Thursday, March 13, 2014

2014年目標設定

■ 2014年目標設定

昨日はシャクナゲ尾根に挑戦していて、色々課題が見えました。

その前に2013年、実りの多い年の達成内容を整理します。

≪2013年の達成リスト≫
・岩稜帯の縦走についての見知を得た
・同じく、岩稜帯歩きを実行した
・テント泊ソロ縦走
・沢デビュー
・クライミングデビュー
・アイスクライミングデビュー
・バリエーションルートデビュー
・リードクライミングデビュー
・ツエルト泊デビュー
・赤岳達成
・地蔵岳達成
・黒戸尾根達成
・懸垂下降ができるようになった

これ、以上何を望むのか?というくらいの達成一杯の年ですね(^^v)。

沢、岩、アイスは基本的に、まだ入門者レベルです。入門者から初級者への脱皮が課題。

■ 登山者に必要な能力リスト

別のフレームワークということで、登山者に必要な資質を色々考えてみます。

≪肉体的側面≫
・歩く力
・防衛体力
・クライミング力
・歩荷力
・バランス感覚

≪精神的側面≫
・合理的にリスク計算する能力
・足に合った山行を企画する企画力
・状況を判断する判断力
・行程を管理維持するマネジメント能力
・撤退や敗退を決定する勇気力
・危険や未来に起こりそうなことを予測する未来予測力
・自然環境を観察する観察力
・新しいことを試す冒険力
・楽観的な態度
・コミュニケーション能力

≪知識≫
・天候
・熱中症、低体温症、凍傷、バテなどの知識
・怪我、滑落に備える救急救命能力
・雪崩などの雪山知識
・地形などを理解する知識
・コンパスナビゲーション

≪肉体的側面≫は、”困難に簡単に負けない強い心”を作り、
≪精神的側面≫は、”不安や恐怖に打ち勝つ冷静さ”を作り、
≪知識の側面≫は、”人生、常に勉強だな”という謙虚さとポジティブマインドを作る、と思います。

私が思うには、一人ですべてを満たしたスーパーマンみたいな人はほとんどいないし、そうである必要もないので、パーティ全体で、バランスが取れていればいいのではないか?と思います。

■ シャクナゲ尾根を歩いてみて

昨日シャクナゲ尾根を歩いてみて、制限は冬季の宿泊でした。冬季のテント泊、なんとかしなくては。

またツエルトが使いたいと思った時に使えるかという話になると、少々怪しいので、これは夏に今年は、ツエルト活用をテーマにしたらいいですね。

地図読みはテーマとしてはもう手助けは要らないレベルに来ました。

■2014年の目標設定

目標には、大きな目標と中くらいの目標、それらを達成するために小さくブレークダウンした小目標が必要だと思います。

大体、目標が達成できなくなってくるのは、小目標に追従できなくなってきたときです。小さなことをおろそかにしてはいけない。

≪大目標≫
・今の環境を生かす

≪中目標≫
・山梨/甲府北部に暮らすメリットを生かす
・ゆとりがある時間を活かす
・都会では味わえない暮らしをする
・自然に対する恐怖を克服する
・人に頼ることも覚える
・未来につながるヒントの発見
・自分の強みと弱みを出来るだけ開示する

≪小目標≫
・定期的に山に行く
・毎日天気図を見る習慣をつける
・現在地把握力を高める(距離と標高感覚を養う&山座同定)
・ツエルトとお友達になる
・岩、沢では入門者から初級者となる
・良きビレイヤーになる
・歩荷力25kg

今、心にある方法論は、

 ・裏山の開拓
 ・茅ヶ岳と黒富士近辺の尾根と谷を歩いてみる
 ・御坂山塊方面(山梨南部)の山を少し歩いてみる
 ・丹沢西部の山を少し歩いてみる
 ・金峰山の前衛・周辺の山を歩いてみる

などです。 これらは目標ではなくて手段です。なので手段には執着はしていません。

≪希望的目標≫
・山の相棒(仲間)を得る
・小鳥に詳しくなりたい
・お花

仲間づくりはご縁主義というか、目標にするものではなく、与えられるものではないかと思います。
ウマが合う相手とは、自然と仲良くなるような気がします。これは前の趣味のバレエの仲間から…今でも、時々、連絡を取り合う人がいますから。

小鳥は、毎年3月になると、小鳥の季節だなぁと思っていますが・・・一向に増えない小鳥知識…(笑)

これはお花も同じで、今年こそキタダケソウを見たいものですが…もう2年もスルーしています…
ホウオウシャジンもスルーしてしまいました…ニリンソウの群落は上高地で見ていますが、カタクリは見ていないし、フクジュソウも見ていません・・・。積み残し課題ですね(笑)

でも、お花も運次第と言うか、これは目指して山に行くのは失望の元のような…?こういうのは目標とするべきものではなく、もうけもの、登山を楽しむ中でのご褒美的なモノかなぁと思ったりします。

私は山にはテーマを持って登ろうと思っていたので、山初心者の頃、テーマの発掘に努めましたが
、花や昆虫、特定の樹木、三角点などの現物的なご褒美を求めて登る山は、なんとなく、現世ご利益主義的というか、80年代的価値観に感じられました。だって花がなければ登らないって意味ですもんね。つまり結果が約束されなければやらないってことで。 山は山そのものが良いのになぁ・・・非常に狭い限られた一面しか見ていない気がします。

同じことで、私は今岩を身に着ける段階にいますが、岩だけを目指すと、ゲレンデしか行かないことになってしまいそうですし・・・、それだと岩ヤにはなれても、山ヤにはなれないかもしれない?

沢だけを目指すと、ネクラ人間になりそうな・・・いや、沢ヤさんは現代のまたぎみたいで、尊敬していますが・・・沢だけが現代に残された真の自然フィールド。

でも、一つの趣向に固執し、何かを排除するというのは、私の段階では、可能性がクローズされるような気がします。今の段階では全方向にオープンなほうが良い気がします。

そうなると、来る山拒まず、となり、芯がないことになりそうですが、来る山の中に、自分のテーマに引きつけて、その山の良さを発見する、というほうがいいのかな?

楽しそうにしている人は、山なら何でも楽しい、と言っているので、そういう自己暗示?(笑)も大事ですね。ギアをニュートラルに入れる感覚と言うか。

それが初心者の喜びっていう気がします。何でも初めてで、何でも新鮮!

私も山は山自体はどんな山でもいいなって思いますが・・・、夏の富士山とか、観光の山は合いません。やっぱり騒々しくて…山と向き合えない。おばちゃんが人の詮索話で盛り上がっている山やオジサンが泥酔して山小屋のお姉さんを居酒屋のお姉さんと間違えているような山や、ホテル並みの小屋に泊まりながら、山っていいねっていう花鳥風月的感覚の山、それから、百名山自慢、体力自慢、クライミング力自慢の山(競争の持ち込まれたラジャスな山)には、どうも禁忌感が抜けません(笑)

仲間を求めつつ、人を避けるという、なんだか矛盾したことになりますが、結局、絶滅危惧にあるマイノリティーグループを求める、ということでしょうか。

そんなこんなで2014年は大変新しい境地の開ける年になりそうな気がします。

またもや未知の領域。自分で言うのもなんですが、山という趣味は色々と展開が開けるので、面白いドラマを見ているようで、目が離せません(笑)

ヨガではこういうのを、祝福ある分野と言います。祝福がある分野を歩くのが良いと思います☆


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