Wednesday, January 8, 2020

悲報:グージョン以外は危険ボルトの可能性が高いです

■ JFAのリボルト講習会に見学で参加してきました!

九州に来て、

 見慣れぬボルトや終了点

を見ることになり、どう評価して良いのか、よく分からないと思っていた。今回、学習する機会ができたので、ご報告します。

JFA会員は、リボルト講習会が見学が無料です。

ボルトの知識が得れますので、ぜひ行かれたら良いと思います。無料とはお得です。

非常に勉強になること、うけあい!

あっ!と驚く目からウロコの知識を得ましたので、少しづつ紹介してゆきます。

■ グージョンボルト 

ケミカルボルトを打たないとしたら、現代で許される開拓用ボルトは、最低限

M10 グージョン 

です。

カットアンカー NG。

しかるに、 1枚目の画像は、M8なのでNG。ウェッジ式というのは、グージョンということです。



このボルトはカットアンカーと言われるボルトで、NGです。

カットアンカーは

・中が空洞で腐食に弱く、
・耐荷重も不足
後から効いているか確認できない
・岩質や施工者のスキルにより信頼性が大きく変わり、
・10%の出来でも、100%の出来でも施工直後の信頼度の確認ができません

 です

これらがグージョンの形状です

この頭の形でグージョンと分かります

これらもグージョンではなくカットアンカーです。

私は、これらのボルトを使って開拓されている方のお手伝いをしていたこともありますが、善意でありながら、すでに強度的に規格外のボルトを使うことで、実はリスクを増やし、作業の量も増やしてしまう結果になる… まさに

悲報

です。

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