まるで教科書のように美しく?やってはいけないダメビレイを先日、見ましたので、アップします。
■ 制動する手も確保器より上Tuesday, March 30, 2021
やってはいけない、ダメなビレイ事例
Sunday, March 28, 2021
Saturday, March 27, 2021
アルパインクライマーのビレイvs フリークライマーのビレイ
A)アルパインのビレイ
・先輩は落ちないからロープは持っているだけでいい
・ロープドラッグで重いからだらりん
・一度も落ちた人をキャッチしたことがない
・ロープ持っているだけの人=ビレイできる人
・クライマーの責任200%、ビレイヤーの責任 0%
B)フリーのビレイ
・落ちること前提
・キャッチした経験があるのが普通
・ビレイヤーはクライミングギアの一部
・ビレイは技術
・クライマーの責任100% ビレイヤーの責任100%
Thursday, March 25, 2021
数字で語る開拓 ルート一本作るのに、現代ではいくら必要か?
・このルートで使用したボルトは7本
Monday, March 22, 2021
肉を食べないベジタリアンのクライマー アレックス・オノルド
■アレックス・オノルドはビーガンですよ
海外ではよく知られていますが…日本では偏向報道で、都合の良いことしか語られない…。
http://www.vegworld.jp/blog/faq-items/bejitarianasurito/
アレックス君が指摘している記事はこちら。
Sunday, March 21, 2021
2019年発行の『フリークライミング』ヤマケイ登山学校
もし一冊しかフリークライミングに関する本を買わないとしたら、この本が一番おススメです。
■ 開拓王 北山真さん + 杉野保さん
杉野さんは亡くなってしまい、大ニュースになりましたが…。つよつよクライマーでも、リスク管理には危うさが残る方、と伺っていました。まぁ、クライミングは危ないから楽しい、危なくなかったら、楽しくない、ので、その人が取れる危なさを許容するのが楽しさなのですが…。
北山真さんは、言うまでもない開拓で大変有名な方ですが、私は面識はありませんが、キュ州のボルトにまだカットアンカーが使われている件をお伝えすると…「まだいますか」でした。九州では情報伝播が遅く、特に年配の人は、20年、30年遅れの情報で作業していることも少なくないです。山岳会、と言う仕組みでは、ボルトに何を使うべきか?と言うような情報は盲点になって、伝播されないからですね。クライミングの雑誌も読まないでしょうし。ひっそりと開拓していたら、補足する方法もないです。
この本では、2019年での最新の知見が詰まっていますので、それ以前のフリークライミングの教科書と見比べると、時代の流れが分かるかもしれません。
好感できるのは、カムの解説に15ページ… どこぞの雑誌で、本気チョークの特集に14ページだった、ていたらく具合と比較すると、ホントにまっとうでホッとします。チョークに粘着性を持たせようというのは、基本的発想の方向性が、エイドクライミングです。チョークの保持力ではなく自分の保持力をアップしましょう。なんならチョークレスで登ったことを自慢するくらいで、ちょうどよいです。
■ ボルダー
ーーーーーーーーー安全対策としてのマットの出現やスポットの一般化で、最もシンプルで道具を極力排除したはずのボルダリングが、いつしか最も大きな道具=マットを使うクライミングに変化してしまったのは皮肉なことだ。
ーーーーーーーーー
若者が選び取ってきたクライミングの道が、
リスクと困難を天秤にかける遊び
ではなく、
リスクフリーでフィジカル解放の快楽追及
である、ということは、ボルダー人気に現れているわけですね。
Friday, March 19, 2021
日本開拓クライマー協会
日本開拓クライマー協会
飯山健治、稲垣智洋、大岩純一、大岩あき子、奥村晃史、小野巳年男、加藤道浩、北山真、北山厚美、木村伸介、木村理恵、小山田大、斉藤宣夫、新原孝喜、杉田守二、杉野保、宗宮誠佑、徳永信資、内藤直也、永井久雄、中根穂高、奈良誠之、橋本覚、東秀磯、樋口義朗、平山ユージ、保科雅則、堀洋紀、山本和幸
https://www.climbing-net.com/news/180118/
Wednesday, March 17, 2021
Saturday, March 6, 2021
Thursday, March 4, 2021
若い人の山岳会離れ その2
さて、これは私の経験した事柄です。この様子をみたら、山岳会に入ること自体が山に行くリスクを増す、ということが分かると思います。
”若い人が山岳会に入らない”、のではなく、
”単独で行く以上のリスクを抱えることになるので山岳会に入れない”
のが正しい実状です。
【トンデモ事例集】
・とある県を代表する人工壁アクシオンで使用者講習を受けたら、壁の途中でトップロープ支点を作る方法を教えていた
