■30~50代の居場所
先日のナビゲーションとリスクマネジメント講習は、軽いカルチャーショックでもあった。
いわゆる地域山岳会というところにいる人種とは全く異なる人たちの集まりだったからだ。一般に山岳会は、高齢化している。
もちろん、会には色々な人がいて良いのだが、現実には、”いろいろな人”に、35~50代は基本”含まれていない”。主体となっているのは60代である。
一方、講習に出ていた人たちは、その、ずばり会にはいない年齢層だった。ここにいたのか! とそんな感じ・・・。
集まっている人たちのメインの活動の内容は、トレイルランニングであり、トレランの場合、基本的には、通常の山は、大会のための練習という位置づけのようだった。
オリエンテーリングとロゲイニングは、ほぼ同意義に使っていいような言葉らしいが、オリエンテーリングは、基本的には、競技であり、点数をつけて、順位を競う。
登山の世界には、基本的に競争を嫌う、という文化風土があるので、競争を嫌わない文化風土と、そこに居る人たちのさわやかさが印象的だった。
競争がある世界の方が、ない世界よりも、なんだかさっぱりさわやかだった・・・。ルールが明文化されていない世界だから、誰にも分かる客観的な凄さの指標がなく、そのある意味”分からなさ”に付け込んだ心から、粘着質な競争が生まれるのかもしれない。
具体的に言うと、後立の山に登っているのに、「槍が槍が」となぜか槍に登った話を聞いてもいないのにしてくるような、おばさんやおじさんがいっぱいいる。
あるいは、とある山の山頂で「おたく何個目?」と聞かれる。
ある種の健全性というか、スポーツらしい、さわやかさというか、そういうものが保たれていて、それが新鮮であったのだが、それほどまでに、山の世界は本当におかしくなって、末期症状ってところなんだろうな~と改めて、思ってしまった。
2万5千の地図をどこで買うかさえも知りもしないのに、道のない雪山に当然のように行きたがる、というような、面食らう話は起きそうもない。
というわけで、精神衛生に悪そうなことは、あまり起きなさそうな、文化土台にそもそもありそうだった。ので、なんとなく文化的に好感が持てた。
■ 平地の地図読み、起伏地の地図読み
ただ、登山では尾根と谷、ピークとコル以外あまり地図読みを重視しないので、その他のごく些細な点について、読み込むということが、虫の目的で、それにも新鮮さを覚えた。
例えば、コルというのは、私には明瞭で、コルへ向かうとすれば、その他のことはあまり深く考えない。
コルから降りて、地図上にない道(作業道)があったのだが、それも、現在地が確実でなくてもあまり気にならない。たぶん、ここかここのどちらか、くらいにしか特定しない。ひとつには道なんて、地図上にあったりなかったりするし、地形の明瞭なところにでたら、分かるからで、確実に分からないと進まない、ということはない。不確実性を含みながら進んでも、あまり問題にはならない。もちろん、フェールセーフと言うような間違ったとしても死には至らない、という安全網がある、という設定での話だが。
のだが、植生の記号までみて、現在地を特定する要件を得ようとする姿勢には感動した。植生は山行程度にしかしないし、歩測と言って、歩数で距離を測るのも、登山では、あんまり知られている方法でなく、登山ではあと標高差何メートルか?のほうがよっぽど重要だからだ。
登山では、主に起伏を参考にするので、平地のオリエンテーリングと、起伏地のオリエンテーリングは、だいぶ緻密さで違いが出るのだと思った。
もちろん、ち密さが必要なのは、平地のほうで、起伏がある場所の地図読みは、基本的には易しいほうに入るのだ、ということを実感した。
登山で地図読みをするのは、本来は易しいこと、だったのだ。登山で地図読みしていると、登山の地図読みが至高価値になってしまうけれど、尾根と谷だけではない世界もあるのだ。
■ 走れなくては
登山では、歩けなくちゃ話にならない、というのは、当然なのだが、逆に言えば、歩けさえすればよいとも言える。
オリエンテーリングは、そういう意味では、走れなくては話にならない、ようだ。
走る=早い。
当然のことだ。走れば、早い。
スピードを登山に求めるようになってきたので、山で走るのもいいのかも~と最近は思わないでもないのだが、走る人種と歩く人種では、ものすごく人種が違う、ということもまた事実。
