Monday, January 25, 2016

三浦さんもアレックス君も自然食

■ 環境のことを考えて食べるものを選ぶという生き方 

今日は、フリーソロで有名な、アレックス・オノルド君のFBでシェアが回ってきた。

シェアされていたのは、こちらのページ。

正しく食べて、世界を救おう!という記事。

何を食べろと言っているかと言うと・・・

 ・魚は収穫量に注意すべし (乱獲が海の荒廃につながる)

 ・ヴィーガンでも、罪がないわけではない

 ・オーガニック(無農薬野菜)を食べよう

 ・地元のものを食べよう!

 ・食べ物を捨てない

アレックス君は、フリークライマーなら知らない人がいない有名人ですが、山登りの人は知らないかもしれませんね~。

環境のことを考えて、食べ物をチョイスしているそうです。 大賛成!

山に登る人なら、環境問題は、きちんと向き合っていたいもの。 

マグロなどの高級魚は、食物連鎖の上の方にいる魚なので、乱獲は環境へのインパクトが大きいです。たべるなら、いわしなどのほうが栄養的にもおススメです。

※ ヴィーガンは、卵、乳製品も取らない菜食。私は卵・乳製品は取る、ラクトオボベジタリアンを実践しています。ヴィーガン食は出しも植物性なので、コンソメを使うとベジタリアンでなくなりますが、私はそこまではしていません。(家にはコンソメないけど)

■ 三浦雄一郎

この本を読むまで、三浦雄一郎さんは、中高年の無謀に拍車をかけていそうで、微妙な存在だと思っていました。

しかし、この本の中の対談はおススメです。大変読みやすい文章です。

 ・エベレストの氷は8700mでどんどん溶けている (グリーンハウスエフェクトの表れ)

 ・クーンブ氷河で気温は+58℃ (甲府で40℃以上で真夏日っていう程度ではない)

 ・家坂方式で、心臓手術をした

 ・後は死ねばいいだけ(エベレストは巨大な墓と思えばいい)

 ・呼吸は吐く

 ・ウッズ、フォレスト、テリトリーオブゴッド

 ・8848mでは、60°で水が沸騰する =血液が沸騰するまで20度程度の差しかない

 ・アンチエージングには、登りより下り (実証実験で下りが効果があったそうだ)

 ・食事は自然食

 ・玄米菜食 海藻を食べる

 ・運動は一日一回汗をかく

 ・下り =白筋
 ・登り =脂肪燃焼

 ・糖尿病の治療には下り

 ・遺伝子の優位性はなかった(笑)、人は後天的要素がほとんど

三浦さんがエベレストに挑戦したことで、中高年は励まされていると思いますし、そのこと自体は喜ばしいですが、それは、きちんとしたトレーニングや安全監視対策の下で、のことです。

自分の経済ペース(マイペース)を知らないで、どれくらいの山ならくたびれずに登れるか知らない人がいきなり、難しい山に行くのは、チャレンジではなく、無謀ですので、辞めましょう。