Wednesday, March 30, 2016

射程範囲の山=積み上げた山

■ 感謝

今日は、近所の岩場でクライミングしてきました♪ とっても楽しくクライミング~

お天気も良く、まだ3月とは思えない暑さ・・・ その前の日はアイスクライミングして、終日マイナス気温下にいたのに・・・

さて、このブログは、

 ・アルパイン初心者の活動記録

 ・同好の方へのご参考になれば・・・という技術的備忘メモ

 ・教えてくださる方にとって、初心者はこんな初歩的な所で躓いているんだ~

などの用途があればいいなーと思っていました。

コメントを色々と下さり、感謝しています。きっと心配してもらったんだろうな~。

■相手を思うとは何か?

山では、小屋のおやじさんが、「こらっ!」と言います。私も、何だったか忘れましたが、「めっ!」と手を叩かれたことが・・・。

結局しかって下さる=愛情、心配の証、

なのです。

 厳しいことを言ってくれる人=相手の命を大事にしてくれる人

です。 

みなさん、そこらへんが間違っているような気がしないでもないです。注意される=注意してくれた人を敵とみなす、は間違っていると思います。

例えば、そのビレイでは危ないよ、と言ってくれる人は、心配してくれる人です。それで怒ってしまったり、へそを曲げてしまう方がダメです。

地図が読めないとダメだよ、も同じです。

赤岳に6本爪アイゼンはダメだよ、も同じです。

バリエーションの前に、その山域全体を把握するような山行があるべきだよ、も同じです。

北岳はハイキングの山ではないよ、も同じです。

自分で行った山が自分の実力だよ、も同じです。

■ 射程範囲の山

そうではなくて、

 無免許運転なのに連れて行ってくれる人=いい人

になってしまったらいけないなと思います。

 無免許運転とは

 ・冬のウエアももっていないのにアイスに連れて行ったり、

 ・地図を読めないのに、積雪期の高山へ連れていったり

 ・懸垂できないのに、ルートへ連れていったり

 ・正確なビレイもできないのに岩へ連れていったり

 ・標高300mを1時間で歩けないのに、藪山へ連れていったり

 ・雪上訓練をしていないのに、積雪期の赤岳に連れていったり

ということです。無免許運転すると、一番危険にさらされるのは、当人ですが、周囲の人も同じようにリスクが増えます。何かあればレスキューしないといけないからです。

私は幸いにして、多くの山のベテランの方のアドバイスを頂戴する機会をこのブログを含めいただくことができ、本当に感謝しています。

山のレベルをむやみにあげないで、目の前の課題を一つ一つこなし、積み上げ式の山をして行きたいな、と思っています。

短時間の山から、長時間の山へと伸ばしたように、少ないピッチ数から、徐々にピッチ数を増やして行きたいと思っています。

具体的には、冬壁は私にはあまり適していないと思うので、厳冬期はアイス、無雪期は岩で頑張ります。高所の岩には機会(パートナー)があればラッキーと言う程度であまり執着せずにいたいと思っています。

何しろ執着と言うのはヨガでは捨てるべきものとされていますし、一番大事なことは、山には一か八かはない、と言うことだと思います。

行けるか行けないかは自分で予想がつくルート・・・が実力の射程範囲内

と思います。

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