なんかのっけから物騒なタイトルで、何なんですが…(汗)
山登りってねぇ…一緒に行きたい人と行きたくない人がいるのが困りもの…
それも、一口にこんな人と行きたい、とか、こんな人なら行きたくない、と言えないのですよね。
それは、山行って誰と行くかで、その山行の性格まで変わってしまうから。
たとえば、同じ映画館に行くのでも、
・恋人と行く ⇒ デート
・家族と行く ⇒ 家族サービス
・親と行く ⇒ 親孝行
・子供と行く ⇒ ベビーシッター代わり
と、こんな風に誰を連れて行くかで、過ごす時間のクオリティが全然違うわけですね。
でも、映画ファンなら映画の内容そのものを味わいたい時には、一人で行くか、もしくは、同じようなファン同士で行くでしょう。
これと同じなわけです。山登りは。
恋人と行けば山という場を舞台にしたデートになり、家族といけば、ただの疲れる場所です(笑) パパ昼寝。老親と行けば、親孝行です。家族連れといえば、昔からちょっと特別なニュアンスでしょう。
これが映画ファン同士なら、映画を見た後に白熱の議論を戦わせるのも、通な楽しみ…そうなると、次々行きたい見たい映画が出てくるわけですね。
でも、通な世界は、通な世界で個々人の好みや嗜好、というものがあり…、
たとえば、コンテンポラリーバレエが好きなバレエファンの私に、「キーロフだけどどう?」などと誘われることはまずないですね(笑) (※キーロフはロシアの古典派バレエ) これがオペラ座なら例え古典でもアリ、でしょう。演出が斬新なことが多いので。スイマセン、一般の人には分かりづらくて。
まぁ、そうは言ってもバレエなら全部好き☆ですから、古典でも行ってもいいかなと思う時もあるのですが、それはあくまで「たまには古典を」とか「チケットが安い」とかそういう理由であって…
逆に、聞いたこともないような若手ダンサーであってもコンテで面白そうだと思えば、「これはお宝発掘化もしれん」と、二つ返事で「ああ~行く行く~」と何としても用事を片づけていくわけで(笑)
山もこれと似ています。
■ 一緒に行きたい人
・一緒に歩いて楽しい人 (愚痴とか言わない人)
・同姓の友達
・山が好きな人
・山で競争しない人
最初は体力や志向が似ている人と、思っていましたが、良く考えたら、私はゆっくり歩く初心者の人とも歩いたけど、別に嫌じゃなかった。
≪嫌だった人の例≫
・すぐに愚痴る人
・自分で自分のことを決めることができない人
・連れて行ってもらうだけの人
・山を競争にしてしまう人
・自分に感心させようとする人
ふむ・・・ これは山と言わず、普通のところでもイヤかも?!
山に行って、話のついでで自分の話が出てくるのはアリかな、と思うのですが、たとえば、高校の時から登っているとか、最近山小屋でアルバイトしてきたんですよ、とか、そういうのは自然でしょう・・・
一緒に登って楽しい人って、ホントは敷居はすごーく低くて、山好きは山にいるだけでそもそも楽しいのですから(笑)、基本、誰といたって楽しいのですが
最初から、プラス方向にぶれている”楽しさゲージ”の針を大幅に、マイナス方向に揺らす人もいるのが・・・不思議なんですが今の登山なんですよねぇ…
一緒に行きたいと思える人を見つけるのは結構大変なことです。はぁ(ため息)
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