今日は甲府はほどよい小春日和だ。陽だまりが心地よい。春だな~と感じる。
日向に移動して、アイスアックスを研ぐ・・・うーん、幸せだ。
いや~今年のアイスは良く遊んだ。スタートが実質2月からだったとは思えない躍進だ(笑)。
3月は縦走の予定もあったが結局アイス。2、3月はアイスに捧げた感じだ。当初、今年のアイスは氷結が悪いから、フリーを頑張ろうと思っていたのとは全く違う結果になった(笑)。
フリーも頑張らなきゃなぁ・・・。
■ パートナー
クライミングが遊べるかどうかは、パートナーの有無による。
しかし、パートナーが必要と言うことは、社会性がそこに出てくる、つまり関係性が出てくる、と言う意味だ。
恋愛と同じことで、一方的に支配関係に持ち込みたい人もいるし、そうなると、こちらは完全に”都合の良い女”扱いされなくてはならない。
自分の予定に相手を合わせさせる、費用を出させる、などだ。
逆もある。自分に依存してもらって、自分以外のパートナーとは山に行けないようにしてしまう・・・など。
どちらも、自分が山に行きたいだけで、パートナーは、単なる都合の良い、その道具になってしまっている。
■ 上達の速度
以前、一緒に組みませんか?と言ってきてくれた関西のアルパインのクライマーは3年目の人だったのだが、人工壁だと5.10b、cくらいを登るようだった。
私は当時初年度だから、人工壁の5.10aが精いっぱいだったのだが、2年目の去年では別に毎日クライミングしていなくても、人工壁の5.10Aは難しくなく、10bcが触れる。
外の岩なら限界グレード5.10A。でも5.9と5.10aの違いは明瞭に分かる。岩でもアイスでも、4級には安定感が出てきた。・・・というようなことを考えると、3年目では5.10b,cが視野に入るわけで、じゃ普通のスピードで成長しているのではないかと思う。
誰だって、3年やれば、そうなるのかも? 単に年数の蓄積だから、あまり期待せずにいたら、いいのではないだろうか?
それ以外に上達する人は、最初から才能が開花中な人なので、完全別コース。
というわけで、凡人は凡人なりのスピードで成長すべし・・・大体暇人なんだから、急いで成長しても仕方がない。
長期熟成のパンのほうが絶対においしいのと同じことで、短期的に上達するより、長期計画の方が良いに違いない。
岩に行けない間に勉強しておくことはたくさんあるのだし。
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