Wednesday, March 26, 2014

現代登山全集 8

■ 御坂山塊の研究 

昨日は図書館に行っていました。

・御坂山塊
・丹沢山塊

の研究です。

正直、昨今の山ブームには少々疑問な視線を向けている私は、夏の富士山登山には、興味ゼロです。混雑した山はあぶないです。

でも、山岳会に入ったので、御坂山塊についても、普通の人が知っているくらいのことは、知っておきたいなと思ったりしました。

実は、地獄谷にも御坂山塊の地図を持って行ったくらいです。先輩たちに歩くべき山を教えてもらおうと思って。

でも、あんまりそういう雰囲気ではなかったのでききませんでしたケド。

■ 愛着…?

ある山域についての愛着というのはどう生まれるのだろうか…?

八ヶ岳は、私たち夫婦にとってすでに特別な山です。ふたりともまったくの登山経験ゼロから、始めたからです。

三ツ頭を擁する権現岳も特別な思い出の山で、トレーニングに通い、山に開眼し、初めてガイドコンテで歩いた山ですし、初めて地図読みした山でもあります。初めての山小屋泊も八ヶ岳だし…。

これほど個人的思い出が一杯の場所は他にはあまりありませんが、夫と歩いた暴風の北岳も楽しかったし、鳳凰三山や、西穂山荘の周辺、三ツ峠も思い出の場所です。

御坂山塊の黒岳や釈迦が岳にも何回か行っていますが、同じような思い入れがあるかと言うと…ないかもしれない・・・(汗)。富士山に至っては、なんと!避けまくっている対象ですらあります(笑)。

私が八ヶ岳好きなのは、夫と歩いたからなのかな??? でも、一人でもよく歩いていますし…。
うーん?私はもしかして、傷心の痛手を八ヶ岳で癒していたから、だから八つが好きなのかもしれません。
でも、ホントに八ヶ岳の景色には心が癒されます♪

■ 現代登山全集

昨日借りてきたのは、

・現代登山全集 8

などです。

現代登山全集 8 はおススメです。富士山、御坂山塊、丹沢山塊の、どんぴしゃりの山域が、ひとつの書籍にコンパクトにまとめられています。

内容を見ると・・・なんと! 槇 有恒と肩を並べてる!! すごーい!

こういうのを見ると、いいねー!と正直に思いますね。

これを読むと、御坂山塊は、あまり沢の山ではありません。だから、会では沢登りはあまりしないのかな?

おひざ元の山域の特徴で、山行の内容も変わってくるのかもしれません。

でもとすると、私は八ヶ岳が好きなので、八ヶ岳をホームグランドとする山岳会に入るべきだったのではないか・・・という気もしますが(^^;) 

甲府北部に住む私にとっては、甲府北部の山、金峰山の前衛の山々はホームグランドともいえるので、それらの山々に詳しい山岳会、はどこなのかなぁ・・・?っていうかそんなのないか。

今度、会のN安さんにどこを歩くべきか聞いてみよっと。

■ 丹沢

丹沢に興味があるのは、雪山2年目くらいの課題として、丹沢主脈縦走があったからです。

それと、丹沢は沢が充実している山域なんですよね~。 私は夏の暑さにとっても弱くって・・・それに子供の頃、美しいと思っていたのが山の尾根ではなくて、渓谷美、だったので、渓谷に魅かれるんです。

涼しい水辺で昼寝して過ごしたい・・・

でも、丹沢って蛭が多いらしいですよね。

この現代登山全集8 によると、この本が書かれた当時は、蛭ヶ岳の名が、いぶかしく思えるほど、蛭はいなかったみたいです。その昔は昼でも蛭が降ってきて傘をさして歩いたそうだ、と書かれています。

今はまた蛭が一杯の山になってしまったみたいですよね。 鹿が増えたからだろうと思いますが。

その意味では、丹沢はホントは冬に開拓したいですが、丹沢の冬はもう完全に去ったそうです…

■ 適期は短い! 

今年学んだのは、そうしたこと、何をするにしても、適期が非常に短いということです。

・アイスの適期は短い。 → 峰の松目は12月後半に行くべし
・丹沢の冬は短い。  → 3月第一週に行くべし
・雪洞泊適期は短い。 → 2月最終週もしくは3月は2週まで
・厳冬期は短い。   → 2月は八ヶ岳に通うべし(西面のにぎわいを避けるにはどうしたらいいのでしょう・・・)

最近思うのですが、適期の短さ、というのは、人の人生にも当てはまりせんか?

ヨガでは ”今を生きる” ということを非常に強調します。それはいうなれば、今しかできないことをやっておく、ということですね。

たとえば、子供時代なのに子供らしい楽しみを満喫しなかったら、それは今を生きていなかったことになる・・・そういう意味では、私はやっと今を生きれるようになってきたかもしれません。

今しかできないことをやっている、ような気がします。

No comments:

Post a Comment