走る人種は、山に関する山屋が持っているロマンティックな想いは持っていなそうな気がした・・・山へ対する畏敬の念、とかそういうものだ。
■ 山をトータルで理解しようとすること
でもやっぱり、山のなんたるかを知っている、のは、山とななんたるかを知ろうとして山に取り組んでいる山ヤのほうであるように思えた。
いわゆる山の持つ固有の危険だ。山と言うのは、森林限界以上の場所での行動について、ということだが。
夏山では午後2時以降は森林限界以上にいない、とか、暗くなる前に山を下りるべき、とか、そういう話なんだが、そうした山での行動様式については、やはりトレランの人たちは、大会で、スタッフに見守られながらの山しか知らないという気持ちの上の負い目もあってか、山を知らないと謙虚に感じているようだった。
知らないと思っているくらいのほうが知っていると思っているより、安全かもしれないのだが、山を知るために山に入るという思考はないのかもしれない。
ただ安全とは何かを知るために危険を冒すというようなことは良くないので、安全に山を知るということを考えると、やっぱり普通に一般登山(無雪期のピークハントで経験を積むということ)になってしまう・・・とトレランの人たちは退屈してしまうだろうな~と思う。体力はそこらへんの登山者より、上なのではないか?と思うからだ。
まして、大会参加者なら特に。
トレランの人たちは、山の人たちが、「〇〇山、登った?」と話すのと同じ調子で、「〇〇という大会でた?」と声を掛け合う。
大会は誰かに開催されなければ、参加もできないが、ただ山に行くだけなら、誰が何を主催しなくても、いつでも山はそこにある。
ただそこにある自然、そこにある山に人間の側が勝手にルールを決め、勝手にそれを課題として、勝手に達成して、達成感や自己満足に浸る。
遊びである・自己満足である、という意味では、どちらも同じなのだな~と思う。ルールが集団で明瞭かされている大会とルールが個人の元にあり、どう登ろうと個人次第の登山。
そういう風に考えると、登山と言うのは、そもそも ”個”とソリが合うものなのかもしれない。
Tuesday, February 9, 2016
Monday, February 8, 2016
ナビゲーションとリスクマネジメント講座
・講座参加者は、トレランの大会参加者が主体で、一般登山者は非常に数が少なかった
・朝霧高原は良いところだった
・教えることの教え方
・ナビゲーション → ”ナヴィゲーション” いわゆる”読図”とは、異なる進化をしつつある
・リスクマネジメントのマネジメントは”なんとかやりくりする”
・2泊3日はお腹いっぱい
■ 参加者像
朝霧高原へは初めて行ったが、甲府からは1時間半ほどで、とても近く、解放的な牧草地が広がる風景は、素晴らしかった。霧ヶ峰や忍野八海に、県外者を案内したこともあるが、霧ヶ峰に行くよりも、朝霧高原に行った方がいいかもしれない。(観光地的なものが何もない様子ではあったが)
少し早くつきすぎたので、道の駅で、休憩。ソフトクリームを食べた。
講習会は、オリエンテーリングの実施から始まった。 体育館で、規則的に並んだコーンを指示どおりにタッチする遊びだ。地図を手渡され、その通りにたどる。
最初はカンタンだが、障害物が設置されて、易→ 難という流れが組まれている。
これはグループに分かれて行い、アイスブレーキングも兼ねていたようだ。
参加者は30~40代が多かった。そして、トレランのウエアの人たちが多かった。これは、主催者がオリエンテーリングの大会優勝者などで、大きな大会で有名になった人たちだったからなのかもしれない。
男女比は当然ながら、男性が多かったが、女性の比率も多く、一般に登山者と言う時は、大体高齢の人が多いのだが、高齢者は少なかった。60代の男性が一人いたが非常に異質な感じがした。登山者が非常に少ないことが印象的だった。特に60代の女性は一人もいない。大会、年齢層の若さ、女性の多さ、が印象に残った。
地図を読む、コンパスを使うというニーズが登山では低く、オリエンテーリングで高いということを示しているのだろう。
■ オリエンテーリング
ナビゲーションは、いきなり敷地内での、オリエンテーリングで始まった。ぶっつけ本番だが、難しい遊びではない。
その後、コンパスの使い方や読図の基本的なことを講習で押さえた。(でも、いきなりのオリエンテーリングでは、コンパスは使わなかったなー。)
その後、座学と懇親会。
