夏の空! |
一泊二日で、小川山に行ってきました☆ マラ岩です。やっぱり夏ですね~暑かった。
前回の小川山の記録。
マラ岩へは徒渉がありますが、前の日は増水で渡れなかったそうですが、裸足で渡りました。水が冷たい!二日目は長靴で渡りました。長靴おススメです。
二日とも、かなり暑かったので、夕立を心配しましたが降りませんでした。が、小川山から見ると南の金峰山の奥のほうで、雷が光っているのが見えたので、甲府は雷だったのかも?
予報より天気が良く、暑くなりました。アブが多く、二か所刺されていました。
■ クライミング特有の疲れ方?
今日は、思いのほか、体のアチコチが痛くなってビックリ仰天。
”えっ?なんでこんなところに?!”という場所にあざが出来ているのは毎度のことなのですが・・・。
予想外な疲れ。現地にいるときは、まったく疲れは感じていなかったのですが・・・。
クライミングって、登山の疲れ方と違うみたい。
疲れていると思っていなくても、あれれ?という感じで、ドカっと疲れていたりする・・・。でも、全然、疲れないときもあるし・・・。
うーん・・・ たぶん登れない課題を頑張ると、疲れるのかも?
■ ギリギリ
昨日は、5時に小川山を出て、7時ごろ帰宅したのですが、8時の仕事のために、大急ぎでシャワーを浴びて、レッスンへ。
私はヨガを教えているので、仕事はこうした山の良いクールダウンになると思う・・・のですが、そうでもないのか、結構、筋肉痛。ホットヨガは疲れます。
消耗したらマズイと思って、帰ってから、普段は食べなない甘いものを仕事が終わってから、食べました。
ホントはプロテインにすればよかったですね~。チーズも納豆も切らしてしました。
昨日は、補給は気を付けたので、ジムに行った時のようなけだるさではないのですが、水分糖分はあっても、たんぱく質が足りなかったんだろうな。
今日は全身筋肉痛です。フィットネスになるクライミングってこれのこと?
でもフィットネスって言うか、戦いの後って感じですが・・・(^^;) 惨敗兵?
■ 課題
山梨からだと、小川山は2時間なので、ご近所な感覚ですが、遠くから来てくれている方と一緒だったので、一泊二日にしました。夫は出張中ですので・・・(夫婦不和ではありません、念のため。^^;)
今回は、初日は連休最終日だったので、岩場の到着したら、既に人でいっぱい。
1日目:
カサブランカ、パピヨン、愛情物語、川上小唄
2日目:
屋根の上のタジヤン、卒業試験、センター入試、ジャックと豆の木、ムードはイイ線
カサブランカは、上部半分が分からず敗退。でも、ジャックと豆の木で見たムーブをここでやってみたい。
パピヨン1P目は、濡れ濡れでした。次のパピヨンは2P目は、まったく意味不明。セカンドだったので、あきらめて、プルージック登攀で上がりました。
出来て良かったプルージック登攀。しかし左上に上がるルートなので、振られるため、人工しても大変。
フリーのルートなのにスイマセン。しかし、取り付くしま無しな感じでした。
愛情物語が今のレベルな感じで、また登りたいな~と思いつつ、お名残惜しく・・・。2回目はなし。
川上小唄は向こう側が見えるのが凄い!これで5.7?と思いながら、登りました。
私が初心者なので、色々岩の紹介もしてもらった感じです。
翌日、タジヤンは、5.9なのですが、辛いな~と思いながら必死。1ピン目までが怖い。ここでは初めてビレイヤーもセルフを取りました。
卒業試験は、まず私には無理だな~と思いました。下から見ても何も登れそうなところが見えません。
自分も初心者のくせになんだが、怖がっている人のクライミングを見ると、良くない気がする・・・なんだか恐怖心が伝染してきて、取り付く前に落ちる気がしてくる。同じことで、やっぱり強気で登っているところを見るとそれが移ってくる。
3,4ピン目が核心部の要でしたが、後で来た上手なクライマー(知り合いのジムのお兄さん)を見ていると、なんだか登れそうにも見えた。
やはり、ホールド、スタンス、きちんと細かいのを拾えるのと、パワーのような気がしました。パワーがある人が登ると、ラクラクそうに見えます。
あれを目指さなくては。
卒業試験は混んでいたので、とりあえず隣へ。
センター入試。すでにヌンチャクが掛けてあって、ピンクポイント。その後、外してもう一回。マスタースタイルでリードできた☆
人のを見てるより、自分が登れる易しい課題をたくさん登った方が良いかな~と思いました。
何しろ課題は自動化なので。
今の時点では、毎回はじめて登るのと同じこと・・・でオブザベーションしても、1回目と2回目では使ったスタンスやホールドが違いました。
みんなは、全部覚えているのでしょうか?!すごい記憶力だな~!!
ジャックと豆の木は敗退というか、パートナーが戦意消失し、触らず。下部より上部の方が楽しそうでした。
軽く墜落したのですが、カムがしっかり効いていてさすがと思いました。今までカムで墜落をしたのを見たことがありませんでした。
カムでも落ちれるのか。
カムを引っ張りながら登ったりと、最近はすっかりカムを信頼していますが、それは静荷重でのこと。
以前、山の先輩が、カム4つ外れて5個目で止まって、クライマーと1mも離れていなかったという話をしてくれ、その印象が強烈です・・・。
あの話は互いに未熟なクライマー同士で一緒に行く場合の話なのかな。
とりあえず、わたしでも登れそうな、易しい課題へ、ということで、中根穂高さんと山野井さんの開拓の、ムードはイイ線、に行ったのですが、どこがイイ線なんだ?!
