Wednesday, August 7, 2013

古い記述

暇なので、『岳人』を読んでいます。面白い山行を見つけました。
1919年の記述で、沼井鉄太郎さんの12泊13日の旅です。
大町から、鹿島川を遡及して、白岳沢を詰め、五竜小屋付近の稜線に出て、八夆キレットヘ縦走路を歩き、キレットから、東谷に降り、野営跡を発見し、黒部渓谷におりたち、牛首尾根に
逃げたりしながら十字峡ヘおりたち、黒部別山、棒小屋沢を詰め、岩子屋沢岳、棒小屋乗越、扇沢から大町ヘ戻る、です。(『大町より下ノ廊下ヘ』)

1918年に冠松次郎 白馬から祖母谷温泉ヘという記述も!

現代はうんと進歩して、登山行為は格段に優しくなったはずなのに、昔の人の半分も歩かないで、ビール飲んで酔っ払らっている…。うーん、人間は進歩したのか、後退したのか?って感じですね。






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