印象に残ったのは、オリエンテーリングは競技であること。登山は競技ではないので、大会はない。競技ではない、ということが登山の魅力でもある。
しかし、きっと”大会”に対する潜在的なニーズはあるのではないだろうか?イベント、ということだ。
オリエンテーリングはゲーム性が高いので、競技と言っても、しょせん遊びであると言えるのだが、登山はオリエンテーリングと比べ、しょせん遊びである、という点がどこか、忘れ去られやすいような気がしないでもない。
登山は、命がけ、という点が強く出てしまうせいかもしれない。たしかにクライミングが出てくる登山や雪山は命がけなので、真剣度は高い。が、結局はしてもしなくてもいい、レジャーである、ということを忘れないようにしたいものだ。
翌日は、朝から山岳での読図講習。これは、いわゆる”地図読み”と同じことだったので、かったるい感じだった。この日はとても寒く、凍えている人もいた。
登山の地図読みは、オリエンテーリングの地図読みほど、正解を求める必要がない。登山の地図読みは、尾根と谷、ピークとコルでほぼ用が足りてしまう。方向も〇〇度という数値的な緻密さが必要なことよりも、北や北東、で事足りるし、距離もおおよそ1kmとか、大体3kmで足りてしまい、50m、という水平距離よりも、もう200mだ~と言えば標高差を指す。あまり水平距離については考えなかったりもするのだ。もちろん、計画段階では見るのだけれども。
教えるということを教える、ということで、プログラムを考えさせる、という企画立案が課題として出され、企画というのは、おそらく、主催者側も頭を悩ませる内容だと思われた。
■ リスクマネジメント
リスクマネジメントが私にとっては興味の主たる関心だったのだが、リスクマネジメントの考え方を議論するというより、ケーススタディの応用だった。あるケースを設定する。そのケースについて、考えられる方策が1~3つ上げてある。
個人で選択、グループで選択、と個人とグループでそれぞれ選択させ、なぜそれを選択したのか?について、発表する。
このやり方は、唯一の正解を求めないため、有効だと思う。
私は山梨に来る前に、ビジネススクールに通っていたのだが、そこでもやはりケーススタディが主で、ケースに対する対応法は多くあり、どの選択肢も、一長一短がある。その一長一短の中で、ベストという選択肢を求めていくわけだが、その選択肢がベストとなるわけは、マーケティングで行くと整合性がある、ということになる。マーケティングでは、整合性が成否の物差しとされていた。
登山では安全が判断の拠り所となると思うが、一筋縄ではいかないのが、安全はリスクとトレードオフの関係にあることだ。
登山でも、このケーススタディと言う手法は使えるのではないか?と常日頃考えていて、考えていたことの一端を見るような気がした。
今日は風邪でちょっと調子が悪い・・・ので、紹介はまた後にしたいが、こうした机上でのディスカッションが登山の世界でももっと広がると良いのにな~と思える良い講習だった。
Thursday, February 4, 2016
風邪回復中
■ 風邪も回復中
おとといクライミングに行ったら、まったく登れる気がせず、シーズン初アイスでパンプしたせいかな~と思われたが、腕力のレスト以外に、体力のレストも必要だったみたいで、レスト日と決めた途端に、風邪が悪化して、読書程度もする気になれず、一日寝ていた。
■ あったかドリンク
やるべきことは寝ることと温まることだけと、徹底し、色々と飲み物を試した。ゆず茶、緑茶、番茶、紅茶、生姜湯、梅醤番茶、いろいろ試したが、一番あったまったのが、生姜風味のお吸い物。
ジンジャーペッパースープ
・昆布茶
・しょうゆ
・塩
・生姜
・胡椒
混ぜてお湯を注ぐだけ。 生姜が入ったお吸い物はよくあるので、胡椒が入ることで洋風化する感じ。
今日はもう回復中で、図書館に出かけ、岳人2013年7月号を借りてきた。
■ 北鎌尾根狂騒曲
中に山田哲哉さんの北鎌尾根についての記事がある、と何かで読んだからだ。
「八十歳のエベレストの余波」
読んでみて、なるほどと思った。北鎌尾根に、山と高原のエアリアの地図しかもたないで、ロープもヘルメットもなく、ストックを両手に持った人たちが来てしまう、という話だった。
来ている理由が、ブーム便乗型ということだ。ネームバリューに惑わ されての背伸び登山。
でも、なぜブームに便乗しなくてはならず、なぜネームバリューで山を選ぶのか?
