■ いい寒気
風邪、いよいよ終盤です。鼻になってきました。完全口呼吸です。
今日は、雪雲ちっくな、寒々とした灰色の雲が上空を結構なスピードで流れていて、いい寒気だなぁ!という感じです。山も、やっと凍り付き始めたかなぁ…
11月のアイスクライミングシーズンの皮切りは、裏同心ルンゼが定番です。私は行ったことがないのですが、佐藤さんが毎年行っているということは、裏返すと、今年の寒気の入り方を知るのに、毎年退屈でも登っておいたらいい、ベンチマーク的なルートなんだろうなぁ、と思うのですが…。
そういう考えをする山ヤが周囲におらず。というわけで取りこぼし課題。
■ 学び方?
中学のころ、数学の先生が革新的な人でした。私と、もう一人の成績の良い子に、解答を並行に書かせて、どうしてそういう数式にしたか、説明させるのです。
国語の先生も似たようなところがあり、小説の書中人物の発言の解釈など、公開討論をしていました。
そういう土台があったためか、ディスカッションを基本にする、グロービスのクラスに出たときは、あまりの知的刺激に興奮状態でした。
とても楽しかったのです。これだ!こうすれば、みんなが考え、その考えをベースに、その時の最適解が出せる!と思いました。
以来、HBS式の教授法というのに興味を持っています。
ビジネス環境は、状況により判断がいろいろ考えられ、正解が一つとは限らない世界です。
いうなれば、山も同じ、です。
ならば、同じ方法論が、問題解決に有効なのではないか?と思います。
ただ最近は、残念ながら、山ヤは絶滅危惧種ですので、そうした議論を繰り広げる場がない…ので、私の場合は、考察をブログ上でしています。独学ってわけです。
心には問いがあります。その問いに答えるようなコメントを頂けることがまれにあり、そういう時は、かなりうれしいです。
特にご自身の経験をバックグランドにした、参考にできる事実の提供をもらえると、ちょっと嬉しいです。
今日は、昨日書いた国立登山研究所主催の講習、大日岳遭難事件について、当事者からコメントをいただき、とてもうれしかったです。
ありがとうございました☆
なので、今日は朝6時にして、とても良い日でした☆
■ 憧れの…
私は、登山学校というか、山の学び方をどうするか?という活動には、とても強い情熱を感じます。
で、周囲に今登山学校を終了されてコーチをされている女性の方がいて、その方がとても山ヤとして気持ち良い方なので、どんな教育を受けたのだろうと興味を持っています。
それは、ICUに行った人に授業のこと教えてほしいとか、MITに行った人に話を聞きたいとか、グロービスのすべての科目を終了した人に教えてほしいがあるとか、RYT500など幾多の資格試験を終了した人に率直に聞きたいとか、と同じです。ベストプラクティス、エリート教育、みたいなものには興味があるのです。それは、能力開発という面で、です。私も、ちょっとだけですが、いいなぁという思いがあります。
でも、まぁすごくうらやましいわけでもなく、”与えられていない”のではなく、むしろ、まぁ、私には必要なかったというだけのことなんだよなー的な感じ。
例えば、今と同じTOEIC925点を習得するのに、自分で考えなくてもいいけど、500万円払わないといけない留学コースと、大変だけど5万円の最終収益があるオペアコースとならば、後者を今でも選ぶだろうと思うからです。
結局、どういう枠組みで学んだか?ということよりも、大事なことは、本質的なことをより深く学ぶ、ということだからです。
そのためにはカリキュラムという枠は、あればあったで、あるなりのやり方ができるし、なければ無いで、本質的な理解が伴っていれば、なくてもいいわけなのです。
資格や免状と同じですね。
初めてソフトウェア開発部に行ったころ、先輩プログラマーの皆が、資格がないのに、こんなにプログラミングをすぐ覚えてすごい!と言ってくれました。(私にとっては中学のころ、夏休みに独学した、Basic言語と同じで全然簡単だったんですが)それで、すぐ仕事が来たんですが、逆に、全く仕事をやったことがない会社に面接に行ったら、あなたは文系だから、なんでもいいからマイクロソフトの資格を取ってくれ、と言われたことがあります…。
前者は過大評価、後者は過少評価です。人の評価というのは、先入観次第なんだなぁと思った経験でした…。
私は、”知っているはずがないのに知っていて、すごい”か、すでに実績があるのに、”実績があっても使い物にならないだろうから、買いたたいておこう”と思われていたわけです。
基本的に登山も同じです。
私は、山ヤとしては、全然実績がありませんし、私が高い評価を得ているとすれば、それは、最近登山をする人が中高年で、その人たちの感覚で図られるからで、私ができる程度のことは、基本的に誰でもできます(笑)。
■ 実感ベースの実力の実感が大事
最近、新しいアーサナ(ヨガのポーズ)をやっているのですが、やってみて初めて分かる、先生のすごさ!
っていうか、先生だけじゃなく、レッスンメイトの皆も平気でやっているようなポーズなんですが・・・(笑)
やってみてわかる難しさ!!
とっても難しい~!! 一生できる気がしません(T_T)
まるで、逆アンダーを教わった日のようです…フィギュア4、上がる気がしません…
ということを持ち出したのは、こういう実感に基づいて作る実力への信頼が大事だってことを思うからです。
実力という言葉は誤解があるかもしれません。実力という言葉には、上下の感覚がありますが、上下のニュアンスは不要だからです。何ができて何ができないのか?ということです。
■ 山も
山という活動も、15kg担げる人より、30kg担げるほうが、実力が上、という感性がありますが、そうなると、問答無用で、20代男子が一番上ってことになってしまいます。
しかし、現実の山では、40代後半から50代前半の男性山ヤが一番強いです。30代なんて全然、目じゃないです。
歩荷量の研究という記事は、人気記事ですが、体重70kgの男性が28kg担いでいるのは、筋肉量からして、体重45kgの女性が16kg担いでいるのと、なんら筋肉1kg当たりの負担は変わりません。
私の実感からしても、17kgって大した歩荷量じゃない…ので、これを実感として連想すると、若い男子が30kg担いでいても、トレーニングの意味に成立していないかもしれないです。
ただ一つ言えることがあります。山は絶対値なので、もし冬山に行くなら、だれでも、自分の寝食を担いで二日間は歩けるくらいの自分を守る力は必要だ、ということです。
私は厳冬期北アは行かないのですが、それは、厳冬期の北アの標高差とか行動時間をこなせないからではなく、もし天候が荒れて缶詰めになったとき、一週間程度生き延びる力が自分にあるかというとないなーと思うからです。 いくら体脂肪あっても。
北アはお天気の読みに本当に経験がいります。お天気を読めるようになるには、やっぱり山に行くしかない…となると、自分でも行ける、そう深くない山を探すことになります。
ということで、上高地くらいは行きますし、アプローチ近いアイスとかは興味がありますが…。そうなると、体力ではなく、技術力の山ってわけで、難しいんですよね。
なので、私の今の課題は、体力増進ってよりは、技術のアップなので、フリーとかドライとか頑張るって話になるわけですが、そのプロセスで、すでにある、私の年齢にしては、平均的と言われている体力を失わない、ということも大切になってくるので、
スプーンの油を落とさないようにしながら歩く
という『アルケミスト』のセリフを思い出すわけですね(笑)。
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