Wednesday, June 18, 2014

初めての小川山クライミング&ガチ山おばちゃん来訪中

 ■ 週末のクイック速報

今週末は、広島から、ガチ山おばちゃんが2名、廻り目平に来ています。

なんと、

金峰山→甲武信→瑞牆→仙丈ヶ岳→甲斐駒 の登山予定!

え~、山、5連チャン? 

私は、廻り目平にテント泊で夜だけ同行予定でした。 おばちゃんパワーについて行けなさそう・・・(^^;)

■ 日曜 小川山フリークライミングの日

ホントは、土曜の夕方に合流予定でしたが、土曜に欲張って三つ峠に行ったので、くたびれ、結局、朝移動に変更。

日曜は金峰山におばちゃんたちは登頂。

私は、日曜は、私は誰もいなくても、廻り目平で岩場めぐりをして、今度登れそうな場所をチェックするつもりでいたのですが、山岳会の先輩がクライミングに来てくれました!

お~、渡りに舟!

クライミングですが、先輩たち、うますぎて、困ります・・・

これは、超有名ルートらしい、小川山物語のリード・・・

隣のパーティは、トップロープを張るだけに、リードしている人が途中何回も落ち、四苦八苦していましたが、我チームは、エンジョイ☆クライミ~ングって感じ。

ラクラクそうに、すいすいと登っていました。

いやぁ、ほんとに上手な先輩がいると、後輩はトップロープを張るだけのことに苦労せずに済みます。


隣の人たちにも、結局トップロープを貸してあげました。

 これは父岩の小川山ストリートのリード。

私は、

 小川山物語 6割
 ストリート 8割

しか登れず・・・。岩を見る目を養うのがテーマだなぁ・・・

ロングなことで知られるルートなのだそうです。

しかし、こんな垂直、良く登るよなぁ・・・。

私もTRとはいえ、登っているのですが、我ながらビックリです。

 いや~宙に舞ってますよねぇ~。

あっという間に登って行く先輩たち・・・

おかげで隣のパーティに鼻が高い(笑)

隣は、私と同じくらいのスキルらしく、
途中で「もう降りる~」と言っている男性クライマーもいました。

だよね~、怖いよね~(笑)

上のほうがのっぺりしてホールドが不明・・・

5.9への道は遠い・・・


私はビレイヤーとしても 2度のヒヤリハットを経験。 精進せねば!です。

1) 隣にならなんでいるクライマーと先輩のコールを聞き違え、先輩が体重を預けたタイミングでロープがしっかり握れておらず、ロープが流れた。 すぐ止まったからいいけど・・・ ごめんなさい!です。

こういう事態に備え、グローブ必携。していて良かったグローブ。

2) 母岩5.10Aトライ中の先輩1ピン目での墜落、ビレイで、手繰りながら引っ張る。1ピン目で張るのは難しいです。止めれたから良かったけど、ドキっ!

こういうのは伸びないロープが良いことを徹底理解。 先輩のロープは10.5ミリでした。私は10ミリを買おう!

■ 豪邸テント 

 夕方は、おばちゃんたちと楽しいテント泊。

おばちゃんたちのテントは豪邸で、前室あり、タープあり。

食事も豪華で、シカ肉ロースト&サラダ。ワイン。

私はたき火で貢献。

廻り目平は月曜はガラガラでした・・・クライマーたちの宴の跡って感じ。

土曜は激混みだったそうです。
 お土産は、裏山で摘んできて作った野イチゴのジャム!

猟師のおじさんにもらったシカ肉で作ったロースト!