それは行き先が分からないからだろう・・・ 一番大切なのは、山の行先なのだ。
先日鉱泉で隣にテント泊していたお兄さんは、まだ登山自体が1年目だと言っていたけど、厳冬期テント泊していたしなぁ・・・。
えらい時間がかかってテントを張っていたので、何やっているんだろうなぁとは思ったけど、あとで、まだ山歴1年と聞いて納得した。それでは仕方ないかもしれない。
そんなことは後で知ったのもあったが、大晴天だったので、赤岳は行って来たらいいですよ!と私も背中を押した。何時間くらいかかりますかと聞くなど、「?」と思わないでもない質問も出たが、(赤岳は昼前には降りてしまえるので)、何しろ、その日は、超がつく有名ガイドさんが、何人も山に入っている日だったので、誰が行ってもいいような山に思えた。
もし単独でチャレンジする人にとっては、大チャンスだった。(その人は単独だそうだった)。
お天気も超がつく大快晴、午後になる前に降りれば風も問題なかろう、という絶好の山日和だった。
しかし、アイゼントレとか、雪上訓練は受けたことがないだろうなぁ。あの赤岳に登って、必要を見出すとも思えないし・・・。
私は、赤岳を登るまでに、だいぶ細かいステップを踏んだけれど、誰も同じように、地道に実績を積んでからしか登れないという訳ではない。山の良い条件の時に当たる、というのも、実力のうちのような気がするし。
例えば、この赤岳のお兄さんが、次にステップアップしたい時にどこに登ったらいいんだろう?
赤岳から上は、山岳部や山岳会の山だから、ステップアップしたかったら、どこかに所属するしかないのだが、世間の山岳会は、みな高齢化してしまって、ハイキングの会になってしまっている。
口の悪い友人などは、デイサービスになっている、と言う。たしかにそうとも言えない面もなくはなく、安上がりにハイキングに行きたいという人たちの脚が強くなってしまった結果の山、というのが正確な所だ。
だから、価値観としてはハイキングのままなので、大勢で行けばいくほど安くなり、良いという帰結になってしまっている。関心は山にはなく、大型バスで乗り付ける山と変わらない。
つまり、〇〇と言う山は、Aさんには行けるがBさんには行くことができない、という意識は、皆無かもしれない。
という現状なので、基本的に今の登山の世界には、
若い人が単独で積雪期の赤岳を登ったあとの受け皿はない
と思うんだが。
北鎌尾根に未組織登山者がたむろしてしまうような状況がなぜ起こるのか?
たぶん、受け皿がないからだと思うんだが・・・。
余談だが、北鎌尾根は湯俣から入るものだと思っていた・・・湯俣温泉はお酒好きには良い山小屋だと思う(笑)。
おとといクライミングに行ったら、まったく登れる気がせず、シーズン初アイスでパンプしたせいかな~と思われたが、腕力のレスト以外に、体力のレストも必要だったみたいで、レスト日と決めた途端に、風邪が悪化して、読書程度もする気になれず、一日寝ていた。
■ あったかドリンク
やるべきことは寝ることと温まることだけと、徹底し、色々と飲み物を試した。ゆず茶、緑茶、番茶、紅茶、生姜湯、梅醤番茶、いろいろ試したが、一番あったまったのが、生姜風味のお吸い物。
ジンジャーペッパースープ
・昆布茶
・しょうゆ
・塩
・生姜
・胡椒
混ぜてお湯を注ぐだけ。 生姜が入ったお吸い物はよくあるので、胡椒が入ることで洋風化する感じ。
今日はもう回復中で、図書館に出かけ、岳人2013年7月号を借りてきた。
■ 北鎌尾根狂騒曲
中に山田哲哉さんの北鎌尾根についての記事がある、と何かで読んだからだ。
「八十歳のエベレストの余波」
読んでみて、なるほどと思った。北鎌尾根に、山と高原のエアリアの地図しかもたないで、ロープもヘルメットもなく、ストックを両手に持った人たちが来てしまう、という話だった。
来ている理由が、ブーム便乗型ということだ。ネームバリューに惑わ されての背伸び登山。
でも、なぜブームに便乗しなくてはならず、なぜネームバリューで山を選ぶのか?
