Monday, January 14, 2013

山の本を図書館で探すとき


山ヤと読書は、晴耕雨読の関係。山好きな人はきっと本好き。

ただ、山の本はたくさんあるのですが、図書館では、多分野に分散しています。

とっても探しにくい。

登山というコーナーを探すとスポーツとしての登山の分野からの本しか見つかりません。

日本の図書館では図書分類法に従って本を分類するのですが、この分類法はマズイことが業界内では非常に良く知られていますが…(汗)、すでにこの分類法でやってきてん十年…どうしようもない。

登山の本はだいたい以下の番号のアタリを探すと出てきます。

スポーツとしての登山なら、786番付近、旅・紀行・ガイドブックなら、291番付近、山岳文学900番台(930なら西洋、910なら日本) 

珍しいところで極限状態などの心理は、心理学のところにあります。145番付近。
お天気のことは山岳天気であっても天気のところにあり(451付近)、高山植物は471番代に、動物は519に。

環境保護の観点から書かれたルポルタージュなどは、司書の気まぐれでどこにでも入る可能性があり、科学よりだと判断されれば、519や650番代に。内容の判断によっては、社会経済の300番台、歴史の200番にあることもあります。

マタギや椎名の話なら民俗学(380番代)にあることもあり、フェイントなのは動物写真です。子供の本の書架にある…(汗)

また地誌でも郷土資料に入れられてしまっていることもあります。

《まとめ》
スポーツ登山       → 786番付近
旅・紀行・ガイドブックと → 291番付近
山岳文学         → 900番台 

心理            → 145番付近
高山植物         → 471
動物            → 519

その他、380、650、も要チェック。




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