■ 環境のことを考えて食べるものを選ぶという生き方
今日は、フリーソロで有名な、アレックス・オノルド君のFBでシェアが回ってきた。
シェアされていたのは、こちらのページ。
正しく食べて、世界を救おう!という記事。
何を食べろと言っているかと言うと・・・
・魚は収穫量に注意すべし (乱獲が海の荒廃につながる)
・ヴィーガンでも、罪がないわけではない
・オーガニック(無農薬野菜)を食べよう
・地元のものを食べよう!
・食べ物を捨てない
アレックス君は、フリークライマーなら知らない人がいない有名人ですが、山登りの人は知らないかもしれませんね~。
環境のことを考えて、食べ物をチョイスしているそうです。 大賛成!
山に登る人なら、環境問題は、きちんと向き合っていたいもの。
マグロなどの高級魚は、食物連鎖の上の方にいる魚なので、乱獲は環境へのインパクトが大きいです。たべるなら、いわしなどのほうが栄養的にもおススメです。
※ ヴィーガンは、卵、乳製品も取らない菜食。私は卵・乳製品は取る、ラクトオボベジタリアンを実践しています。ヴィーガン食は出しも植物性なので、コンソメを使うとベジタリアンでなくなりますが、私はそこまではしていません。(家にはコンソメないけど)
■ 三浦雄一郎
この本を読むまで、三浦雄一郎さんは、中高年の無謀に拍車をかけていそうで、微妙な存在だと思っていました。
しかし、この本の中の対談はおススメです。大変読みやすい文章です。
・エベレストの氷は8700mでどんどん溶けている (グリーンハウスエフェクトの表れ)
・クーンブ氷河で気温は+58℃ (甲府で40℃以上で真夏日っていう程度ではない)
・家坂方式で、心臓手術をした
・後は死ねばいいだけ(エベレストは巨大な墓と思えばいい)
・呼吸は吐く
・ウッズ、フォレスト、テリトリーオブゴッド
・8848mでは、60°で水が沸騰する =血液が沸騰するまで20度程度の差しかない
・アンチエージングには、登りより下り (実証実験で下りが効果があったそうだ)
・食事は自然食
・玄米菜食 海藻を食べる
・運動は一日一回汗をかく
・下り =白筋
・登り =脂肪燃焼
・糖尿病の治療には下り
・遺伝子の優位性はなかった(笑)、人は後天的要素がほとんど
三浦さんがエベレストに挑戦したことで、中高年は励まされていると思いますし、そのこと自体は喜ばしいですが、それは、きちんとしたトレーニングや安全監視対策の下で、のことです。
自分の経済ペース(マイペース)を知らないで、どれくらいの山ならくたびれずに登れるか知らない人がいきなり、難しい山に行くのは、チャレンジではなく、無謀ですので、辞めましょう。