それは行き先が分からないからだろう・・・ 一番大切なのは、山の行先なのだ。
先日鉱泉で隣にテント泊していたお兄さんは、まだ登山自体が1年目だと言っていたけど、厳冬期テント泊していたしなぁ・・・。
えらい時間がかかってテントを張っていたので、何やっているんだろうなぁとは思ったけど、あとで、まだ山歴1年と聞いて納得した。それでは仕方ないかもしれない。
そんなことは後で知ったのもあったが、大晴天だったので、赤岳は行って来たらいいですよ!と私も背中を押した。何時間くらいかかりますかと聞くなど、「?」と思わないでもない質問も出たが、(赤岳は昼前には降りてしまえるので)、何しろ、その日は、超がつく有名ガイドさんが、何人も山に入っている日だったので、誰が行ってもいいような山に思えた。
もし単独でチャレンジする人にとっては、大チャンスだった。(その人は単独だそうだった)。
お天気も超がつく大快晴、午後になる前に降りれば風も問題なかろう、という絶好の山日和だった。
しかし、アイゼントレとか、雪上訓練は受けたことがないだろうなぁ。あの赤岳に登って、必要を見出すとも思えないし・・・。
私は、赤岳を登るまでに、だいぶ細かいステップを踏んだけれど、誰も同じように、地道に実績を積んでからしか登れないという訳ではない。山の良い条件の時に当たる、というのも、実力のうちのような気がするし。
例えば、この赤岳のお兄さんが、次にステップアップしたい時にどこに登ったらいいんだろう?
赤岳から上は、山岳部や山岳会の山だから、ステップアップしたかったら、どこかに所属するしかないのだが、世間の山岳会は、みな高齢化してしまって、ハイキングの会になってしまっている。
口の悪い友人などは、デイサービスになっている、と言う。たしかにそうとも言えない面もなくはなく、安上がりにハイキングに行きたいという人たちの脚が強くなってしまった結果の山、というのが正確な所だ。
だから、価値観としてはハイキングのままなので、大勢で行けばいくほど安くなり、良いという帰結になってしまっている。関心は山にはなく、大型バスで乗り付ける山と変わらない。
つまり、〇〇と言う山は、Aさんには行けるがBさんには行くことができない、という意識は、皆無かもしれない。
という現状なので、基本的に今の登山の世界には、
若い人が単独で積雪期の赤岳を登ったあとの受け皿はない
と思うんだが。
北鎌尾根に未組織登山者がたむろしてしまうような状況がなぜ起こるのか?
たぶん、受け皿がないからだと思うんだが・・・。
余談だが、北鎌尾根は湯俣から入るものだと思っていた・・・湯俣温泉はお酒好きには良い山小屋だと思う(笑)。
Wednesday, February 3, 2016
風邪でダウン中
■風邪でダウン中
先週、東京に行った折に風邪をもらってきたみたいで、週末はちょっと喉が痛んだ。体のほうは、健康そのものでなんともなかったので、山に行った。
・・・ら、治ってしまった(^^)
・・・が、仕事をしたら悪化(汗)。
体温をあげるのは、風邪菌の撃退には良いはずなんだが・・・これまでの経験上、ホットヨガを教えると、風邪は確実に悪化している。
ホットヨガは、そもそも肉体的に消耗度が高い、ということなのだろう。陽の気を喪失しないようにしないといけない。
風邪は不思議なものだなぁ~と思う。大体、潜伏期間なのだろうか、喉がちょっとね、と思った程度で、寒気の中に出かけても、大した問題は起らない。歩いている間は体がホカホカだから、そりゃそうだ。
寒い中、歩くのが好きだ。なんでだろうか・・・高校生のころから、2月の寒さの中を我慢して走っている間に、どんどん体が温かくなっていき、寒さが気にならなくなる感覚が好きだった。
だから、アイススケートも好き。
我が家には、こたつはない。のは、寒い寒いと言って体を動かさない習慣があまり好きでないから。
こたつなんて導入したら、余計動かなくなる、と思って、こたつはここ25年は確実に使っていない。
■ 天気図
やっぱり冬はお天気次第だよな~と思いつつ、先日の擬似好天の下、縦走できず、アイスをしていたのが悲しい・・・
あの快晴はめったになかったな~(とはいえ、まぁどうしようもないんだが。)
北ア方面への不安の根源は基本的には、お天気について不案内なことだ。八ヶ岳は、通ったし、また地元から近く、地元の天気から推測がつく面もあり、逃げ道がある、という気持ちがあるが、例えば、北アや谷川は、天候の読み方が太平洋気候とはそもそも違う。
一旦荒れると、1週間缶詰、なんて話を聞いたりすると、やだな~こわいな~と、思ってしまう。
■ 高峰を登るための五大要素
鉱泉で会ったガイドさんのHPを見たら、高所登山専門のガイドさんだった。ガイド料は、桁が2ケタくらい違う。この方には、甲斐駒でも会っていた・・・どこかで見覚えがあるな、と思ったのだった。
鉱泉などのイベントで、ガイドさんが赤岳や硫黄を案内するのは非常に手軽で良い出合いの場になると思った。
