Thursday, September 7, 2017

岩登りしたい!から、岩登りできる!までの長いステップ

■ ステップを数えてみた… 16ステップ

岩登りしたい!

危ないし怖いし、実際落ちたら大怪我、最悪死ぬ場合もある

ロープをつける  ← ここでロープの勉強

ビレイ必要    ← ここでビレイのYouTubeなどを見る

ビレイをマスターしなきゃ、岩にそもそも行けない

どうしたらいいか? 

落ちることを止める経験が必要

支点が充実した壁はどこか?

人工壁

週2日・半年 人工壁へビレイマスターのために通う  ←ここで仲間ができる

★ビレイの要点が良く分からない = リードする人の気持ちがワカラナイ
     ↓
    一つ戻る
     ↓
    易しいが自分にとってはギリギリのグレードでリードする
     ↓
    リードするクライマーの気持ちが分かる
     ↓
    良いビレイヤーが何か分かる
     

★ビレイの要点が分かる

ビレイが上手くなる

リードするクライマーは安心して登れるビレイヤーが好き

岩に連れて行ってもらえる

■ 岩場デビューで二手に分かれる

考えてみるとこれだけのステップがあるのですよね。

この岩場デビューでは

 岩に登りたくない人
 岩に登りたい人

の2派にすっぱり分かれます。岩登りをしたくない人に無理にさせることはしなくていいんだし、やりたい人とやりたくない人を、分ける、というのが大事なことです。

行ける山のタイプが全く違うからです。

■ バリエーション=岩登りスキル必要

岩登りしない人には、当然ですが、バリエーションルート、という選択肢は最初から取らせるべきではありません。

理由は、その人は、岩場でのリスク認知ができないからです。例えば、一般縦走では、尾根を歩きます(例:ジャン)が、岩の尾根ってどこで支点取ります?支点になるものがないので、意外に転倒したら一巻の終わりです。もし、カムが使えれば、どこでも支点が取れて楽勝になりますが、カムなんて一般縦走の人は買う気になれないでしょう。ロープを出す、と言うこと自体が、一般縦走の人にとっては、特殊状況すぎて、ロープに使われてしまい、むしろ遅くなって無い方が安全、くらいな勢いです。

結局、使わないで行く方が早いから、と言う理由で、一か八か登山になります。

別の理由でクライマーは、ジャン程度ではロープを使いません。楽勝過ぎるからです。落ちない確信がありすぎるので、その程度ではロープを出すまでもない。

同じようにロープを出さない、と言う判断でも、判断の根拠が違います。

 縦走派: ロープを出すスキルがないから、出すと遅くなって余計危険だから
 クライミング派: そもそもロープ、イラナイくらい簡単だから

あなたなら、どちらに入りたいですか?

■ 岩登りに行きたい方に入ったら

岩登りに行きたい!ということになったら、

次にやるべきことは何か?

というのは、

 ビレイの習得

です。

■ 次は人工壁通いです

普通は人工壁で、ビレイを習得します。というのは、落ちないと落ちる人を止める経験は積めないから。

落ちるには、

 支点の強度

が必要です。となると、人工壁しかありません。

ので、人工壁でバンバン落ちる人をバンバン止める、っていうのが、大事なことです。

そうしたら、外の岩に行く準備ができた、ということになります。

こうなってから、バリエーションへの道へのスタート地点に立った、ということになります。





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