■ ヤチキ沢
今日はヤチキ沢に行ってきました☆
うーん、楽しかった☆
この沢は意外にも、下山の方が核心で、
尾根の末端は急なことが多い
という格言?を地でいく尾根という感じでした。
■ 危険認知
地図読みの山をするようになり、危険認知の最初の一つとして、教わったのが、この格言?でした。
なので、下りれないほど急な尾根が出てきたときの対策として、用心深い私は、懸垂下降ができるようになってからしか、地図読みの山に行かなかったくらいです。
平気平気~と歩きだすことはないです。
尾根を降りるときは、
・出だしで隣の尾根に入らない
・末端が急
を最大の注意点にしています。
今回はまた新たな危険認知が分かりました。
脆い沢 = 沢の際が脆い
沢の際のあたり、というのは、けっこう登攀の弱点になっていることが多く、ハンドホールドによくします。
が、脆い沢のどこが脆いのかというと、沢の際が脆いのです。
水流が流れている辺りは、脆さはすっかり洗い流されているので、しっかりしたホールドが多いのです。
今日は2回ほど、レンガ大のハンドホールドにした岩が外れました(笑) それはコミコミ、で、掴んでいるので、問題ないですが、ホントに脆いんだな~と納得した次第。
また、フットホールドですが、ベテランが直登した水流のラインが一段が高く感じたので、私はそこを通らず、易しいと思われた傾斜の寝た際を通りましたが、そこは草が生えていたのに、私が踏んだ後、崩れ落ちました(笑)
岩と草木の際もやっぱりあんまり丈夫ではないようで、水流がない濡れた岩はコケでぬめっているし、コケではなく、ちょっと土がついたところは、十分沢から離れないと土の部分が薄く、すぐはがれる程度の薄い土壌のようでした・・・。
今日の学習①は、脆い沢とはどういうものか、というものです。
ヤチキ沢に関しては、
脆い沢
下山の尾根が急
という2点を頭に入れていけば、登攀そのものでの困難はそうない沢です。もちろん、登攀よりも、(ザイルを出すべきところでザイルを出す判断力)と(的確な支点を作れる力)のほうが、登攀がある時はいつも大事です。
(登攀力) = (登攀) +(ザイルを出す判断力) +(支点作成能力)
■ 雨、花、苺、霧の滝
今日は、雨を心配していましたが、奇跡的に甲斐駒付近のみ雨雲がかからず、曇り空で振られずに済みました!奇蹟ですね!
もう一つの候補地、板敷渓谷はすっかり雨雲の下でしたから、選択が良かった、ということになります。
そして、びっくりしたのが源頭部近くでのシモツケの群落。
多分シモツケだと思うのですが、びっくりするくらい一杯咲いていました~
そして、山頂付近では、いちご畑!
食べてみたら甘かった!ビタミンC補給です(^^)。
ココは知っていたらまた来れるので、また行きたい!と思いました。野イチゴを食べる会?
そして、山頂ではお約束の白い花崗岩の砂場・・・
その奥には甲斐駒の前衛、鞍掛山があるのですが、手前に霧の滝という100mの大滝があるのだそうです。
アイスになるとすごい氷瀑になるそうです。ここに写真があった!
http://syokeikai.blog136.fc2.com/blog-category-9.html
やっぱりベテランと行くと色々と勉強になります。
■ 的中度アップ
今回は予習がなかなか的確だった沢でした。
予習と実際の的中度合いが向上した感じがしました。
沢の困難度や、地図読みのポイントが的確さが増していました。
もちろん、見る景色を予想して行ったわけではなく、どんな景色を見ることになるかは知らずに行きましたが・・・
ルートファインディングに関する読図のポイントは外していませんでした。
≪読図ポイント 沢≫
・分岐(枝沢の流入点)
・屈曲
≪読図ポイント 尾根の下り≫
・出だしの角度
・分岐 (尾根の頭)
・尾根の末端
■予想外
一方、予想外だたのは、尾根の末端。
予想以上に急でした・・・最近、等高線に自信をつけていたので、等高線の込み合い具合からの予想を上回る急さで、地図を見て油断をしてはいけないな~と、気を引き締めなおしました。油断、慢心は禁物だな~。急っていうより、そこは脆いから、脆さによって崩れた段差が急に感じるってことなんだろうなぁ~。
最近私は、沢ブーム勃発です・・・今は沢にじゃんじゃん行くべき時だと今日は確信した日でした☆
ヤマレコはこちら。
この記事はこちらに移動しました。
No comments:
Post a Comment