Wednesday, May 6, 2015

楽しい岩 - 身近なゲレンデを持とう!

■ フリークライミングは基礎

今日も連ちゃんで、某所でクライミングに行ってきました。

フリーは、クライミングの基礎ですので、苦手でもやっぱりやっておくのは、自分自身の岩場での安全性を高めるために大事です。 落ちない自分が一番安全。


カチ主体の岩場で、指先と前腕が大変です(^^;)

今回は、二日連続で近所のゲレンデに行きました。

が、誰も人がおらず貸切状態! 

低い山は、もう初夏の装いで、木陰に吹く風が気持ち良く、日向は暑いくらいで、心地よいクライミングになりました。

クライミングの適期は、真夏以外です。

■ トップロープさえ掛けれれば・・・

ゲレンデの岩の特徴として、カチが多くて難しかった。指の皮がだいぶ薄くなって、洗い物をしたら沁みますし、指先がジンジンしています・・・

乾燥していたので、ささくれから血が出てきてしまいました。

5.8の課題は、易しいのですが、それでも結構ムーブが必要で大変!で、連れて行ってもらわないと、ちょっと自分で岩場にトップロープを掛けるのは難しそうでした。


しかし、今回連れて行ってもらったので、一番易しい課題なら、なんとかトップロープが掛けられるようになり、遊ぶための最低限の能力をクリア。

初心者は、まずはそこが一番難しいです。

背が高い人は、リーチがあるので、その点で、有利で、完全フリーで登らなくても、届くところにヌンチャクを掛けつつ、テンションしながら登る作戦(ホントはズルだけど・・・)を使えば、大抵の課題はロープを掛けられるようになります。

ロープさえかかったら、後は

楽しく岩を触ればOK

です。 三つ峠などの本チャン練習との違いは、

・急がなくて良いこと
・安全管理が楽なこと

です。

■ 難しい課題でモチベーションアップ

ここの岩場は課題が難しくて、登れるのがあんまりないのですが、とりあえず、触れるのから触って、難しくなってダメなら、もうAゼロするか、ハングドッグしてムーブを探るか、どっちかでした。

登れなくても、とりあえず触る作戦。いかに登れないか?ということが分かったのですが、登れない方が、登れるようになりたい!という気持ちになれるかも?と思いました。

やっぱり、

 岩に触る → モチベーションUP 

の順で、

 ジム → 外岩

ではないな~と実感しました。 なにしろ、昨日は帰りにピラニアに立ち寄ってムーブをやって帰ろうか?と思ったくらいです(笑)

■ 地元ゲレンデ=通う岩場

余談ですが、ゲレンデというのは、地元の人が通うところ、だそうです。

ゲレンデというのは、岩場情報がないのが常です。私は十二ヶ岳の岩場も通いたいな~と思ったりしました。ちょっと頑張れば登れるようになりそうな気がするのは、十二ヶ岳の岩場だけですが、ここも、全国版の百岩場などにトポの掲載がないです。

そういう全国版にトポがない岩場は、通って練習する岩場、と思えばいいみたいです。

■ 甲府のジム

甲府には4つのジムと1つの公営の人工壁があります。

1) ピラニア  最大手 リード壁あり 
2) 小瀬人工壁 安い 390円/4時間  リード壁主体 使用許可証必要
3) 天 クラックがある 
4) アクティバ ケーキ屋さんの隣 子供に易しい 小さいジム
5) シナプス  課題がカチが多く一番難しい さらに小さいジム

おとどしは、ときどき、去年は結構頻繁に通いましたが、一向に上手にならない・・・(^^;)

回数券を消費すると無料チケットをくれますが、2枚無料チケットが来た、くらいは通ったけど、やっぱり上手にならないので、上手になるには、集中的なトレーニング期間が必要そうです。

潤沢な資金(月1万円くらい)があれば、通えば、確実に上達の近道と思いますが、岩場に行けば無料。アルパインのためのクライミングだから、楽しみつつ登ればいいか~と考えることにしました。

■ マナー?

