Friday, February 1, 2013

わかん&チェーンアイゼン

■ ついに わかん、買いました。


歩行実験中・・・

そういえば、書くのを忘れていましたが、わかんを最近買いました。 どちらにしろ要ると思って。 














■ アマゾン vs 山道具屋 

わかん、実は山道具屋さんではなく、アマゾンで買いました。 レビューが決め手で・・ レビューが良かったのです。



というのは、地元の山道具屋さんで、わかんも置いてあったのですが、1台だけだったし、値札を見ると1万円を超えてた… 7000円くらいだと思ってたんだけどなぁ…

何が差額3000円かというと、わかんのケースだった(汗)。

わかんを山に持っていくのに、ケースに入れてわざわざ重くする人なんているかしら? 

特に足回りの物は「いるな~」と思ったらすぐ履きたいので、ザックの中にしまうってケースはなくて、たぶん、ザックにくっつけるのです。くっつけるための紐とかバンドは必要でもケースなんて要るかしら?

家に置いておく用途なら、100円ショップのズダ袋で十分では???

ってわけでケース要らない・・・。 それよっか3000円分安いほうがいいナーって思ったんでした。

で、アマゾンでプチっと。 

■ ギアには基本的に選択肢はアリマセン

ワカンって全然、選択肢はありません。エキスパートオブジャパン、マジックマウンテンの2点で以上終わり。

だれか格安を作ってくれたらいいのに・・・ アルミなんだからもっと軽く安くできそう。

 エキスパートオブジャパン M 735g 8400円
 マジックマウンテン      M 880g 7040円

色が黒のほうが珍しかったので人のと混同しないでいいかな~って、黒のマジックマウンテンのにしました。今見たら軽さで負けてるんだけど(汗)

片足440gの記述に騙された~(笑) ま、時にはこんな失敗もいいでしょう・・・ 

実はこんなアルミスノーシュー4500円も安さで気になったのですが…だってワカンに布を張ったらスノーシューみたいに見える…  

 
■ ギアは装着までして、ひと段落なのダ!

着いたら、ワクワク。 とりあえず家で履いてみます♪

だって、マイナス15度で、装着方法の解説、読んだりしたくないですからね~

最近聞いたら、アイゼンなど、装着方法を知らないで山に行ってしまう人もいるらしい。
バンドの長さを調整したりなど・・・

まぁわからなくもない。

そもそもアイゼンやらって装着そんなに難しくない。

私たちは何の練習も要らなかったけどなぁ。でもモタモタすると寒い。

分からなかったらつけれないので、やっぱり簡単な製品でも、簡単だってことくらいは、あらかじめ確認しておいたほうがよい。





その辺は、山の環境のシビアさを考えれば、

(家でテストする、めんどくささ) より (山で初めて使う、めんどくささ) のほうが勝つんだな(笑)
割れてしまった~ 100円だしな~

だって山、寒いんだもん。


マイナス15度だったら安物は割れてしまうってことを学習しました(笑)












■ チェーンアイゼン

先日、鳳凰三山に行ったときに、チェーンアイゼンが必要だと思ったので(私のスカルパには6本歯アイゼンは
着かないし、12本を持ち歩いているときに6本を持つ意味はない) 買いました☆

探していたスノーラインのチェーンアイゼンは、たまたまブラッと入った新宿の好日山荘で10%オフの値札を
今まさに店員さんがつけようとしているところでした♪ もちろんお買い上げ。良かった~。

ただチェーンのゴムがなぜか紫色なのは気に入らないけど・・・ フツーにジミ~に黒でいいのに~。でも色で歩くわけではないのでいっか~。

チェーンアイゼンについては研究しました。ご参考に。

■ チェーンアイゼンの研究

≪使用目的≫ アプローチアイゼン 縦走で使うアイゼンほどはシビアでない山麓の石交じりアイスに使う

≪例≫  ・11月の燕岳、合戦尾根基部の凍結した梯子や階段
       ・正月の鳳凰三山 つんつるてんのアイスバーン。上の稜線でアイゼンがいることは珍しい
       ・厳冬期 赤岳 北沢コース(林道歩き) 路面に石が露出したアイス…な場合

≪欲しくなった理由≫ 道的に前歯つきのアイゼン(グリベルG10)を出すほどでもなく、
               用心すれば歩けるので、面倒でやり過ごしてしまいそう。
               けど滑り止めあれば高速に歩ける。
               何より、G10の爪が石ころですり減りそうでいや。

≪候補の商品≫

①RUDチェーンアイゼン 軽いが使用状況が非常に限定される。
                 約190g 4725円 爪なし 
                 チェーンそのもの  靴全体

②モンベルスノースパイク  Mサイズで袋込で383g、4800円。
                  重さは410g。 4800円 爪10本
                  チェーン寄り    靴全体

③スノーライン チェーンアイゼンライト 爪ありで軽い!
                 235g~265g 5460円 爪10本
                 チェーン寄り    靴全体

