Tuesday, November 13, 2018

リードについて

■最初に習ったこと

1)リードしたくない人にリードさせてはいけない

2)リードクライマーは、悪いビレイでは登れなくなることがある


3)ビレイヤーは装備の一部

4)ビレイヤーのセルフビレイはパーティ全体の最後の砦

ビレイは重要です。ビレイ技術は、クライミング技術(ムーブや逆クリップしてはいけないなど)とは、別個の技術で、ほとんど語られていませんが、

今落ちたらどうなるか?

という想像力があれば誰でもすぐ分かる。(それが昨今、教育の質の低下で分からない人もいるようなので、かみ砕いた説明をした方が安全です)

アルパインでは落ちることは死を意味します。

ので、墜落を前提としてボルトが打たれているスポーツクライミングをしない限り、墜落を止める経験は積めないので、昔からやっているアルパインの人で年配のクライマーは落ちたクライマーを止めた経験がゼロの人もいます。そういう人のビレイは、かなり危ない。だらりん&後ろに後退しすぎています。

ので、リードするときは、相手(ビレイヤー)を見極めてリードしないといけません。

クライミンググレードが高いからといってビレイがいいかと言うと、そういう関係にはなく、ダラリンの人も多いです。握れば止まる、というのも嘘です。止まっても下のテラスに激突すれば、グランドと同じです。

自分の命を守るのは、落ちたらどうなるか?という想像力と、Trust But Checkの力。

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