■ 菅平へ
先週八ヶ岳で出会った方たちの主催している自然学校で、ちょうどタイミングよくやっていたので…
菅平は一大スキーリゾートでした |
■ R141とR144はそっくり
Google先生によると、3時間40分もかかりそうだったので、10時に間に合わせようと今日は
家を6時にでました。
ガソリンがあと2メモリしかない…と思いつつも…まだ暗いガソリンスタンドに入るのはなんとなく
気が進まず、リッター150円の表示を見過ごしつつ、昭和インターへ・・・
夜が明けつつある中に八ヶ岳を眺めると本当に美しいですね。須玉で降りて、適当なガソリンスタンドで給油しようと思いつつ…佐久へ向かいました。
中央道を使って松本のほうからぐるりといく道もあるのですが、そんなに時間が変わらなかったんですよね。
それで、最近よく使う小海線のほう、清里ラインを行くことにしたのでした…清里ラインはそのまま乗っていると韮崎佐久横断道に入ります。
いつもの海尻あたりも過ぎて…まだ通ったことのないあたりに行くと…なんかデジャブー感のある道…チェーン店がずらりと並ぶバイパスに…まるで富士吉田みたい。エネオスのセルフが出てきたのでガソリンを補給・・・と。なんだか日本の町はどこもそこも似たり寄ったりですね。
以前仕事で全国を出張していたとき、日本の町はホントにどこも金太郎あめだと思いましたが、
車で走っても全く同じ感想です。
昔日本を旅した外国人が見た日本らしい美しさはもうない…日本古来の簡素の美はどこにもなく、和風とも洋風ともつかない鉄骨アルミサッシに洋瓦の家々が並び…その様子はまるで日本人そのもののようだと思ったのでした…。中身も外見も西洋のものとも言えないし、かといって日本の伝統を受け継いでもいない…なんという中途半端な方向に進化してしまったのだろうと…どこを見ても全国そっくりで、かつ決して美しいとは言えない町並み…。
こんなにも日本の自然は美しいのにああ、もったいない!!
車窓からは浅間山が素晴らしくきれいに見えました。浅間山は八ヶ岳の山頂から何度も見ていますが遠くから見るよりも、朝日に当たって火口が作る影が山肌に当たる様子はとても美しく優美で、
大型の草食獣を思わせ…のんびり温泉の雪山にまた行きたくなりました。
高嶺温泉は一度は行かなくては…
しかし、菅平は結構遠く、今日は片道3時間を一人で運転したので結構疲れました。
菅平に着いたら、ちょっと目的地がわからなかったのでコンビニで地図でも見ようと思ったら
例の自然学校が! これはいい!と降りて場所を聞くことにしたら、先週あった人とバッタリ!
ラッキーでした。
ただ調べたより、少し早めにつきすぎたので温かいココアを喫茶店で飲んでから、講座に参加しました。
■ 雪山のリスクマネジメント
雪山のリスクと言えば…超有名なのが低体温症と凍傷。午前中はその座学を行い、午後は雪洞堀りと救急時の搬送訓練でした。
雪洞堀りが面白かった。 私は雪洞は掘ったことがなく、話に聞くばかりでしたから、やってみたい!というのがあり…いつも行く八ヶ岳では、雪洞を掘るほどの積雪量の雪がないので…(^^;)
話に聞くと見るでは大違いなので、こういうのは自分でやってみるべきなのですが、穴を掘るというような単純なことほど、経験などがモノを言う…
今回は7人で一つの雪洞を掘ったのですが、雪洞堀りのベテランさんがいて、ずいぶん上手に
掘ってくれました。
私も挑戦しましたが、実際は中を掘る担当っていうより、掘って掻き出した雪をバケツリレー式に
外に掻き出す役をちょっとした程度…
どれくらい時間がかかるものなのかとか、どれくらい雪が重いのかとか、中に入った感じはどうかとか色々体験として感じることができたのが収穫ですね。
3グループがそれぞれ違う雪洞を掘るのが面白かったです。
■ 搬送されてみました
そして最後の救急搬送では、ブルーシートとシュラフ、ザック、マット、ロープやスリングという一定の道具でけが人、病人が出たことを想定して、安全地帯まで搬送する、という訓練。
私は体重が軽そうな人順?背の小さい子順?な関係で、搬送される役に…
搬送されてみた感想は…結構、ブルーシートはあったかい! でした。
搬送されるのは、私のグループがベテランさんばっかりで、ロープの使い方が上手だったため、
とっても楽ちんでした☆
ほかのグループはほどけてしまったりしていたようなので、これは私はラッキーだったかも…
■ なかなかない機会
こういう風な研修は… やっておいて損はないし、実際やっていてとても楽しかったので
雪山に登る人向けに年に一回くらいはやってもいいかな~って思うのですが、なかなかないんですよね、手頃な会が…
それでわざわざ菅平まで出かけて行ったのでしたが… 楽しく、勉強できました。
掘り始め |
穴を広げる |
ブルーシートで掘った雪を搬出 |
入り口はシート式 |
これくらいの雪山でも掘れるんだってのが発見 |
搬送は、いつも登山に持っていくもので練習 |
包まれているのは私です |
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