■ ポイント
1)上級者の岩場と入門者の岩場は分けるべき
シーサイドや二子、鳳来のように、ある程度フリークライミングのことが分かっている人が行く岩場なら何の問題にもならないようなことが、幕岩ではおこっている。
2)”フリークライミング”であって、”アルパインクライミング”でないことをきちんと教育する。”フリークライミング”であって、”スポーツクライミング”ではないこともきちんと教育する。
対物ビレイ全盛の、リングボルト1本で対物ビレイしていた輩に注意した藤原雅一氏が、「アルパインやったこともない人にそんなこと言われたくないね。」と罵られたというのは有名な話
3)ノーモアスリング活動
生と死の分岐点博覧会状態
4)結び替え習得
終了点のビナは持って行かれてしまうんですね、これが。ひどかったのは幕岩の「蟻さんルート」周辺の終了点
5)ぬんちゃく2本で終了点を作る
やはり気になるのが、終了点リング直がけトップロープ軍団
■ 考察
やっぱり、フリークライミングの文化圏にアルパインクライミングの考えを無理やり押し込んで、価値観の転換に失敗していたというのが、フリーの岩場から、残置ビナが持っていかれて、支点がいい加減で、残置スリングだらけになってしまった原因なのではないでしょうかね…
クリーンクライミング
っていう言葉は、アルパインでは全然聞かないので。アルパインは、エベレストがゴミだらけなのと同じように、どっちかと言うとダーティクライミングです…
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