ここは地元では有名な岩場ですが、山火事がクライマーの不始末であって、それ以来トポが公開されていません・・・。

それでいつも思うのですが、山の玄人?を意識するクライマーの人たちのほうがトイレ紙の始末が悪い。今日も岩場にいくつもトイレ紙が挟まっていました・・・。

どうして持って帰らないのかしら??? トイレ紙入れですが、コンビニでもらう小さいビニール袋で十分です。なんならスーパーでもらうお惣菜とかいれるのでも・・・




Tuesday, May 5, 2015

楽しい岩

■ 楽しいクライミング

今日は神奈川のほうのクラミングの人たちに誘ってもらって、また某所のクライミングに行ってきました。

ギンラン
今日はお天気が清々しく、気持ちの良い森の中で貸切状態のゲレンデクライミング。

グレード的に、あんまり登れませんが、とっても楽しいクライミングでした。

何本、登ったかなぁ~?人数が少ないので、結構な数、登ったので、明日、腕がシビアかも・・・?

上手な人の登りは、とても参考になります。

こうやって岩に触っていると、登れるようになりたいな~と思うんですが、岩起点でないと、ダメみたいだな~。

今日は帰りにピラニア行こうか?と思ってしまいました(笑)


上手な人の動き方はなんだか、スタンスがとても小さくて、似ています。

今日はホントに空いていて、良い岩日和でした。

Monday, May 4, 2015

滑落は防げるか?

■滑落と登山

滑落は防げることなのだろうか?

そもそも、登山は

 わざわざ滑落しそうなところに出かけて行く活動

とも言える。

少なくとも中高年の槍穂自慢の半分は、死んでもおかしくないところで、死ななかったという強運自慢に見える。いかに無謀な登高を自分が成し遂げたか?という自慢だ。それは技術がある、と言いたいのだろうか??? 残り半分は体力自慢。

登山には色々な死がついて回る。

うっかり転ぶのは、誰にでもある普通のことだ。 私は梅田(大阪の新宿みたいなところ)を歩いても、コケたし、普通の登山道でも転んだことは何度もある。

■ 平和ボケ滑落

ボールを追って車道に出てしまう子供と同じで、前後の状況についての思慮がない、という人も実際に山にたくさんいると思う。時々ニュースになっていて、例えば、山で、カメラのシャッターを切ろうとして後ずさり、後ろの崖に落ちたりしている。

そういうのは、平和ボケだ。 

ある意味、登山はそうした下界の平和ボケ、緊張感なく、たるみきった感性を野生に戻すと言うか、シャープに研ぎ澄ますために行くものだ。

■ 緊張弛緩型滑落

だが、そういう子供っぽさの為でない滑落死もある。

でも、登山で核心部、難しいところで落ちてしまうと言うのは、あんまり聞かない。

転滑落で一番言われることは、

 下山中に最も注意せよ

ということだ。しかも、難しいところを抜けた後が、緊張感が緩み、もっとも起りやすい。

私が知っている例では、下山後の温泉でつるりと滑って、救急車に乗った、という例を知っている。

■ トラバースでのバランス崩し

今回の春山合宿でも、一部ちょっとどうかなと思ったトラバースで、滑落した。

その時の状況は、雪渓の割れ目を避けての高巻き

・高巻くトラバースのところ
・5mほどの高巻き
・50度くらいの傾斜
・4mくらいのトラバース
・緩い雪
・緩傾斜から急傾斜に乗り上げ、そこをトラバース。 

それで、「落ちてもここで止まるね」とあらかじめ言った。私としては嫌だな、と思ったところだった。高さがあればロープを出してと言ったと思う。落ちても平気な高さだったから言わなかったのだ。

ザックが重いときはトラバースには特に気を付けることにしている。

というのは、一度ザックに身体を取られて滑落したからだ。

飛び石と同じで、重いザックを背負っていると、胴体が軽い女性は振られやすい。トラバースは特にちょっとしたことでバランスを崩しやすい。ただ斜面を直上するのとちょっと違う。

ピッケルも長さが短すぎて、うまく杖にならなかったり、杖にしようとして逆にバランスが悪くなったりする。トラバースの場合、ストックの方が有効だったりもするが、ストックだと滑落停止ができないので、やっぱりピッケルになる。

この時は、案の定、滑り落ちて、すぐ下の「ここで止まるね」と言ったところで、案の定止まった。予想できることだったので、斜面に正対していたので、そのまま素直に落ちて、でっかい穴が開いてしまった。

登り返して渡ったが、次は滑らず歩いた。

転ぶときは、ザックを下に転ばないようにしている。一度、何でもないトラバースで、重いザックに体が持って行かれて、2回転半して、頭を打って止まった経験からだ。それで、ちょっと怖いなというトラバースの時は、斜面に正対する形で、渡るようにしている。

■ ロープとトラバース

ここはロープを出すべきだったのだろうか?