何しろ、登山のガイディングは、登山口に来る、という第一歩から、できない人がたくさんいる。例えば、自分で時刻表を調べたり、地図を見て確認したり、だ。
そうなると、登山口まで連れて行くところから、ガイドさんは四苦八苦しなくてはならなくなり、これは今のところ、ガイド業では仕方のない部分と受け入れられているようだが、そもそも、登山口で集合すればいいのだ。(登山口の駐車場面積の問題がある場合は乗り合わせ)
現地集合だと、そのような最低限の段階をクリアしていない人はいない、と思われる。行く前から、登頂を確約しているわけでもないから、装備不備の人は、無理ですね~と断ることができる。
これが通常だと、装備不備で来てしまい、もう来てしまったのだからと連れて行かなくてはならなくなる。
高峰を登るための五大要素に5段階グレードが付いていた。
技術評価の主な要素は、雪、氷、岩だそうだ。
経験値の評価の主な要素は、連続した登山日数。
装備の評価の主な要素は、登山靴の種類、ピッケルの種類、ウェアの種類、テント泊装備有無です。
先週、東京に行った折に風邪をもらってきたみたいで、週末はちょっと喉が痛んだ。体のほうは、健康そのものでなんともなかったので、山に行った。
・・・ら、治ってしまった(^^)
・・・が、仕事をしたら悪化(汗)。
体温をあげるのは、風邪菌の撃退には良いはずなんだが・・・これまでの経験上、ホットヨガを教えると、風邪は確実に悪化している。
ホットヨガは、そもそも肉体的に消耗度が高い、ということなのだろう。陽の気を喪失しないようにしないといけない。
風邪は不思議なものだなぁ~と思う。大体、潜伏期間なのだろうか、喉がちょっとね、と思った程度で、寒気の中に出かけても、大した問題は起らない。歩いている間は体がホカホカだから、そりゃそうだ。
寒い中、歩くのが好きだ。なんでだろうか・・・高校生のころから、2月の寒さの中を我慢して走っている間に、どんどん体が温かくなっていき、寒さが気にならなくなる感覚が好きだった。
だから、アイススケートも好き。
我が家には、こたつはない。のは、寒い寒いと言って体を動かさない習慣があまり好きでないから。
こたつなんて導入したら、余計動かなくなる、と思って、こたつはここ25年は確実に使っていない。
■ 天気図
やっぱり冬はお天気次第だよな~と思いつつ、先日の擬似好天の下、縦走できず、アイスをしていたのが悲しい・・・
あの快晴はめったになかったな~(とはいえ、まぁどうしようもないんだが。)
北ア方面への不安の根源は基本的には、お天気について不案内なことだ。八ヶ岳は、通ったし、また地元から近く、地元の天気から推測がつく面もあり、逃げ道がある、という気持ちがあるが、例えば、北アや谷川は、天候の読み方が太平洋気候とはそもそも違う。
一旦荒れると、1週間缶詰、なんて話を聞いたりすると、やだな~こわいな~と、思ってしまう。
■ 高峰を登るための五大要素
鉱泉で会ったガイドさんのHPを見たら、高所登山専門のガイドさんだった。ガイド料は、桁が2ケタくらい違う。この方には、甲斐駒でも会っていた・・・どこかで見覚えがあるな、と思ったのだった。
鉱泉などのイベントで、ガイドさんが赤岳や硫黄を案内するのは非常に手軽で良い出合いの場になると思った。
何しろ、登山のガイディングは、登山口に来る、という第一歩から、できない人がたくさんいる。例えば、自分で時刻表を調べたり、地図を見て確認したり、だ。
そうなると、登山口まで連れて行くところから、ガイドさんは四苦八苦しなくてはならなくなり、これは今のところ、ガイド業では仕方のない部分と受け入れられているようだが、そもそも、登山口で集合すればいいのだ。(登山口の駐車場面積の問題がある場合は乗り合わせ)
現地集合だと、そのような最低限の段階をクリアしていない人はいない、と思われる。行く前から、登頂を確約しているわけでもないから、装備不備の人は、無理ですね~と断ることができる。
これが通常だと、装備不備で来てしまい、もう来てしまったのだからと連れて行かなくてはならなくなる。
高峰を登るための五大要素に5段階グレードが付いていた。
項目は、技術、体力、経験、装備、根性。 最後の根性と言うのが笑える。持久力とかそういう風に行って見るといいのかもしれない。夫と私では確実に持久力は私の方がある。
技術評価の主な要素は、雪、氷、岩だそうだ。
体力評価の主な要素は、登頂日の行動時間。
経験値の評価の主な要素は、連続した登山日数。
装備の評価の主な要素は、登山靴の種類、ピッケルの種類、ウェアの種類、テント泊装備有無です。
”5大要素の中で唯一お金で解決できる項目なので、他の項目に自信が無い方は、是非装備は最高の物をそろえてください”とある・・・ごもっとも。
へぇ~と思ったのが、連続した登山日数が”経験値”の課題になるところ。今では一週間の山行なんて、山岳部でなければやらないのではないだろうか?
