Thursday, August 20, 2015

ファームステイ

せっかくニュージーランドを愉しむなら、というので、ファームステイも検討中。

こんなサイトが出ていて、大変興味深い。

http://www.ruraltours.co.nz/

私の”農園”のイメージは、愛読書の『大草原の小さな家』や『赤毛のアン』に汚染されていることを、日本で登山を始めて知る日々・・・。

稲作、囲炉裏、炭焼き、狩猟、共同体生活というような、日本の田舎暮らしや日本の農園のイメージとはだいぶかけ離れている。

本家本元の、アングロサクソン風の農園生活・・・日々のミルクをくれる牛、秋にソーセージになる豚、日々卵をくれる鶏、いい香りの乾草のベッドになる小麦、車の代わりであり、ぜいたく品である素敵な馬・・・は、おそらく世界中でもかなり辺境にしか残されていないと思われ、その辺境の候補地としてはニュージーランドは有力候補だ。

一般家庭に暮らすように旅するというのは、私の一つの理想だ。

高級ホテルに泊まって旅したい・・・という願望はぜんぜんとは言わないが希薄だ・・・というのも、仕事で海外に行くと、安全性の面から、たいていの場合、その地で一番良いホテルをあてがわれる。

以前ウェリントンに1か月滞在した時は、インターコンチネンタルに1か月宿泊した。企業での宿泊であれば、一泊1万円程度と別に高くない。30日で30万円は非常に高いと思うが。

内容は、日本の一般ビジネスホテルを広くしただけで、ジムがあったりプールがあったりしたが、使える時間があるわけでなく、会議室があったり、コピーが1枚1ドルくらいの有料で取れたり、だから何?というサービスがあるだけだった。ま、ビジネス向けなんだから仕方がない。

しかし、『地球の歩き方』によると、インターコンチネンタル、個人で泊まると、一泊289ドルから・・・
とても泊まる気になど、なれない。

そのお金があるならファームステイの方がずっといい・・・ファームステイも一泊200ドルくらいが相場のようだが、友人に迎えられるように旅できる。

自分が受け入れる側になってみると、一泊2万円で、見知らぬ人へのおもてなし代が充分ペイする感覚かと言うと違うかもしれないのは、納得だろう。

それにしても、日本の旅館は安い。一泊15000円くらいが相場なのだから。サービスが平準化していて、面白みがない、とはいえ、世界の感覚からすると、日本での旅行は今お得感が大きいことが分かる。

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