■終に買ってしまいました!
スノーフライと冬用のダウンシュラフを終に注文してしまいました…(^^;)
どちらにしてもいるからと、スノーフライと断熱マット、それにゴアテックスのシュラフカバーも…
本当はイスカのシュラフと悩んでいたのですが…ここは全部モンベルで。モンベルのNO2にしました。
No1でも良かったのですが、オヤジさんがNo2で充分だというので、No2で。32000円也…その他一式で
いくらになったのか?考えると精神衛生に良くないのであまり考えないようにしよう…(^^;)
ギアはモンベルは価格の割りに性能が良いとおススメのブランドです。モンベルを持っているとなんとなく山では初心者風に見えますがイイのだ! 初心者マークは本当に初心者ならばつけといたほうが安心ってものです。
ああ、これでまた…とは思うものの、去年の事故による出費や不必要に出かけていった祖母のお葬式にかけた費用と比較すると内容としては本当に前向きな出費である、と思います。
人生前のめり!
…とはいいつつ、実は今年はまだテント泊は早いかな、と思っていました。
あんまり生き急ぐ必要もないだろうし、冬は登山者が少ないので、夏ほど山小屋が込み合うことは、よほどの場合以外なさそうだと思ったからです。(実際は去年の高見石小屋とかはオイルサーディンのような状況でしたが…。)
先日行った燕岳はもう目がくらむほどきれいでビックリ! 人に自慢して回るために写真を現像したほどです(笑)
ただ…、この旅では、小屋泊の矛盾を感じました。 自分達がぬくぬくと暖房の効いた山小屋にいること。
ほとんどザックから財布以外の何も取り出す必要がないような状況…。実際、ザックの雨蓋以外は明けずにほとんど済んでしまったのです。山小屋にはお食事もコーヒーもケーキもあり、持っていった行動食もほとんど活用されずです。
本当に活用されているものは、靴とアイゼンくらい…という状況に、軟弱になってしまった現代人の悲哀を感じました。
今日の高額出費を、帰ってきた夫に報告するとなんだか嬉しそうに「そう買ったの~」とニコニコ顔でした。
な~んだ、彼、”人見知り”ならぬ、”コト見知り”していただけだったみたい。実はテント泊したかったんですかね?
■ 今を生きる
テント泊する予定はまだ立っていませんが…(今のところ小屋泊で年末は企画中) シュラフを買ったらゴアのシュラフカバーもいるし、スノーフライを買ったら、テントの下に引く断熱性のマットも要る…とセットで買いました。
買ったら買ったで、使わなければもったいない!という訳で、企画されるでしょう(笑)
山のウエアも高いし、山の道具は色々と高級感あふれる価格なのですが、そうしたものが性能を発揮すべき
環境には、実は私たちは行ってはいないかもしれません… いつも晴天でそよ風みたいな山ばかり行くので。
様子が悪いとすぐ行かない…とはいえ、山の本には初心者ほど手厚い装備が必要と書いてあり、「さもありなん」と思います。
今日はなじみの山道具屋さんで長話してきたのですが、聞いたところによると、転勤族のほうが山をむしろ積極的に楽しんでいるそうです。
それはいつかは行けなくなる、ということに自覚的だからでしょうね。今を大事にする。
私たちも、いつ山梨から離れてしまうか分かりません。いつまでも燕岳に2時間少しでいけたり、新穂高に3時間でついたり、八ケ岳をウラヤマ扱いしたりできるような恵まれた場所にい続ける保障はない。
このことは実は誰にとっても同じなのですが、人は同じ場所にい続けるとその生活が永遠に続くかのように錯覚してしまう生き物のようです。
たしかに私は大阪にいた頃も、夫に「ねぇ金剛山行こうよ~」と何度も持ちかけましたが、夫から見れば金剛山なんて観光客。結局夫の不精によって行っていません(笑) 同じことは京都の各地に言え、観光地が近いと逆に行かないの定説どおり…
とは言いつつ、人によっては、ずっと転勤先に居座り続けることになるわけですが…我が家だって気がついたら10年、とか気がついたら30年とかになるかもしれません。
そのどちらの選択肢になったとしても、やるべきことはやれるうちにやっておかなくては!
なぜなら、やっぱり今日が一番若い日だから!
やりたいことがやれる状況が与えられることはそうそうあるものではありません。たしかにお金はかかってしまいますが、それはどこでやっても同じことです。それに制約がない状況、まったく自由な状況での選択などありえません。
何をどこでやるにしろ、お金でなければ、時間の、時間でなければ、立場の、立場でなければ、体力や、健康、・・・なんらかの制約がある中での選択になるのは普通のことです。
だとすれば、体力的に見ると今日が一番若い日であることだし、時間と言う資産は私たち夫婦にとっては大阪にいる頃と比べてむしろ豊かであり、残る部分は・・・なんとかするっきゃありませんね。
与えられた機会を存分に生かすべし。
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