■概要
・ニュージーランド南島中部、カンタベリー平野東海岸側に位置する都市である。
・人口は、341,469人(2013年)。 34万人。
・国内では2番目
・南島では最大の人口
34万人と言えば、日本で一番人口の少ない鳥取県の57万人より少ない。それで、国内2番目ということだから、どれだけ人口が少ないのか分かる。
ちなみに甲府市の人口は、19.9万人。 山梨県全体で80万人。一県だけで、クライストチャーチの倍以上の人口であると言うことで、人口減少を口実にビジネスが成り立たないなどというのは、まったく愚かしいことだと分かる。
■ イギリス風
・緑溢れる街並み
・“イングランド以外で最もイングランドらしい街”
・市内には740を超える公園が設置され「ガーデンシティ(庭の街)」と呼ばれる。
・「ンガティ マオエ」「ンガイ タフ」という部族が1830年代まで定住。
・1839年、ニュージーランドカンパニーがロンドンに設立され、ヨーロッパからニュージーランドへの移民流入の歴史が始まる。
■ 南極
・20世紀初頭にイギリスの探検家ロバート・スコット、アイルランドの探検家アーネスト・シャクルトンが南極探検へ向かう拠点とした。
・リトルトン港は南極基地へ物資を輸送する拠点港
・クライストチャーチ国際空港は、王立ニュージーランド空挺団、アメリカ合衆国南極プログラム(USAP)の拠点空港。
・同空港に隣接する「国際南極センター」は南極調査資料の展示と体感施設を兼ね備えた施設としての他、ニュージーランド、アメリカ、イタリアの南極観測隊活動拠点地。
・クライストチャーチ病院は南極基地からの急病患者を搬送する拠点医療機関
・カンタベリー大学は「国際南極大学(IAI)」協力校として、大学院修士・博士課程に南極学プログラムを設置。
■気候
・西岸海洋性気候の気候区
・夏季の強烈な熱波や冬季の強烈な寒波はうけない。
・一年を通して温暖な気候区にある。
・夏季の気温は17℃から30℃、冬季の気温は2℃から12℃程度である。
・湿った空気が西側の山脈に遮られるため、降水量はやや少なく年間618mm程度
・夏季は湿度は低く、冬季は湿度が高い。
・夏季でも朝夕の寒暖の差が激しい。
・冬季は放射冷却により冷やされ霜が発生
・カンタベリー平野全域に積雪
・市内での積雪は年に数日。
・カンタベリー平野を中心に酪農、畜産、農業が盛ん
■ 観光
・クライストチャーチ大聖堂は街のシンボル
・クライストチャーチ・アートセンター
・クライストチャーチ植物園
・カンタベリー博物館ではカンタベリー地方のマオリ文化の歴史的資料の展示、
・ハグレイ公園がある。
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