Wednesday, February 6, 2019

山のスーパーおじいちゃん

2月5日は、カルロス・ソリア・フォンテンさんの80歳のお誕生日だそうです。

こちらのイケメンおじいちゃん ↓


日本では世界の情報が不足しているように思われますね。

ということで、この御年80歳の方の実績。

カルロスさん、スペイン人マドリッド生まれ。1939年生まれ。
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Born on this day; 1939.02.05; Carlos Soria Fontán aka 'Himaal Baaje' Spanish Madrilian climber, who ascended

Nanga Parbat in 1990,   ナンガパルバット
Gasherbrum II in 1994,   ガッシャーブルム
Cho Oyu in 1999,  チェオユー
Everest in 2001,  エベレスト
K2 in 2004,  K2
Shisha Pangma Central-Peak in 2005, シシャパンマ
Broad Peak in 2007,
Makalu in 2008,  マカルー
Gasherbrum I in 2009,  ガッシャーブルム
Manaslu in 2010,  マナスル
Lhotse in 2011,  ローツェ
Kangchenjunga in 2014 and Annapurna I in 2016. カンチェンジュンガ とアンナプルナ

He also finished the

Carstensz-version of the Seven Summits in 2010.
He is the oldest person in history to have successfully climbed the

K2 (65 y),   65歳でK2
Broad Peak (68 y),  68歳でブロードピーク
Makalu (69 y),  69歳でマカルー
Gasherbrum I (70 y),  70歳でガッシャーブルム
Manaslu (71 y),  71歳でマナスル
Kanchenjunga (75 y)  75歳でカンチェンジュンガと
and Annapurna (77 y).  77歳でアンナプルナ

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わーお!としか言えないが…。 マナスルなどは、もうユマールで登る山。

なので、高齢になっても可能性がある。最盛期はどこなのかなぁ。チェ・オユー当たりなのかなぁ? 65歳でK2はすごい。

K2はどんな山やに聞いてもすごい山という話です。登攀グレードが高いのでしょう。

高所登山という登山カテゴリーは、山の世界ではすでに登られつくしており、また高所という環境のシビアさを味わうもので、登頂のスタイルやプロセスは問われない傾向にあり、これはお金さえかければ登れる山に繋がる結果となり、そのため、玄人以外は、登頂の価値が判断できない、ということになっています。

とはいえ、世界のピオレドール賞が高所登山に受賞者を当てようとしていないことから、現代登山の登山史をめくる1ページは、もはや高所登山には見いだせないことがうかがわれます。

ちなみに高所登山は、まったくルールなし!なので、下手したらヘリで山頂に下ろしてもらっても、高所登山です。

有名な栗城さんは、エベレストは、ベースキャンプにもたどり着いておらず、亡くなってしまいました。もともと、マラソンの日本人男子平均の体力もなかったようです。ので、無謀だったという見方が山を分かっている人の間では支配的です。

栗城さんの件はいかに現代の登山価値を理解することが若い人にとって難しいか、ということの事例であると、私などは思います。私は、いわゆる本格的登山、というカテゴリーに入るロープを出す山をしていますが、そのカテゴリーに入ることを躊躇する若い人は多いです。しかし、それではロープが要らない程度の傾斜のところしか登れません…

ロープが出る山をするようになると、急、という感覚が新たに塗り替えられます。なにしろ90度以下は、すべて”寝ています”。

しかし、このような記録は、年配の山やさんにとっては、希望になるところでしょう。

また参考にもなるのかもしれません。


日本の山やさんも多くの方が若かりし頃の思い出をしのびに、ネパールへトレッキングに行かれているようです。トレッキングと言っても高所。お体にお気をつけていかれてください☆






最近ヒマラヤはトレッキングパーミットが緩くなり、まぁ処女峰はいっぱいあるみたいです。落穂ひろいと言われても…ロマンはありますよね。




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