トラバースって、ロープを出しても、フィックスでない限り、大した保険にはならない。

ふらつき防止と言う意味で、以前師匠が、八ヶ岳広河原沢のきわどいトラバース(フィックスロープがある)で、スリングを出し、腰を引っ張ってくれたとき、「え?そこまでするの?」と手厚いガイド並み対応だ、と思ったが、実際、自分が滑落してみて、普通に直上で歩くときと、バランス感覚が必要な時では、ザックの重荷の意味が違うことが分かったので、今では納得している。

前にも書いたが、クライミングの帰りは、いつも駐車場までヘルメットをかぶっていることにしている。下りは怪我が多いのはクライミングでなくても登山の常識だ。

■ 雪の状態をよく見る

雪渓の下りなど雪の状況次第で転滑落のリスクは違う。

みんなピッケルを持つのはカッコいいと思っているけれど、ピッケルを持つと言うこと自体が、滑落リスクを受け入れています、と言う意味だ。

ピッケルを持って降りるようなときは転滑落リスクがある、ということだ。

だから、次に考えるべきことは、落ちたときのことだ。

つまり、人を巻き込まない位置で歩くとか、逆に上から人が降ってくるラインには立たない、など。考えのない人は、縦走路と同じようにピッタリくっついて歩いてくるので怖い。

雪は腐っていれば、滑落しても摩擦ですぐ止まるし、逆に滑り降りると言う手もある。もちろんウエアがびしょびしょに濡れてしまうので、やりたい技でないかもしれないが・・・。

雪が締って固くアイゼンの爪が良く効く、気温の低い時間帯に上がり、緩んだときには降りている、という時間配分にするのが、雪上での滑落防止には重要だ。雪面をよく見て、アイゼンが効くか、腐った雪か、そういう目を肥やさないといけない。

■ へっぴり腰

雪であれば滑落停止できることも多い。やみくもに恐れて、へっぴり腰になると余計危ない。へっぴり腰による滑落は心理的な恐怖感を背景にしているので、技術を磨くこと、講習会の練習などで克服できることだ。講習会ではそれで、雪の急斜面を走る練習があった。

去年は西穂高沢と富士山が走って降りるような斜面だった。

■ 得意不得意を知る

私が思うには、何をして大丈夫で、何をしたらダメか?は体格にもよるし、運動能力にもよる。

自分で何がよく、何がダメかを分かっていることが大事なのではないだろうか?

私は飛び石の渡りは特に今苦手で、河原歩きはとても遅い。でもそれは、雪で始めた登山者には普通だ。岩は苦手。トラバースも同じ理由で振られるため、ザックが重いと苦手。

でも、雪の斜面で怖いと思うことは少ない。雪なら多少は知っていると自分でも思うからだ。

ザックの重さで言うと、一般縦走路と違い、歩荷道は歩きやすく作られていることが多い。転んでも致命傷にならないような道も多い。

余談だが、一般道がスリルを愉しむために作られ、歩荷道が実用の為作られていることは、フリーがクライミングそのものを愉しむために難しいルート設定をされ、アルパインが頂上への最も安全と思われる道を取る関係と似ている。スリルvs安全というトレードオフ関係があるのだ。

■ ロープクライミングは安全

ロープにつながれている、という意味で、転滑落リスクに対しては、縦に登るクライミングは安全だ。

以前ボルダリングの着地で足首をねん挫した人がいて、やっぱりロープがないクライミングは危ない、と思った。

ローププライミングは、ロープがいかにクライマーの安全を確保しているのかの理解がきちんとあれば、という条件付きで、安全だ。

特に支点が整備されているフリークライミングは、墜落のリスクについてはかなり安全で、さらに安全なのは、スポーツクライミング。

ロープに振られて壁に激突しない限り、下にストンと落ちればいいだけ。

ただそれも、きちんとした確保があってのことだ。自分が落ちるとき、何が安全で何が安全でないか?は、考えて良く理解していないといけない。

■ 弱いメンタルは余計危険

山は危険だ、と言って山自体に行かない、のは、運転は危険だから運転しない、というのに似ている。言う間でもないが、登山による死の確率は交通事故死の確率より低い。

弱いメンタルを作るのは、ただの臆病者を作るだけだ。

そう思ったので、去年は、私は滑落後だったが、多少無理して、三つ峠のクライミングに出かけた。滑落を経験した後はリードするのが大変だった。自分のクライミング能力だけでなく、歩く能力自体にも、自信を喪失していたからだ。

