Friday, September 20, 2013

逆転の発想?

■ヨガ

今日もヨガで一週間が終わりました。

ヨガを教えていると、いつも出てくださるお客様には心から感謝を感じます。本当に感謝しか感じない。

お客様の体から、私が色々なことを学ばせていただいているからです。

今日もヨガを教えた後、色々と考えてしまいました。

ヨガを教えていて、少し残念なのは、ヨガ友が少ないこと。現代人の忙しさで、ヨガの研究を一緒に分かち合う人がいない・・・。私はバレエを長くやってきましたが、ヨガで使っている知識の土台は、ほとんどバレエで得たものです。

■ 探究心の分かち合い

バレエ仲間とあーだこーだ言いながら、長い時間、ストレッチをして、どういうポーズをすれば、体がどうなるか、どの筋肉に効くのか、聞かないのか、長々と探求していました。友人たちとこうしたらこうなるじゃない・・・で、こうして、ああして…とそういう時間が今はもうないのです。残念…。 

同じ趣味の仲間と同じ興味の対象を探求することができない…

それはお山の趣味でも同じことで、こうしてああいうルートを取ったらこういう山になって面白いとか
、こういう風にすれば、同じルートでも違う楽しみ方が出来るとか、そういうテーマや企画を立てる面白さを仲間同士で相談し合うこともないのが、ちょっと残念です。

ま、山の場合は、山で出会った人とそういう話になることが多いのですが…でも周囲の人とも楽しめたら、もっと楽しいはずなんですよね。

クルマ社会のせいか、山梨では、どちらかと言うと、そういう時間がない、もしくは都会生活者より取りづらいです。

今日は明日のお山の計画でルンルン気分だったのですが…夫が歯痛で明日は自宅でゆっくりしている方が安心…ということで自宅待機になってしまった。

ま、ちょっと残念ですが、山は逃げない。

■ 近所でもリスクが大きい山、遠くても安全な山

私はアルプス系の山にソロで出かけるのを怖いと思ったことは一度もありません。それは初心者のころからです。

たぶん、山小屋の充実した八ヶ岳で山をスタートしたせいですね。

でも、いわゆる里山は…とても怖いです。 動物も怖いし、(犯罪)も怖い。それに道迷いに陥った時のリスクの大きさも怖いです。通りがかる人が期待できない。

今、カンマンボロン(瑞牆山)に行こうかという案がありますが、このルート、あまり人が通らなさそうなので、私には、一人で歩く北アや南アルプス、八ヶ岳よりとても怖い場所です。

何しろ、何か起こった時に、山小屋もなければ、人もどれくらいの頻度で来るのか分からない。

一応クライミングルートがぎっしり詰まったエリアなので、人は通ると思いますが、道迷いの末転落など、目も当てられない状況に陥ったりしたら悲しいですよねぇ…

私は基本、単独行が好きなのですが、単独の場合は特に女性の場合、人目に出来るだけ印象付けておく、というのは非常に重要なポイントだと思います。私はそのために小屋に印象付けまくります。色々な人に”こんにちは!”です。

そういう事情を考えると、単独がふさわしくないのは、アルプスではなくむしろ里山で、こういう里山での冒険山行こそ、夫と一緒に楽しむべきなのかもしれません。

というのも、私が行きたいアルプスなどの山々へは、夫は時間の都合が付きづらいからです。

彼自身もそんなには興味がなく、夫の体力に合わせるとお金がかかってしょうがない(笑) 私一人ならテントでいいやって場所も、体力温存のため、小屋泊。

それも仕方がないな~と思います。

だって私は仕事がヨガなので、日中はほとんどヨガをしながら家事をしているような様相で、私が家事をしている様子を見たら可笑しくて仕方がないと思います。 だって朝起きてから寝るまでアサナのポーズをなにがしか取っています。歯磨き中は片足立ちで立木のポーズとか、掃除機掛けたら鶴のポーズとか…

なので私は体力の余力、のりしろ十分。一方の、夫はと言えば、帰りは10時を回ることもあるくらいなのです…もともと同じ職場なので事情は分かっている…そんな人が朝8時のバスに乗るために、夜中の3時起きで4時間運転して、そののち、5時間の山歩きをこなす、というのは少々無理がありますよね…

…というわけで、もしや、平日にアルプスに出かけ、休日は近所の里山を二人で歩くという逆さま作戦が実は逆転の発想なんではないか?と目下、検討中です。


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