■ 古い百岩場
初心者の頃、年下のクライマーである先輩が、古い百岩場をくれた。その百岩場には、いつどの課題を登ったか、細かく書いてあった。「こんな貴重なものをもらってもいいのかしら?」が最初の感想だった。
でも、グレードは新しい百岩場では、付け直されていたりして、トポとしては古さを感じさせた。
2年後、フリーを頑張る年が私にも来た…どんな山ヤにもフリーを頑張る時期が来るらしい…それで、その時期が来たら、分かったことがある。
先輩は、岩場でどの課題から最初に取り組んだらいいのか?を教えるために、この百岩場を渡してくれたんだってこと。
登山という活動では、自分がその立場になってみて(成長して)、初めて先輩の意図が分かることがいっぱいある。
登山という活動では、自分がその立場になってみて(成長して)、初めて先輩の意図が分かることがいっぱいある。
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