・〇〇県を代表する、人材輩出山岳会の〇〇県〇の会で、ゲレンデアイスクライミングの企画があったので行ったら、外岩ゲレンデに転進になり、初対面でリードして欲しいと言われ、まさか初対面でマルチピッチのリードをさせられるとは思っていなかったので、ゲレンデ向けの軽量化なしのザックで行っていたのにもかかわらず、すべてを担いでリードを強要されたうえ、一人のビレイヤーが2名のリードクライマーをビレイしている様子が、後で写真で送られて来た。間違ったことをしている自覚がないと思われる。
・矢筈岳マスターズルーフの1P目の10cコーナークラックをリードするクライマーが立ち木で支点ビレイされていたので、後でそれが支点ビレイだというものだと確認が取れてから、危険だよと、その時リードしていたクライマーに教えたら、会の悪口を陰でコソコソいうなと逆切れされました。そこは教えてくれてありがとう、というところかなと。
・小さいクライマーに最難エイドルートでリードさせようとする。会の重鎮が座ってリードをビレイしようする。立ってもらった。他にも外岩ゲレンデで、座ってビレイされているリードクライマーを見た。リードクライマーは当然のようにリードしていた。
・読図による山で、尾根一つ読図で降りたら、”うちの会のメンバーには無理”、と言われた。その会は北鎌尾根で死者を出している。ロープを出す技術はない。が、その会の人が山岳組織の上位団体の会長。そもそも登山自体を分かっていない段階なので、いつも話がかみ合わない。
・最近、新規開拓の岩場に行ったら、ボルト連打だった。1m起きにボルトが打ってあった。
・大学生山岳部、5.7の易しいところではセルフはいらないと後輩に教えている。最近の若者は18歳でもあまり登れない。おそらく、入部して山そのものの経験値がないまま、外岩で、クライミングにデビューしているのかも?
・クラックの横にボルト。岩に木っ端ホールド。岩にプラスチックホールド。
・その岩場を代表する開拓者がケミカルもどきを作成。グルーは木工ボンド。
・岩場開拓者でヒマラヤ二ストでも、立ち位置が遠く、ビレイ技術を習得しているとは限らない。
・昨今、都会で人気のジムでは、一般客ビレイヤーにATCの上でロープを束ねて持つ待機を教えていることがあった。
・昨今、クライマーがやっていないジムのほうがクライマーがやっているジムより人気。フリーファンを置いているジムはなかなかない。
フリークライミングインストラクター協会 一般登山から、”本格的な登山”へステップアップするための新しい入り口
■ フリークライミングインストラクター協会
アルパインという言葉は適切ではないですが、いわゆる夏の山岳岩稜帯の登攀…例えば前穂北尾根とか、北岳バットレス第四尾根、とか、ですが…そういう登攀を含む登山にステップアップするにはどうしたらいいのか?
現代の山岳会は、高齢化しており、そこには指導者はいません。
一般登山、つまり、ピッケルが出ない山ですが…を自力で一通り、登り終わった人たちにとって次に必要な技術は何でしょうか?
クライミング技術(安全を確保しながら高度を上げていく知識と技術)
ムーブなどのクライミングパフォーマンステクニック
です。
というので、結局は、クライミングを誰かに教わらないといけなくなります。
その際の受け皿ですが、
クライミングガイド ではダメ
で
クライミングインストラクター
である必要があります。
なぜなら、クライミングガイドはリスク管理が100%ガイドです。クライミングインストラクターは、自分でリスクを引き受けられるクライマーを育成することを目的にしているので、リスクは講習生が受け取ります。
というので、私のように師匠が向こうからやってくる、なんてことが起こらない人の場合、叩くべき戸は、
クライミングインストラクター
です。
こちらにフリークライミングインストラクター協会のリンクを張っておきました。
フリークライミングの能力は、安全なアルパインクライミングの基礎
となるものです。
https://climbing-instructor.jp/member/?fbclid=IwAR2eBMONi94-4QIL1WH5VDqM_VNC5Ox-flozrT8zR6L_LkSwpaHAhH2nPjY
Wednesday, March 3, 2021
体が小さいクライマーの自衛
先日の奥村講習で、小さい人の安全対策を聞いたら、
・1ピン目を低く取る
・アパーチャータイプを使ってもらう
・ロープにしなやかなものを使う
1ピン目が、地面に近いのは、クライマーの背が低いから当然で、仕方ないです。
Tuesday, March 2, 2021
かかりつけクライミングインストラクターのススメ
かかりつけ医
Monday, March 1, 2021
Sport route and Sports climbing
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スポーツクライミングとスポートルートという言葉の紛らわしさ
やはり人工物を登る「スポーツクライミング」とトップダウンで築かれた「スポートルート」はかなり紛らわしいですね。
でもこれが今一般的に使われているので仕方ないのですが。
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