■ 明日は丹沢
明日は、三つ峠で知り合った年上の山の友達におねだりして、丹沢に行って見ることにしました☆
丹沢…山梨からはアクセスが悪く、そもそも私は山梨生活をエンジョイすることを目的にして、登山をしているので、丹沢まで出向く理由があまりなく、未開の地でした。
山梨からだと、奥多摩も近いと言えば近いけれど、同じ1時間車を走らせるなら、八ヶ岳があるので、どうしても八ヶ岳になってしまいます。
でも、奥多摩ももう2回も行っているし、丹沢だって一回くらい行ってもいいですよねぇ(笑)
せっかく山の達人が案内してくれるそうですし! (とはいえ地図読みです)
地図の東峰、中峰、というのは、実は名前が付いているようです。 二つとも丹沢三峰の一つです。
ウィキペディアにも載っているんだけど、なんで国土地理院の2万5千の地図には乗っていないのかなぁ?
東峰 = 本間の頭
中峰 = 円山 木ノ頭
本間の頭(東峰)の尾根を上がって、円山木の頭(中峰)の尾根を下る予定ですが、途中に巨木のあるところがあるそうです。
■ 山梨の森、奥多摩の森
山梨は林業の失政(?)により、巨木がほとんど残っていなくて、ほとんどがカラマツの植林地なので、藪山趣味に走る人の気持ちは、なかなか推し量りにくいです。植生が単調なのでつまらないんですよね。
その点 丹沢は、巨木が残っているのかしら・・・?
奥多摩の森は林業の衰退を感じさせる、暗い、針葉樹の線香林が多い。
見ていると、人間の欲望の跡を見るよう・・・こんなところにも、というような、とても歩けないような急斜面にさえ植林してあるからです。当時、植林が儲かると思ってのことでしょう。
けれど、林業は戦後衰退の一途をたどったので(これは外材のせいにされることが常ですが、外材がなければ戦後の住宅ブームの建材は無かったのです。日本の住宅ブームは海外の森を食い荒らしたのです・・・)、放置された植林は、間伐されないため、太くなるはずのところが太くなれず、うっそうと暗く茂り、さらに細くて背が高いため、風倒の気配がして、歩いていても、そんなに心地よいとは思えませんでした・・・。
奥多摩では快適な手つかずの広葉樹の北側斜面と不快で危険な針葉樹の植林の南側斜面のコントラストが顕著でした。 だから、歩くなら、広葉樹の森だな、って思ったのを覚えています。
その点、山梨は植林地は手入れがされ、どこも明るくてさわやかです。
やっぱり、樹種が針葉樹と言えど、冬は葉を落としてしまうカラマツがメインってのがいいんでしょうね。山梨のカラマツの森はとっても明るくて快適です。広葉樹のダケカンバの森も快適です。ただ植生は、大概がカラマツかダケカンバ。 ツマンナイって言えばツマンナイ・・・ 樹木について興味や関心が湧きづらい森が多いです。
■ ラクラク地図読み?
これが地図です。 私はいつもカシミール3Dで印刷しています。 標高差とコースタイムをおおよそ分かります。
見たところ、ここを歩いてください!!って地図が言っているような明瞭な尾根ですし、下りはどう降りたところで林道にぶつかるので、特に難しい地図読みが必要になる山ではないようです。
私が知りたいのは、こういう風に地図を見たときに、
面白そうなものがありそうな予感がする地形ってのはどんなものかしら?
ということです。
私はずっと岩マークとか崖マークは 危険エリアだと思って避けていたのですが、藪山オジサンは岩マークの毛虫を探して地図を読むそうなのですし、大体崖があった方が、実はのっぺりした尾根よりうんとルートファインディングしやすいのですし・・・
今はアイスのルートで初心者向けにいいのがないか、探しています。
たとえば、大菩薩方面は、地理的条件から、寒いけれど乾燥していて、雪ではなく氷でカチンコチンの山でした。ということは、あの辺の沢は固く凍っていていいのがあるのではないかと思うのですが、地図で沢を見ても、偵察に行ってきても良い沢なのか、私くらいのスキルでは危なくて歩く資格がない沢なのか、判断が付きません・・・うーん?
ちょっと話が逸れましたが、今回は、初めての地域。 お山の植生をよく見てきたいな~と思っています。ブナの林や巨木に会えるのだそうで、楽しみです☆
≪参考≫
http://kiriyama.sakura.ne.jp/index.htm#21
No comments:
Post a Comment