いや~すごい!山梨でも鹿は多いですが、シカ肉をもらう機会はそう多くありません。

すごくおいしいローストでした。 鹿とは思えない。
まったく臭みなく。


 おばちゃんたちは甲武信岳に登っている間、私は岩場のアプローチの偵察を・・・

こことか、ボルトはあるし、上の立木で終了点がとれそうです。

岩に名前はないみたいだけど・・・

先輩の一人が、

「グレードとか考えず、その場で見て登りたいと思ったのを登ればいいんだよ」

と言っていたので、とりあえず、そうか、と偵察中ですが・・・

登りたいのかなぁ・・・(笑)
 とりあえず、なので、カモシカ登山道沿いに一周しました。

お天気快晴。岩のてっぺんまでほとんどの場合、登山道で出ることができるので、初心者でも、支点がしっかりしたのを作れ、懸垂下降ができれば、なんとはなりそう。 

小さい岩ならロープは届くでしょうし。


 屋根岩。

屋根岩1峰までは歩いて登れ、1峰のあたりは、リアリティのある設定でマルチのロープワークの練習ができるような気がする。
 4日目はみんなで、瑞牆山へ! 大ヤスリ岩とシャクナゲに大感動!

てっぺんで秘密の広場(まぁ誰でも行けるけど・・・
)に連れて行ったら喜んでくれました。

しかし、この時点で山3連チャンなのですが、疲れを見せないガチ山おばちゃん二人。

ふたりは広島から運転してきているのです。

スゴイ体力。 映画の『テルマ&ルイーズ』のふたりようで、カッコいい!

ウエアもガチです。

なんか山ガールが軽薄短小に見えます・・・
 シャクナゲ満載。濃いピンク、薄いピンク・・・
梅雨なのに、お天気が良くて、何よりです。

これから、今日は休息に当て、観光。

明日明後日と仙丈ヶ岳、甲斐駒の予定です。

タフですねぇ・・・

4 comments:

  1. こんにちは。
    日曜は日帰りのマラ岩でした。ニアミスでしたね。
    ロープの径は、よく行くパートナーのビレイデバイスも考慮しないと、
    グリグリしか持ってないのに10mmじゃ出てこないよー、と苦情がくることもあります。トップロープはビレイ時間が長くなるので、セルフブレーキ機能付きのビレイデバイスを使う人が多いです。山屋さんはどうなんでしょう。
    私もクリックアップを持っているのですが、9.8mmの自分のロープと相性が悪くて殆ど出番がありません。
    今週末もまた雨予報ですね。。

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  2. のりのりさん、こんばんわ!お返事遅くなりました・・・ おばちゃんたち、強すぎ・・・甲斐駒で私はノックダウンです・・・

    ロープ、9.8ミリでも太いのですか・・・ じゃ、9.5くらいがベストなのかなぁ?でも、体重が重い人もいるから、それより細いとシングルは怖いかもですよね。 私の先輩はグリグリを使っています。
    アルパインの先輩は、ATCガイドが多いです。 ビレイ器具とロープの相性はホントに気になる技術エリアですね。

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  3. 私の使っているロープはマムートの中でも硬いほうだと思うので、他のモデルやメーカーなら9.8でいけると思いますよ!ロープの操作感はモデルでかなり違います。
    私はこのロープでクリックアップだと繰り出しが重すぎてすばやく出せないのでXPを使うのですが、相方はセルフブレークつきのデバイスで問題なく使っています。
    ロープは端から傷んで切っていって、短くなったらジム用にするのですが、トップロープは真ん中から傷むので、人のを借りるのはあまり良くないと始めたころ言われました。つまり、私のロープで登ってトップロープ張ってください、ということが起こるのですね。
    外岩でトップロープを張ったまま休憩しているグループにリードで登りたいとお願いしたところ、ロープを貸すからまたトップロープにしてきて、と言われたこともあります。
    なので、始めの1本はパートナーもストレスなく登れるロープ径にしておくのが無難だと思います。

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  4. のりのりさん、
    そうですね~! シングルだったら、9.5~10ミリの間がいいのかも。 私は基本的にはダブルのほうしか興味がないのですが、ダブルをシングル利用で登るとき、下降はローワーダウンだとロープの消耗が激しいので、セカンドを上に挙げて、そこから二人とも、懸垂下降すると、ロープを大事に使えるそうです。

    終了点についたらローワーダウン、を辞めるだけでロープ寿命が延びるかも。 でも空いてる時限定だそうです。

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