Sunday, June 22, 2014

マルチの練習へ 十二ヶ岳の岩場 

撮ってくれた
今日は、相方とふたりで、十二ヶ岳の岩場でマルチの練習に行ってきました。

岩場には、他に1パーティがいるだけ…前回来た時は大混雑だったのに、だいぶ違いますね~ 

今回は、初めての

脱・先輩に連れて行ってもらう岩登り♪

です。

初心者同士のマルチピッチの練習なので、支点がしっかりした岩場ということで、十二ヶ岳の岩場です。

私は、アイゼントレで初めて行き外岩リードを初めてやり、そして、脱・他力本願(笑)な場所です。

十二ヶ岳のマルチは、傾斜が70度くらいと思うのですが、スタンスが一杯あるというか、クライミングシューズなら、岩全体がスタンスみたいな傾斜で足で立てるのです。 そうは言っても、結構高いので、心理的にはドキドキしますし、尻もちでもつこうものなら、落ちます。

ということで、初心者のマルチの練習にピッタリです。他に、このような場所があれば、ぜひ教えてください☆


≪十二ヶ岳の岩場のメリット≫
ビレイしてくれた
・支点がしっかりしている
・マルチの練習ができる
・ショートピッチの壁もある
・結構高くて展望バッチリ


■ シングルかダブルか?それが問題だ

今日の失敗はロープの選択でした。

今日は、シングルロープをダブル使いしたので、ロープが重く、ジャムって大変!!

マルチ=ダブルロープ、です。本チャンはダブルが基本。

しかし、シングル50mを2本も持って行ったため、重かったです。

ビレイされているのか?それとも引っ張られているのか?くらいロープが重かった… 屈曲するルートでシングルは重い。

この重さで、小川山のフリーのように、垂直の壁だと絶対に後ろに引かれるな…というくらいの重さ(^^;)

だから、本チャンはダブルなんだ~と納得。 

私は軽量シングルを持っているので、軽量さを生かすべきでした(笑)。

相方はもったいないと思ってくれたみたいですが、もったいないのは、高級品の軽量シングルをバンバン落ちるようなトップロープで使用することで、マルチでは基本的に墜落荷重をかけないので、もったいなくないですよ~(^^)

参考までに、これまでのロープの組み合わせを書いておきます。

≪ロープの使用例≫
小川山屋根岩2峰セレクション 7ミリ50mダブル ×2    マルチのみの設定
小川山八幡沢春のもどり雪   シングル×1+ダブル×1   マルチ&ショートも遊ぶ設定 
                                        バックロープ

ロープの選択も技術です。 でも、大抵のリーダーは、ロープの選択のところは、あまり説明してくれませんが、やっぱり同行してみていると、選択するときにあらかじめ考えているな~と思います。

春のもどり雪の時は、最初からショートも行こうと思っていたみたいです。何しろマルチ一本では時間が余るので・・・。

ふたりパーティであれば、シングルは基本的に1本しかイラナイ。それ以上合っても使い道がない。

ダブル二本だと、後でフリーのショートピッチで遊びたいとき、ちょっと困ってしまうので(大抵のスポーツルートは支点がシングル前提なので)、そのとき1本を軽量シングルにしていると、遊べます。

ダブルロープでは、一本は常にバックアップの役目をはたしています。そう思うと、スポーツルートはある意味、二本目のロープという、バックアップなしのクライミングなんですね。


■ 確認項目

それ以外では、支点の作成や、セカンドの確保などは、お互いに合格点だったと思います。

≪確認した項目≫

・支点の作成
・セカンドの確保
・互いのセルフビレイ
・中間支点の取り方
・ダブルで使用した時の中間支点の取り方
・懸垂下降のセット

相方は、180cmの長いスリングを固定分散用に買ってきていました。

私は懸垂下降、8環でやりたいと思ってセットしたら、シングル2本なので、ロープが流れず、これは無理って感じでした。

シングルは一本で使うから、シングルなのね~超納得(笑)

ちなみに回収可能なシングル1本での懸垂下降のセットはこのような形です。 今日やればよかった。






なんだか最近、思うのですが、登山という趣味は、いわゆる部活ですね(笑) 学生時代に部活やってた感じです。

大人も部活、大事ですよね~。 最近、皆で部室が欲しいね~なんて言っています(笑)。



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