えらい大変な課題だった。
テンションかけかけでも、タイヘンで、プルージック登攀で逃げるっていう手もなし。リードも大変そうでした。なんだか落ちれない感じでした。
屈曲したルートは、セカンドも登れないとダメってことが分かりました。
この課題は無理くり登りましたが、スタンスが全く見つからず、ほとんど腕力で解決。休み休み登り、レストがいかに大事かが分かりました。
しかしまぁ・・・根性も鍛えないといけないので、登りましたが・・・これってムーブができると、5.9らしく登れるのでしょうか??? 謎だなぁ~。
きっと疲れたのは、この最後のヤツのせいでしょう。
■ ジャミング&ムーブ
全体に、ハンドジャム、足ジャムに興味があって行きましたが、何回か足ジャムが決まりすぎて、足が抜けない羽目に。
逆に決まってほしいところでは効いている気がせず、立ちこめない!全然ダメで、ついカチの小さいスタンスに乗りそうになり、全然クラック登りになっていない! クラック登りはムーブそのものが課題です。小川山レイバックを10回くらいしたほうがいいのかも?!
ハンドジャムは順手が基本と教わりました。親指のふくらみが下の逆手だと、身体をあげると、肘が開いてきて、効かなくなるのだそうです。逆手だとおさまりが良いときが多いので、つい逆手にしそうになりますが。
ジャックと豆の木 |
でも、クラックはまずプロテクションの設置から覚えないといけないです。
5.9が安定して登れるためには、たまに10代の課題もしないといけない・・・ 人工壁ならもっと厳しい課題が登れないとダメなのではないでしょうか?
なにしろ、ジムの課題は外と比べると、甘めに感じますので・・・。
とりあえず、去年との比較では、確実に上手になっていたので、まぁ良しとしたいと思います。
■ リード講習
今回の小川山は意外にもとても混んでいました。 ガイドパーティもたくさん。
初日は、『大人の登山部』の笹倉孝昭さんがいたのですが、クラックのリード講習みたいでした。
カムを使うため、となりでユマールにぶら下がりながら、指示を出していました。へぇ~リード講習ってこうするんだ~と参考になりました。
女性ばかりのパーティで関西からでした。おひとりの方とお話しすると、クライミング5年目だそうでした。
カムの使い慣れに対しては、翌日見たパーティは、トップロープにして、カムを入れながら登っていました。擬似リードですね。下りに効きを確かめながら回収して、降りてきていました。
翌日も卒業試験を登るガイドパーティを見たのですが、すごいのはおばちゃんたち!なんと御年72歳だそうです! ええ~!?
会の先輩もすごいですが、上には上が?!
いつも、クライミングは老後の楽しみに・・・と思っているのですが、そのまんまですね~!
私も10Aくらいでいいので、トップロープを掛けられるようになると、後進を連れていけるのですが・・・。
ガイドさんですが、人気ガイドで口コミだけで予約が一杯で殺到するのだそうです。人気の理由は細かい指示なのだとか。なるほど、というくらい細かい指示が出ていました。
家に帰ったら広島お好み焼きが来た! |
今回は、5.8の”センター試験”がリードできました。
去年は小川山の5.8をリードで取り付こうとしたら、先輩に制止されて、先にプロテクションを先輩が置いてくれたくらいの不安な登攀力。なので、一歩前進。
登攀は、力があるとみてくれる人と逆にないとみてくれる人の両方がいます。たぶんその間くらい。
オンサイト能力は今からの課題なので、いきなりリードはマズイような気がしますが、5.8ならいいのかもしれない。でもオンサイト能力って、5.6とかそれくらいのアルパインの普通の3級、4級の場所を数こなすことで磨かれる気がします。
今回は目で見て、たぶん行けるだろう、と思ったのが行けて良かった。下から色々指示をもらいましたが。
去年はつるべで行った、春のもどり雪5.7をオールリードできればいいなと思っています。一つ、人を連れて行けるマルチピッチができるのが大事。
今は脱4級を目指して、易しい課題をたくさん数こなすべきだと感じました。凄く登れる先輩も、5.9へ行くのが大変だったと言っていました。先輩も易しい課題を数こなしたいそうなので、また行きたいマラ岩。
しかし、外岩は5.7や5.8でもとっても難しいです。 10代も触っておくべきだと思う・・・。割合は5:1くらいがいいのではないでしょうか。
夫がアイスを買っておいてくれた☆ |
外岩はビレイヤーがいないといけないのですが、12ヶ岳の岩場くらいは、ソロ登攀でも問題がないような気がしないでもないです。フィックス張ってあるし。
先日初めて、ベースキャンプというジムに行ったのですが、一杯リード課題があって楽しかった。
ボルダリングは登れるヤツをやっても何もタノシクナイが、リードは登れる課題でないとタノシクナイ。
というわけで、外岩=モチベーションという感じでしょうか。
でも行きたいのはフリーではなく、アルパインのほうなんだけど・・・。
外岩行ってから、課題を発見し、その課題を消化するのに、ジムに行っています・・・(^^;)
アルパインでは、5.9が一部出るくらいのことなので、フリーは機会があれば、でいいかな~と思っているのですが、フリーの底上げ=アルパインの安心。
心の安心は増やしていきたい。上のほうの課題にすんなり行くには、易しい課題で下積みをたくさんしておくのが、上達スピードの向上につながるような気がします。
■その他
・食費1000円+駐車料金700円+コンビニパン 300円 =2000円くらい?
・役立つサイト
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kanko/04_access.html
・20日 セレクションで事故が遭ったそうです。ヘリが飛んでいました。ガイドパーティで、コールがかかる前に登り出して墜落したという事故だそうです。
・こんなサイトを見つけて、やっぱり男性でも5.9で落ちるところからスタートなのだ、とホッとしています・・・
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