■ Light&Slow
夫が「大体片道3時間くらいで」などと弱気発言するので、おっかしいなぁ・・・と思っていました。
彼は男性の中では特に体力があるほうではないと思いますが…でも、女性は男性の6割しか体力がないし、私は女性の体力としてはごくごく平均的ですから、彼が少し私より歩く速度が早いくらいなので、少し重い荷物を持ってもらって大体同じような疲れ具合をして一緒に歩くにはちょうど良いのです。
最近体力弱っちゃったのかしら?なんて心配していたら、先日1人で出かけるため彼のバックパックから色々なものを取り出して納得!
冬の装備から入れ替えなし!そりゃ重いはずだ~(笑)。
だって、ヘビーウェイトのフリースが入っている上にさらにライト系のダウンも入っていて、なぜか非常食は2人分。それも重いジェリータイプのやつ。非常食は各自持つから非常食なんだけど…。ソイジョイが4本も出てきた(--;)
さらに私がツエルトを持っているから彼はレスキューシートしか持たなくていいのにレスキューシート&ビビィサック…え~!ダブってるよ~って感じ。そしてデオドラントシートやらのお泊りセット。これ日帰りにイラナイ。
これにさらに行動食とかコッヘルセットとか持って歩いているんです、実は。そして重い一眼レフ。
こんなお荷物を背負っていたから、日帰りの山に行くのが億劫になってしまっていたのですね。
やっぱり楽しく歩くには身軽でなくては! 山って最近は山小屋がある山なら食事はあるので、歩くだけなら水筒以外何も要らなかったりもします。
うーん、私たちみたいな山の新参者のテーマは、ライト&スロウだなぁ~。
軽く、そして ゆっくり。道草たくさん食いながら。
山で力持ち自慢はイラナイ。そういう時は強い味方ガイドさんに担いでもらうに限りますね(笑)
(ってガイドじゃなくてシェルパですねぇ~。まぁ年を取ったらそういう手がお互いにいいんでは。)
■ ステラリッジⅡ
テントはダブルウォールのモンベルのヤツ、ステラIIに決着しました。
「ヒマラヤでもウラヤマでも」のキャッチが気に入っているアライでも良かったのですが、アライのを買うと地元の山道具屋さんに発注できないし、モンベルはギアは評判が良いし。 甲府の山道具屋は実は絶滅危惧種なので保護活動しているのです(笑)。
他に検討したのはMSR。これはカッコいいから、がおおよその購入動機らしい。
・晴れしかテント泊しない
・一生に一回くらいは黒百合ヒュッテで冬泊まりたい
というニーズには、ゴアテックス製のテントにスノーフライをつけるのが合理的選択かなと思いましたが、夫がダブルウォール派なのです。
・ダブルにしても、フライシートを張る手間は3分もあれば充分な簡単なものだった。
・快適性(ゴアでも結露)
が決め手に。2万円ほど安いしね。サイズは2人で行くなら二人用です。ハイキング系の人は広めの3人用を奨める
人もいます。(が冬寒いじゃんね?)
シングルウォールのゴア製をガイドさんが奨めてくれたのですが…しかし、ガイドさんは山を長くやっているので、その歴史の中で培われた山登りをしているはずで…そこにピッタリくるのがゴアなんだろうなぁ…。とその人の山スタイルを勘案しないといけません。
・濡れると重くなるので最初の重量にだまされないほうがいい
・シングルは手軽
・予想外の雨くらいならフライシートはいらない
・ゴアツエルト
など… 自分スタイルの山。ガイドさんって1人で行くときはきっととってもハードでコアな山なんだろうなぁ。
山に求めるものが違うのかもしれない。
そして…私たちはそんなガイドさんから学びたいとは思うものの、あんまり背伸びはしたくない。
背伸び=危険。 背伸び=無理。
…と考えた結果… やっぱり”若葉マーク”をつけて山に行くのがいいのだろうと。
だって”若葉マーク”(初心者デッス!)であることが一見して分かれば、みんなが親切にしてくれるんです(笑)
やっぱりお山は怖いですから… でモンベル。
とはいってもあのシェルパ斉藤さんもモンベルだから機能的にもバッチリの製品ですからね、モンベル。
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