へぇ~と思ったのが、連続した登山日数が”経験値”の課題になるところ。今では一週間の山行なんて、山岳部でなければやらないのではないだろうか?
けれど、たしかに、1泊や2泊では、生活技術って、我慢でなんとかなってしまうかもしれない。多少濡れていても、気干しで済ませちゃえとか、息を詰めて我慢するようなところが登山にはある。
あんまり”せーの!”で、息を止めてやるような登山ではなく、暮らすように山になじめたらいいなとは思うけれど、厳冬期は寒さが厳しいので、暮らす系はシビアだ。
比べて、無雪期はなんとかなるような気がしないでもない・・・今年は、ロングなテント泊縦走をしてみるかなぁ・・・。
Monday, February 1, 2016
冬季宿泊の考察
■ アイス適期
例年だが、アイスクライミングは、適した天気や気温を掴むのが難しい。
アイスは氷点下に行かないと凍らないというのはまず当然として・・・、雪が降ると埋まる。だけでなく、なだらかな場所であればいいが、そうでなければ、雪崩が心配。
ただ気温が高いほうがアックスは打ちやすい。
・氷点下
・雪の量
は、アイスの二大ポイント。
■ 寒くなかった
週末のテント泊は、あまり寒くなかった。
気温を見ると・・・
去年は一体何度だったのだろう・・・マイナス20度近かったと考えていたが、もう忘れてしまった。
こちらのPDFに去年2月の天気図があるが、テント泊したのは、2月7日(土)の夜から日曜の朝にかけて。9日は大雪で遭難が起きた。
≪去年のお天気≫
7日(土)次第に雲域広がる 日本付近を覆った高気圧は足早に去り、 日本海~西日本で気圧の谷が次第に深ま る。朝は広く晴れた本州付近も次第に雲 が広がり、所々で小雨。
8日(日)二つ玉低気圧 低気圧が北海道付近へ進み、西から冬型 の気圧配置に。低気圧に伴う雨雲が日本 付近を通過した後、西~北日本の日本海 側は寒気による雨や雪。
感覚としては、出合小屋泊よりは大変だったので、今のところ、私の経験の中では、もっとも厳しいテント泊は、この初回の単独だ。
≪寒冷下宿泊経験のまとめ≫
1回目 3月 地獄谷 出合小屋 -17° ペットボトル凍る 夏用シュラフ
2回目 2月 テント泊 6名 タカマタギ 温かいが豪雪 脱出核心 一晩で1mの積雪
3回目 4月 テント泊 4名 扇沢 6テンに5名 ラクラク
4回目 4月 テント泊 2名 北沢峠
5回目 5月 ツエルト泊 1名 扇沢 シュラフなしで寝れず3時起き
6回目 10月 沢泊 七倉沢 ツエルト泊 夜間の降雨でツエルトに入ったまま水たまりに寝る
7回目 3月 出合い小屋泊 火を熾せず
8回目 4月 テント泊 3名 岳沢
9回目 4月 テント泊 4名 鎌尾根 春なので寒くない
10回目 12月 中ア麓 4名 寒くもなかったような?
