Saturday, March 21, 2015

180cmのスリング

 ■ 明日の準備中

今日は、明日の山のために、ギアのお手入れなどしています♪

この青いビナはあまり使い勝手がよくない。

安環が固いので、ミシン油を差しました。

アックスとアイゼンは研いで・・・。

ダブルフィッシャーマンの末端がテンションかかって短くなっていたのを直し・・・

ハーネスの両サイドにキャリツールを付けた。

新しい勝負手袋を買ってきた(笑)
180cmのダイニーマスリングを、八ヶ岳用に買い足しました・・・

以前、講師が

「八ヶ岳では、ブッシュで、取ることが多い」

って、言ってたっけ・・・

それに、アイスでは流動分散ではなくて、固定分散です。

見えますかね?

オーバーハンドノットの固定分散になっています。

かたっぽはバックアップなので、緩んでいます。

この支点は、オーバーハンドノットなので、120cmより、180cmのススリングがあると、長さを気にず作れてよいと思い、180cmスリングをアンカー用に買ってきました。

師匠はカモシカで、1600円でGETしたそうですが、私はエルクで、2300円くらいで買いました・・・。


 いわしの作り方覚えているかな~と思ってやってみた。

あまり難しい技ではないので覚えていた・・・
 クローブヒッチの固定分散、復習。 ねじりが一つ少ないとムンターになります。
ピンぼけですみません。

この技を使うかどうか・・・・

でも、スリングの長さは節約になるな~

以前、沢に行った時、ベテランガイドが4mのスリングを使っていて、そんなに長いスリングがあるんだ~とびっくりした。

沢ではダイニーマは水分を吸収しなくて軽くて使いやすいらしい・・・

それにダイニーマは結び目を作るとそこが弱点になるらしい。強度が半分以下になると先輩が行っていた。

ナイロンスリングは連結しても、コブが緩衝剤になり、強度低下はあまりないらしい。









■ 阿弥陀の遭難

阿弥陀岳でまた遭難があり、今回はかすり傷なく助かっています。

ガイド登山で、登山中の女性が滑落した・・・ということのようです。

――――――――――――引用------------------
 女子高生ら5人は、8日夕に阿弥陀岳から中岳に向かって急斜面を下り始めた。
 途中でより長いロープで互いをつなぐため、付け替えようとして外したロープが左足に引っ掛かった。
外そうとして右足に体重がかかり、頭から斜面を落ちた。

 落下はかなりのスピードで、「死ぬ」と思った。
ピッケルを差しても止まらず、アイゼンを踏み込んで約200m滑ってようやく止まった。

 尾根の仲間に「助けて」と叫んだが応答がなく、携帯電話もじきに電池が切れた。
(既報のとおり、彼女は二度リーダーの携帯電話に発信している。)

 8日は、日没まで沢筋を下った。
 夜は雪上に掘った小さなくぼみにマットを敷き、寝袋をかぶったが、寒くて一睡もできなかった。

 手の指先が濡れて冷え、凍傷になりかけたので、持っていた絆創膏でぐるぐる巻いて、ゴム手袋をした。

 夜明けに歩き始め、午前10時過ぎに飛来したヘリコプターに手を振り、30分ほどして再び飛んできたヘリに救助された。

 下って行った沢筋の数メートル先は滝だった、本当に運が良かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーhttp://rindow33kai.grupo.jp/blog/838153 より引用

しかし・・・ ”より長いロープでつなぐための架け替えで滑落”って、架け替えすべき場所と時を間違っていたのではないかと思います。 ガイド登山なのに・・・セルフはとっていなかったのでしょうか。

携帯電話で2度も連絡したのに、取ってもらえず・・・。救助要請も滑落した時間から、かなり遅れてしてもらったと想定されます。

行者小屋泊で阿弥陀に登ったら、滑落したのは早い時間のハズです・・・なのに、16:20に救助要請???うーん・・・・。 

さらに彼女は立場川を下っている最中に発見されています。立場川には滝があります。見つけてもらわなかったら、どうやって降りるつもりだったんでしょう?

沢を降りてはいけない、というのは、遭難時の鉄則です。ロープがないと降りれないです。滝は二次災害の典型です。 基本は動かないことでは??

このように生還した遭難は、生還した事実のほうに目が奪われ、ちょっとした問題点には大目にみたくなってしまいます・・・

が・・・・

私が滑落したら、間髪入れず、すぐ救助要請、お願いします。


No comments:

Post a Comment