横たわるギャップに関しては、冷静に分析しないといけない。トレーニングで体を壊しては、元も子もないからだ。何しろ、日ごろ重さに関しては無関心な人たちだからだ。自然に身に着いたことに関しては人はあんまり良い教師にはなれない。
そういう達人と自分との間に横たわるギャップに関しては、冷静に分析しないといけない。トレーニングで体を壊しては、元も子もないからだ。何しろ、日ごろ重さに関しては無関心な人たちだからだ。自然に身に着いたことに関しては人はあんまり良い教師にはなれない。
現実に即して考えると、成長期のカラダにしていいことと、成長期を過ぎ老いのプロセスに入ったカラダにして良いことは違う。
というわけで、大きすぎる目標は、毒である。無理なく到達できる目標にブレークダウンしなくてはならない。
そこで出した結論が歩荷はとりあえず12kgだ。これで様子を見る。
■ 微調整する
12kgでも、やってみると結構登りが堪える。下りはそうでもない。今日は道がぬかるんでいたので下りでも重さがあると気を使った。
背中が重くなって、力がかかるのは、登りの大腿四頭筋(クアド)だ。
バレエでは一番つけたくない筋肉(--;) クアドはイラナイ、イラナイとずっとできるだけ落とすように努力していたんだった…ので、今は真反対の努力をしているわけなんだな(笑)。
バレエでは一番つけたくない筋肉(--;) クアドはイラナイ、イラナイとずっとできるだけ落とすように努力していたんだった…ので、今は真反対の努力をしているわけなんだな(笑)。
日曜に権現に登っているときに、食べてお腹が膨れていると丹田に力が入りづらいと思った。
丹田に力が入れば、大腿四頭筋に頼らなくても体を上方移動させることができる。ところが、シャリバテ、という言葉が浮かぶので、どうしても初心者は用心してたくさん食べて行ってしまう…すると、お腹が重いので、お腹に力が入らず、結局、大腿四頭筋頼みでカラダを持ち上げてしまうのだ… これは良くない。食べているのに疲れる、という結果になってしまう。
というわけで今は食事も見直し中だ。
■ 情報を取り入れる。
登山のトレーニングと言えば、三浦雄一郎さんが有名で、高齢でエベレストに行っている。
彼の著作『歩く技術』も読んでみた。やはり自分が知らない分野では勉強をしないといけない。
書かれていることは、周囲の達人や登山のベテランが言っていることと一致した。
歩く体力は歩くことでしかつかない。
山の体力は山に行かないとつかないのだ。山=傾斜。平地より傾斜地がいいのだ。
山の体力は山に行かないとつかないのだ。山=傾斜。平地より傾斜地がいいのだ。
大量の負荷を短時間にかけると、瞬発力がある白筋(早筋)が発達するのが知られているが、登山でほしいのは持久力を発揮する赤筋(遅筋)なのではないかと思う。だから体が大きくなること(太ること)は、必要な要素では全くない。(なのに今少し重いのでこれははっきり言って進歩ではなくて後退だ。)
…と、これらのことを総合すると、
・できるだけ頻繁に (毎日)
・できるだけ長い時間を (少なくとも1時間)
・快適度ギリギリくらいの重さで (とりあえず12kg)
・ともかく歩く
・できるだけ長い時間を (少なくとも1時間)
・快適度ギリギリくらいの重さで (とりあえず12kg)
・ともかく歩く
必要があるってわけです。
これは、とにもかくにも、これから参加する講習会で
自分が山に懲りて山を嫌いになる…っていう未来をみずから作らないため…(笑)
自分が山に懲りて山を嫌いになる…っていう未来をみずから作らないため…(笑)
だから 裏山+米入りザック は致し方ないんだな(笑)
まとめると
①現在地を評価する
②なりたい自分との距離を測る
③必要なことを決め、実行する
④現実的に分析する
⑤到達可能な目標を設定する
⑥微調整する
⑦実行する
参考サイト
http://micshp.web.fc2.com/tsuji/right-mein.html
http://army-fitness-gym.com/blog/archives/227
http://army-fitness-gym.com/blog/archives/227
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