11回目 2月 テント泊 1名 黒百合平 夜間にフライシート飛ばされる 風速19m コーラカチコチ
12回目 4月 テント泊 2泊 4名 立山 2泊したが寒くない
13回目 1月 テント泊 1名 鉱泉 意外に寒くない
印象に残った宿泊経験は、1回目の出合い小屋泊、2回目のタカマタギ泊、5回目のツエルト泊、6回目のツエルト泊の沢、去年のソロテント泊。
他の無雪期のラクラクテント泊は数に入れていない。念のため。
■ 冬のツエルト泊
今回はテント泊してみて、これならツエルト泊だと楽だな~と思った。冬はどうせ樹林帯にしかテントを張らないからだ。
テントは自立するので、設営が楽なのがメリットだが、樹林帯であれば、ロープを張って晴れるので、ツエルト泊でも問題はそうない。
各自でツエルト泊だと軽く、プライバシーもあっていいのかもしれない。
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2015/02/blog-post_74.html
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2015/02/blog-post_82.html
例年だが、アイスクライミングは、適した天気や気温を掴むのが難しい。
アイスは氷点下に行かないと凍らないというのはまず当然として・・・、雪が降ると埋まる。だけでなく、なだらかな場所であればいいが、そうでなければ、雪崩が心配。
ただ気温が高いほうがアックスは打ちやすい。
・氷点下
・雪の量
は、アイスの二大ポイント。
■ 寒くなかった
週末のテント泊は、あまり寒くなかった。
気温を見ると・・・
◇2016/01/30 18:00 天気:霧のち雪 気温:-8 ℃ 風向:西南西 風速:7 m/s ◇2016/01/31 00:00 天気:霧一時雪のち晴れ 気温:-10 ℃ 風向:西南西 風速:8 m/s ◇2016/01/31 06:00 天気:霧のち晴れ 気温:-11 ℃ 風向:西 風速:10 m/sと マイナス10度程度で、初めて地獄谷に行った4月のマイナス17℃での、避難小屋泊まりや、去年の天狗岳での風速19mでのテント泊よりは、楽だった。
去年は一体何度だったのだろう・・・マイナス20度近かったと考えていたが、もう忘れてしまった。
こちらのPDFに去年2月の天気図があるが、テント泊したのは、2月7日(土)の夜から日曜の朝にかけて。9日は大雪で遭難が起きた。
≪去年のお天気≫
7日(土)次第に雲域広がる 日本付近を覆った高気圧は足早に去り、 日本海~西日本で気圧の谷が次第に深ま る。朝は広く晴れた本州付近も次第に雲 が広がり、所々で小雨。
8日(日)二つ玉低気圧 低気圧が北海道付近へ進み、西から冬型 の気圧配置に。低気圧に伴う雨雲が日本 付近を通過した後、西~北日本の日本海 側は寒気による雨や雪。
感覚としては、出合小屋泊よりは大変だったので、今のところ、私の経験の中では、もっとも厳しいテント泊は、この初回の単独だ。
≪寒冷下宿泊経験のまとめ≫
1回目 3月 地獄谷 出合小屋 -17° ペットボトル凍る 夏用シュラフ
2回目 2月 テント泊 6名 タカマタギ 温かいが豪雪 脱出核心 一晩で1mの積雪
3回目 4月 テント泊 4名 扇沢 6テンに5名 ラクラク
4回目 4月 テント泊 2名 北沢峠
5回目 5月 ツエルト泊 1名 扇沢 シュラフなしで寝れず3時起き
6回目 10月 沢泊 七倉沢 ツエルト泊 夜間の降雨でツエルトに入ったまま水たまりに寝る
7回目 3月 出合い小屋泊 火を熾せず
8回目 4月 テント泊 3名 岳沢
9回目 4月 テント泊 4名 鎌尾根 春なので寒くない
10回目 12月 中ア麓 4名 寒くもなかったような?
11回目 2月 テント泊 1名 黒百合平 夜間にフライシート飛ばされる 風速19m コーラカチコチ
12回目 4月 テント泊 2泊 4名 立山 2泊したが寒くない
13回目 1月 テント泊 1名 鉱泉 意外に寒くない
印象に残った宿泊経験は、1回目の出合い小屋泊、2回目のタカマタギ泊、5回目のツエルト泊、6回目のツエルト泊の沢、去年のソロテント泊。
他の無雪期のラクラクテント泊は数に入れていない。念のため。
■ 冬のツエルト泊
今回はテント泊してみて、これならツエルト泊だと楽だな~と思った。冬はどうせ樹林帯にしかテントを張らないからだ。
テントは自立するので、設営が楽なのがメリットだが、樹林帯であれば、ロープを張って晴れるので、ツエルト泊でも問題はそうない。
各自でツエルト泊だと軽く、プライバシーもあっていいのかもしれない。
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