Sunday, January 27, 2013

3年目の三ッ頭

久しぶりにガッツリ感のある山登りをしてきました。今回のヤマレコ記録はこちら。

夫が「いつもの…」つもりで、考えないでも登れる山として選んだであろうチョイスでしたが、意外にもコースタイムを食い、今日はガッツリ疲れました(^^) 山って不思議ですね。

ただ今日は絶好の山日和で、稜線は無風!驚くべき登山日和でした。強い寒気。晴天。無風。ちらっと赤岳行けばよかったと思ったのでしたが、実は赤岳だけガス… 前日は強風だったのにこの時期の八ケ岳の稜線で無風なんて!! 前日の予報では風速15mだったのに!!

夫は登りに少し自信をつけてくれたそうです。それが一番の収穫でした。

私は今日はザックが重かったのであまり早く歩けず、結構疲れました。

実は、最近、山登りにヤル気を喪失していたのですが、やっぱり、あの山もこの山も行ってみたいな~と思いました。見ているとあそこを歩きたい!って思うんですね。

厳冬期のこの時期は、気温が低く、ザックについたり、ゲイターについたりした雪が体温で解けたのがまた凍っていて、久しぶりにピリッとスパイスの効いた寒さを味わった感じ。気持が良い!

そして、今日はいっぱい転んで雪と戯れました♪ 満喫。

■今日の三ッ頭
 行きがけに寄ったコンビニでは強風だったのに山麓は無風。 かなり冷え込み -15度くらいでした。久しぶりのキリッとした寒気に身も引き締まる。

 7:17登山口 モルゲンロートが消えかけている。この時間なら権現が狙えるかと思ったのに・・・今日は異常に足が遅かった。メンタル?あるいはザックが重かった。






 天女山

 今日は仙丈ヶ岳までバッチリ見えました。

りりしい北岳さん 


じゃん!今日の権現と赤岳 不思議と赤岳方面だけがガス


編笠山と青年小屋 茅野市も見える







  前三ツから
かもしか君が逃げもせずこちらを不思議そうに見る。人間なんて見慣れているだろうに。







変わった形のえびの尻尾ができていました。これは氷だった

 前三ッから三ッ頭へは1時間、権現へはさらに1時間

 このあたりからダイヤモンドダストが見れました。気温は終始低くー10度。





岩についた面白い形のえびのしっぽ
 三つ頭では、かすかに雪。 今日は東から雲が流れてきていて西は晴れ。不思議な天気でした。






富士山のあごに不思議な雲が

シリセードを試みるも雪がふかふか過ぎて進まない(汗)


 

買ったばかりのワカンをためし履き・・・
わかんは、最初にスノーシューの威力を知ってしまったためでしょう・・・浮力が足りない気がしてしまう・・・ 今日は装備を色々持っていってザックが重かった・・・ アイゼンは要らなかったのでただの重しでした(汗)。

 帰りの八ケ岳PAで夕焼けが美しかった

なんていう山なんだろうな。形がとてもエキゾティック!中東を思わせる。


舞茸丼 680円
予想外に時間が掛かったので晩御飯は外食で済ますことに・・・(笑) なんだか意外に長い山行だった。
清里カレー 800円くらい?
■ コースタイムが予想以上に掛かりました

今回はコースタイムが予想以上にかかった。不思議でした。今までで一番時間が掛かった。

【初回の前三ッ 2011年1月9日】    前三ッまでで、トータル5時間半
冬季通行止め 8:00
天女山山頂  8:20
 1800m石柱 9:30
 2000m標識 9:50 (以降、登山らしい登り道)
前三ッ頭 11:10
下山   13:30

【初めての三ッ頭 2011年2月5日】 三ッ頭までで トータル6時間
7:30 天女山登山口入り口
8:00 天女山
8:30 天の河原
10:15 前三つ
11:05 三つ頭
11:30 下山開始
12:30 ランチ(樹林帯のテント泊跡地にて)
1:30 下山

【敗退で前三ッ 2012年1月28日】 前三ッまででトータル6時間 
8:00 登山口
11:45 前三ッ
14:00 下山 


 こうして比較してみると、雪が多いと掛かるみたいですね。それにしても今回は登り5.5h 下り3.5h… これでは鳳凰と変わりませんね~(^^;)

【今回のコースタイム】 三ツ頭まででトータル9時間

7:17 天女山登山口入り口
7:44 天女山
8:23 天の河原
11:40 前三ッ
      ランチ休憩
12:58 三ッ頭 (奥まで)
14:28 2000mの道標
16:31 下山


何にそんなに時間が掛かったのか?というと雪かな?

今回はノーアイゼンで、キックステップを切りながらの登り、全然早くは進めませんでした。 

普段コースタイム通りの山登りをしているのでちょっと意外です。

そして下り…普段下りはのぼりの半分くらいで降りてしまいます。

でも今回は下りも結構時間が掛かった!柔らかい雪質で足を取られ、雪と戯れながら降りて着ました。 雪が柔らかいと降りるのも結構バランスを崩しながら…ガッシガッシ降りれなかった。 

うーん?でも、ヤル気の問題もあったのかもしれない?

■ 歩き方

ただ、私は何度も来ている山で退屈だったので、今回は夫に先頭を歩いてもらい、歩き方を色々工夫してもらいました。結果夫は結構疲れず歩けたのだそうです。

歩き方は私がラクに感じる歩き方です。

① 右足に乗る  完全に乗る、足の付け根を伸ばす 
② 左足に乗る  完全に乗る 足の付け根を伸ばす

右足、左足と、必ず一瞬片足になるようにしっかり乗ってから次の足を出す。

出すときは、膝をそろえて、軽くひざから下を蹴りこむようにして無理に太ももを高く上げない。

私は夫の歩き方が気持が急いているせいで、右足に完全に体重が乗る前に左足に重心が移っているように思えたので、変えてもらったら、苦しくなく歩けたそうです。

ちょっと自信がついた、と言ってくれて、とてもうれしい!

私はキックステップのときだけでなく、いつも右と左を完全に重心移動させています・・・そうすると
そんなに早くは登れないのですが、片足が常に一瞬休むので疲れない気がするんですよね。

本当はもっと上手な歩き方があるのかもですが・・・

■ 下山?

今日の核心は下山って感じでした。いつものようにサクサクと降りれない・・・(汗) 雪質が柔らかく、ふわっとしているので、崩れて、転げながら降りてきました・・・・

まぁ雪と戯れることができてそれなりに楽しかったのですが・・・シリセード用の板を持っていったのですが、(100円ショップの)、ぜんぜん役に立たない上にバリッと真っ二つに割れてしまいました!

やっぱり-15度はしんどいんですかね~? 

No comments:

Post a Comment