引き続き、というか、ボケーっと資料を見ていたら、ふと、
本番は春もだけど、夏もだよな・・・
と思いました。
夏の本チャンルートに向けて、どれだけ消化できるかは、諸事情によりけりでしょうが、きちんと計画を立てておくに越したことはありません。
そこで、
- 8月のお盆期間が本番と仮定して(←混んでいるのでおススメではない時期です)
- そこで行きたいルートに行ける自分になるためにどうしたらよいか?
の検討です。
■ 岩の回数はトータル15回
資料を見ると、3月スタートで、数えて、8月中旬の本チャンルートまでに、
三つ峠 3回
易しい岩登りのゲレンデ 8回
フリーのマルチピッチ 4回
となっています。トータル15回です。しかも、このガイドツアーが遠くから来ているせいかもしれませんが、
三つ峠 テント泊自炊
です。三つ峠ってテント泊たしか禁止だったと思うのですけど・・・。でもテント泊すれば、より本チャンに近くなるのは事実ですね。
フリーのマルチはトレーニングと言う位置づけより、ご褒美という位置づけのほうが強いかもしれませんが、なんと15回を半分にすると、ベテランヨセミテさんに勧められたように、約7回の山行になります。
■ 妥協プラン
15山行も行けるのはガイドさんだからで、一般にお勤めがあると岩や山に費やせるのは、土日だけと思いますから、妥協プランを作らないといけません。
現在は4月中旬ですから、8月中旬までには、約4か月。÷4すれば一か月のペースが出ます。
つまり、先ほどの回数を一か月に割りますと
一か月に1回のペースで三つ峠
2回のペースで易しい岩場
となりますが・・・このスケジュールをこなせるか というと、どうなのでしょうか?!
たった4回しかない週末のうち3回が岩でつぶれてしまう・・・のは、忙しい社会人のスケジュールとしては、現実的ではないかもしれません(^^;)
それに、前述したように岩ばかりだと、歩くほうが弱くなり、あまり良いことではありませんので。
というわけで、妥協ポイントを探すことになりますが、
半分にすれば7山行
となるので、その路線で一応頑張ってみます。それはつまり、一応頑張ってみて
その時点でついている実力に見合った本チャンルートに行けばよい
ということです。
■ 折衷した案
というわけで、8月までに 半分にしつつ、本チャンゲレンデの三つ峠を重視したプランです。
≪本チャンまでのプラン例≫
- 3回の三つ峠
- 4回の外岩 (含む小川山 暑いから)
- 残4回は各自クライミングジムで妥協
というものです(笑) 何しろ、初心者の去年だって前穂北尾根に行く前までに、
三つ峠 3回
十二ヶ岳の岩場 5回
その他フリーのゲレンデ 8回
行っています・・・ 人工壁は数えられません。回数券2枚半分(11回券、営業ジムを除く)。まぁ、なんと去年は努力したことでしょう!
プランの話に戻りますと、ヨセミテさんにご教示いただいている、三つ峠プラン(6~7回通って、一日9ピッチラクラクを目指す。ピッチ数にして50~60ピッチ)をおよそ半分にペースダウンしたような形になります。
つまり、1年で四尾根ではなく、2年かければ四尾根に行けるくらいロープワークも習熟するかも?
ですね~!
50~60ピッチというピッチ数は一つの習熟の目安になると思いますので、人工壁でもトップロープでローワーダウンだけやらず、リード・フォローをするとよいと思います。
これだって、パートナーとのスケジュール合わせでは、実現するかどうか怪しいものです。
■ 安上がりだけど、時間がかかる
ちなみに、ですが、これがガイドツアーだといくらかかるか?
三つ峠 テント泊 3.5万円
外岩 1.5万円
本チャン 5~6万円
先ほどの妥協したプランにしますと・・・
3.5×3=13.5
1.5×4=6
ジム2000円 ×4 =0.8
と約20万円強の出費です。 しかも、これらはガイド主催の山行なので、
実際のロープワークはセカンド専門だけでリードはないかもしれない
のです!!!
岩に連れて行ってくれるリーダークラスの人々は、全部ボランティアですから、
なんてありがたい存在なのでしょう!!!
■自分でコントロールできないこと vs できること
夏までに、三つ峠や十二ヶ岳の岩場、あるいは小川山が何山行稼げるか?は、
パートナーの有無次第
です。つまり、
自分でコントロールできないこと
です。
自分でコントロールできないことに気持ちを傾けるのは、精神衛生的にあんまりよい作戦ではありませんから
ストレスをためないように。
念のため・・・(笑)
ま、結局、
トレーニング不足から本チャンには行けない、
ということに帰結しますが、要は
今ある力で行けるところに行けばいい
だけですから!
行けるところに行く、は、負け惜しみではなくて命を守る基本かもしれません。
≪二部作の前の記事≫
GWへ向けて体を整えるには?
本チャンむけ練習メニュー
ロープを出しても遅くならない人を目指す会
バリエーションに一緒に行くためのABC
17Pにどれくらい時間がかかるだろうか?
アルパイン0.5年生ですべきこと
沢登りに行く間、あらしまへんやーーーん♪
ReplyDeleteねぇ~(笑) ま、それだけ本チャンへの道のりは厳しい~ってことですね。間にご褒美を入れると、本チャンはさらに遠のくわけで。
Delete月2回の沢、月2回の岩で、4回の週末がすべてつぶれると言うことは、普通の山は自分一人で行ってテキトーにトレーニングしてね~って意味ですよね(笑)
今年は沢山行をつぶさないよう、頑張ります!
土日祝休雇われ人と仮定すると
DeleteGW、海の日、お盆、シルバーウィーク、体育の日、勤労感謝の日 なんかが
連休になる人が多数派と思いますけど、
Kinnyさんは、連休は もちろん夫さんと?(^^;)
私の妻は そんなに山が好きというわけでもないし、
チビらは既に敬遠しているので
家庭と山と仕事の両立(3立?)が課題です。
だんなさんは、なんと!今年から、連休も奴隷だそうです・・・(--;) お気の毒ですねぇ。 代わりに平日に代休が取れる”かも”しれないそうですが、たぶん、”かも”でおわりそうです。 1~2年目は、酷使された上に給与も下がるんですって~
Deleteというわけで、ほとんど未亡人ですから。両立しなくてはならないのは、倹約&仕事&山です。
私にとっては、時間がかかっても安い山が良い山です(笑)
「時間がかかっても安い山」…青春まっさかりっすね♪
Deleteってゆうか、あんなにたくさんロープ持ってて、アイスクライミングもしてて、アイススクリューもあって、もー めっちゃ銭かかってますやん。
勝てるのはリングボルトの数だけ…
ホントそうですよ! ロープは会の備品がないし、自前のをもっていないと、”これいつのん?”です。
Deleteおまけに、ゲレンデで、貸したら、人の物だと思って、超・雑な使い方するんで、自衛用にシングルは買ったんですよ。85kgの人がぶら下がってきますから(汗)。勘弁してほしいです。ホントに。
一緒に行く約束する前に「ロープ使用料もらうね♪」ってゆわはったらよろしやん。
Delete(例)「10円/kg×ぶら下がった秒数÷10」、85kgの人が1分間ぶら下がったら、85×10×60÷10=5100円也。
かわりばんこに お互いの使うんやったらええけど。
そもそも、離陸からハングドッグしているのが普通の人はクライマーとは言えないので、一緒に行くこと自体が辞めておいた方が良いのかもですよねぇ・・・
Delete某ガイドさんのサイトにも体重75kg以上の人は・・・と書いてありましたし。