こちらは、塩見小屋のFBからの転載です。より多くの方に見ていただくために転載させていただいています。がんばれ、塩見小屋!
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裁判関係
最近見てくれた方も多いので、簡単に裁判にならざるを得なかった経緯を書かせてもらいます。
塩見小屋は50年程前、初代の方が建設し、10年?程運営していたが、辞めて権利を長谷村に譲渡した。
2年代目は2年程で雪による倒壊で辞めた。
3代目が本格的に塩見小屋を自費で再建したが、国との借地権の関係で、長谷村に譲渡し、形だけの委託を35年程行った。長谷村も形だけの委託は理解しており、対外的に村営と言う事もなく、基本「手を出さなければ、口も出さない」という方針であった。
そして、私が平成18年4代目として、3代目と同条件で塩見小屋を継いだ。因みにその前のアルバイト期間は7年である。
その後、直ぐに伊那市との合併があり、山小屋は全て指定管理者の伊那市観光(株)の傘下に入る事になった。
私自身(会社等を作って)が指定管理者になれないか模索した(南アルプス市は同方式)が、その選択肢はないと伊那市職員に言われた(この点も今、思えばおかしい。)
そして、観光(株)の傘下に入るので、突然使用料を払えと言われる。
私としては、何もしていない観光(株)に払うのはおかしいと主張し、職員も理解を示してくれたが、上層部が納得しないとの事で、1年以上話し合いは続いたが埒があかなかったので、当初言っていた使用料を減額し、払う事にした。
使用料を払ってからも、伊那市や伊那市観光(株)が良くも悪くも関与はしてこなかった。勿論、修理等も私の方で負担していた。
そして、建て替えの話が浮上し、建て替えが始まるが、今までの契約では問題ないのかと再三伊那市などに指摘し続けたが、回答を得られる事はなかった。
その中で建て替えが議会承認され、本格的に始動してしまった。私としては、契約書の変更がされない中では、その建て替えに参加していく事が、一番良い方法に思われた。
そして、設計も基本、私の意見が取り入れられ、国立公園で制約が大きい中、なんとか、小屋の基本方針は決まった。
工事中も登山者があるので、私の方でそこの管理をしながら、工事の職人の面倒もみる事になった(有料で)。
工事は2年の歳月が掛かったが、その間も規模を縮小しながら、小屋運営をしていく事が決まった。勿論、今まで通り伊那市等からの補助は一切なかったので、私の方で赤字を被った。
その中、工事2年目は突然小屋運営を辞めて、工事に専念したいと、伊那市や建設会社から言われた。この時、登山者にはトイレも貸したくない(敷地に入ることを禁止したいとして)とも言われた。
売店とトイレは私の方で管理するとの事で、行う事が出来たが、宿泊業は基本出来なかったので、赤字は膨らんだ。
そして、工事が終わり職人が下山した後も、雪対策等の小屋閉めを1ヶ月程掛けて(この費用も私の方で負担した。)、11月6日位に下山した。この間、伊那市や伊那市観光(株)からの連絡は一切なかった。
契約書の見直しは工事に入ってからも再三、問題ないのかと問いただしていたが、回答は得られなかった。
下山して、直ぐの11月16日に伊那市役所に呼び出され、そこで、初めて伊那市長から塩見小屋は公募にすると突然言われた。
そして、私の荷物が邪魔だという理由で下ろしたから、400万円請求されている。
これが簡単な経緯です。文章は長くなってすみません。最後まで、読んでくれた方々、有り難うございます。
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これを読んで納得いく人がいるんだろうか…。形だけの委託、ということも受け入れてはいけないですね。 なんとなく、インスボンの白雲山荘で起きていることと似ている気がしました。
白雲山荘は今年から食事提供ができなくなっているからです。
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