④アイスマスター  上にバンドが付いているのが気になった
                 445g~480g  4,410円 爪12本  
                 アイゼン寄り    靴全体

⑤Hillsound トレイルクランポン バックカントリー使用前提と信頼性が高い。
                  460g 
                 個人輸入だと商品代金結局66ドル+送料55ドルで120ドルを越える

⑥コンパクトスノースパイク 4本歯アイゼン?
                 190g  2,000円  爪8本
                 土踏まずのみ 歩き方がコツがいる

参考: http://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=1087
     http://trailwalk.exblog.jp/15808571/

■ 必要なものは置いてないんだな~

東京の山道具屋さんをウロウロしても、山ブームで売れているのは一体何なんだろう?って感じでした。

たぶん売れているのは山道具ではなさそうだった。

だって、道具系統のもの(ギア)は、肝心の物は取り寄せとかなのです。

なら通販でいい…。持ち帰るのが重くない分良い。

山ウエアも特段売れているようには見えなかったんだけどな~ 山ブーム、いったい何が売れているっていうんだろ?

■ アウトドア系を街で着るのが流行っている

一体山ブームで何が売れているのか?っていうと、たぶん、流行しているのはアウトドア系セレクトショップなのです。

去年大阪に帰った時に近所の心斎橋で今まで素通りしてたけど、SORAというアウトドアセレクトショップがあるのに気が付いた。

なんか底抜けに明るい、気軽なカジュアルウェア…ヒッピームーブメントの昇華形。私は古着を着て遊んでいるような若者だったのですが、そういう人たちが大人になり、本物の古着ではなくて、古着を模した新品を着るようになったのかなぁ?

こういう店でよく見るのは、チャムスです。それにグラミチ。基本的に山ウエアではなくて、デザイン性とそのデザインの根拠になっているスローに行こうよ!というメッセージ性が受けてヒットしているわけで、山ブームというのは、社会全体の「スローライフ志向」を理解しないと理解できない。



まぁスローライフなのにおしゃれウエアにはお金をかけるんですが、なぜなら、これはウエアを通した生き方の自己主張だからだ。

スーツを脱いで、短パンと登山靴を履こう!っていうメッセージを体中から発するためにある服です。

■ 山ウエアは基本的に高いけど、数は要らないんです・・・

山ウエアで必要なのは実はすごく数少ない。

・ちゃんとしたハードシェル(ゴアテックス) → 余談だけどあんまり売っていないんだよなぁ・・・
・インサレーション :あったかセーターってこと。フリースやインナーダウン。汗ぬけの良いもの。
・ファーストレイヤー :あったか下着ってこと。綿不可。 化繊限定。
・ズボン :化繊
・ズボン下 :化繊
・靴下: ウールの厚手
・靴 :足と山にあっているもの

以上終わりです。 でもこのカテゴリーに入るもので、おしゃれなものはほとんどない(汗)。旧態以前というか・・・メーカーも数が出ない分野だからというのでサボっているんだろうな~

冬山用ハードシェルは基本的にあんまりカッコよくない。下着もそうで、メーカーは実用一辺倒のものを毎年変わらないデザインで出しているに過ぎない(汗)。

まぁだから、HSは、ホグロフスだの、ミレーだの、アークテリクスだの、輸入メーカーに流れるわけですね。

だって一生に1回しか買わないから、安くて気に入らないのより、高くて気に入っているもののほうがいい。

山に行くときしか着ないから、一揃い以上はいらない。基本一張羅なのだ!! だから、そもそもそんなにバンバン買うはずがない。

機能があんまりシビアに要求されないようなもの(ミドルウェア)はたくさんの種類が出ているけど、機能が要求されないためにデザインで選ぶということになっているので… じゃあユニクロでもいいっちゃあいい。となってしまうのだ。

中途半端な機能の物を、中途半端に気に入った程度の気持ちで買うくらいなら、ありあわせで済ますほうが良いので。

というわけで山ウエアで、毎日とっかえひっかえファッションコーデってのはありえない。

が、街で「私はアウトドアなピープルの一員よ~」と主張するための服は、結構いろいろ遊べるってわけなのです。街は山ほどシビアな環境でないので、品質だの機能性だのは、なんでもいいんですよね~

街だけでなく、季節を選べば、もちろん低山のハイキングでもそうできます。

でも山で「アウトドアっていいよね~」ってファッションでコーデしても…見てくれている人たちもみんなそう思っているから山にいるんで・・・あんまりステートメントにはならない(^^;)。

ステートメント発信は受信者がいてこそ、ということになるので…結局、街で着るから意味があるアウトドアウェアなんだな(笑)

でもそもそも、山梨は車の生活で、だれに対してもあまりステートメントを発信する必要がないからなー。

服自体がいらないんだな~(^^;) 洋服屋さんにとってはあんまり商売の見込みがあるエリアではないよなーって思うのでした。

アパレルはやっぱり何が何でもブランドものを買う人ってのは、高校生でしょ! 自我確立中・・・

参考: 山ガールの特徴
 

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