Thursday, April 7, 2016

4月の小山行

4月12日 兜山 地図読み


桃の花満開の甲府盆地を上から眺めよう!と、久しぶりの夫と運動不足解消の山。適当に地図読みしたら、一つ乗る尾根を間違う。夕狩沢へ降りる尾根では紫ピンクのミツバツツジじがきれいだった。夕狩沢は廃道だが気持ち良い場所だ。降りるまでは良かったが、そこから棚山南尾根に乗る取付で作戦ミス。適当に上がり、隣の尾根との間には廃道になった林道があり、それを利用した。
結果オーライだが、沢から地形を読むのは難しいことを理解。地形にはパターンがあり、それが似ているのだ。後は快適に棚山から神峰へ縦走し兜山までの尾根を地図読みして下り、13時半下山、と運動不足解消にちょうど良い。前の山行で棚山南尾根はP1104前コブから一つ降りる尾根を間違って降りたが、結果論でいうと、その間違った尾根のほうが快適だった。駐車場には入りきれないくらい車がいたのに、ほとんど人に会わず、山力が上がったことで静かな山が楽しめた。

4月16日 分水嶺を歩く夢 飯盛山

時間:8:00 野辺山集合、8:22しし岩駐車場 9:30山頂 10:30 下山12:38

飯盛山は、奥秩父分水嶺の終着駅だ。金峰・甲武信の長い縦走をしたとき気がついた。単体で行くには小さすぎるので、行かず終いになっていた。晴れた日をつかんで、友達の初心者と。初心者とは言え、聞くと冬にも来たと言う。小海町生まれの人だ。やっぱり小1時間で山頂についてしまう。そこで、ちょっといたずらっ気を出して、彼女を稜線伝いの”境界線ルート”に連れ出す。藪山の触り、とでも言ったところ。鉈目の見方、ピークとコルでの現在地の確認の方法を教える。市や町の境界線になっているところは、境界線の杭があり、赤布代わりにできる。大抵は歩かれていて、地図にある破線ルートよりは、確実に登山道化していることが多い。初心者の地図読みにおススメだ。
今回はほんのちょっとそうした冒険を味わってもらった。展望が良い山は、そうしたことを教えるには楽で、教える側にとっても初級。「あの山なあに?あそこまで行けるの?」と乗ってきてくれ、うれしい。互いの中間点である川上村付近の山を歩いてみようかな。Kさんもこのエリア研究中のことだし。金峰山や甲武信まで縦走できるようになるかなぁ?途中の上級藪山区間はどうするかなぁ。

4月18日 親睦の三つ峠

時間:河口湖駐車場7:00 木無山9:17 御巣鷹山10:00 林道出会い12:42 下山13:35

展望が良く春の気持ちの良い山行。三ッ峠は山梨百名山ではないが、アイスも出来るし、屏風岩は日本を代表する本チャン用ゲレンデだし、高山植物ではアツモリソウの自生地。他にスミレとレンゲショウマでも有名だ。岩をしていると美しい花は見過ごしてしまう。クライマーでもあり、スミレの専門家でもある人と以前歩いた道。今度はKZ子さんと歩いた。まだフキノトウが獲れ、霜柱だった。LKZ子さんが御巣鷹山に行っていないというので、時間もあるし、3つを縦走する。途中で白いメスカモシカが四季楽園から餌をもらっていた。三つ峠山荘へ挨拶によると、ご主人が個展を茅野で開催するそうだ。下りは府戸尾根で下山。ちょうど寄り道分1時間くらいオーバー。スミレは今からシーズンインで群落は数か所。まだ桜が見ごろ。のんびり足慣らしの山だった。三つ峠は四十八滝沢に沢登に行けたらいいなと思っている。雪稜では三つ峠東尾根に期待。

4月19日 某所ロッククライミング


平塚の岩愛好者の集まりに便乗クライミング。私は11月から5か月ぶりの岩で、翌日の今日は腕が筋肉痛でタイプミスが多い。”日本のクラシックルート”と言われるルートで滑落しない程度の力が欲しいと思っており、今の課題は5.9。この日は、追手門エリアFの”二度あることは三度ある”5.8でアップ。隣の”げん直し”10aをI川さんはオンサイトしてしまった!私は2トライ。さすがI川さん。さらに、隣の岩のカンテにも行ったが、課題名不明。このあたりからどこを登っているのか不明に(笑)。
下の岩場で何かが起っているようだ。勘助と言うルートで、なかなか登れないでいるのをみんなが下で見ているようだ。どうも難しいルートらしい。見ていると、難しいのを登れても登れなくても、各自のレベルで、まったく同じように苦労しているものなんだなと分かる。ムーブが分かればフェイスは楽なんだろうなぁ。でもムーブ…どうしたものか、頭が痛い。フリーはムーブ解決力でつまづき中。フリーも頑張らなきゃ!なんだがなぁ。

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