良く言われるがやっぱり自信は練習しか作ることができない。自分で自分に嘘はつけないものだ。

■ 登山は危険を非危険に裏返していく活動

ただ運転と違うのは

 自ら危険に近づいて行っている、

ということだ。

 登山は、自然界の危険に対処できる能力を自ら高めていく活動、

だと思う。歩行技術もそうだし、ウエアも、テント泊生活もそうだ。その近づかんとする危険が一体何なのか?ちゃんと深く理解していないと、「こんなはずでは・・・」になってしまう。

登山と運転の比較では、運転で、ウィンカーを出さなかったり、スピード超過で行く人は、命知らずなドライバーと言うことになっているが、なぜか登山だと、命知らずは逆に賛美されたりする。命知らずを賛美してはいけないと思う。命知らず=舐めている、ということだ。

■ 危険が何かを見極める

結局のところ

 大事なことは、自分の目で見て、自分で考えることだ。

誰かにとって危険でも、自分にとっては危険でないことはありうるし、自分には危険でも、誰かにとっては危険でないこともありうる。 山は下界のように平等ではない。実力主義の世界が山だ。

ただ共通に言えることもある。誰にとっても共通に危険なのは、

 危険を理解しようとしない態度

だ。だから、考える習慣を持たない人は危険だ。つまり考えることを人に任せたがる人、判断を人にゆだねたがる人は危険だ。同じことで自分の判断を強要したがる人も危険だ。


←これくらいは自信を持って歩けますが、ロープは出してもらいたいですね。

これでクラストしたアイゼンサクサク雪なら、ラクラクトラバース。でも、富士山にあるようにツルツルのアイス面なら、絶対行きたくないなーとなるかも。

どちらにしても、トラバースの方が、同じ斜度でも直上より、心理的に緊張を強いられます。

≪まとめ≫

・下山時は滑落に注意する

・何でもないところでも滑落する

・ザックが重いときはトラバースは特に注意する

・落ちるときは素直に足から落ちるようにする (ザックを下にしない)

・下山ではいつもヘルメットをかぶっている

・転滑落が起りやすい場所をよく知る

・飛ばす時は落ちても大丈夫な所かどうかを考える

今回の真砂尾根ではリーダーが要らないと判断した岩場で一部懸垂で降りる判断をした人もいました。危険は人それぞれなので、それでよいと思います。

Sunday, May 3, 2015

涸沢岳西尾根の訃報

■ 知り合いの死

雪が少ない春山合宿から帰ってきたら、なんと知人の訃報が待ち受けていました・・・。私の周囲で知っている人が亡くなったのは、3人目です。

一人目は夏山の剣で落石で遭難です。机大の落石だったそうで、ビバークした地形の選択にミスがなければ、不可抗力です。これから大輪の花を咲かせるかというところの方で、私は車で送ってもらったりしたことがあり、同年代。まだ幼い二人のお子さんを残されてだったので、非常にショックでした。

二人目は顔見知りとも言えない方でしたが、鉱泉アイスキャンディーに一緒に先輩に誘ってもらい、アイスクライミングのゲレンデでもご一緒できたらいいな~と思っていたところの人でした。この時のクライミングは成立しなかったのでしたが、ニュージーランド帰りの人だったので、ちょっとNZの話でも聞きたいな~と思って、先輩に、「あの彼は・・・」と問い合わせたところ、冬富士で遭難死されていました。滑落後ビバークして救助要請があったものの、場所を特定できずと言う事でした。私たちが快晴の冬山合宿(敗退)から帰ってきた日の出来事で、御坂山岳会からも捜索を出し、別の人を見つけたのだそうでした。彼はまだ発見されていません。

今回の遭難者は、リーダー講習で一緒だった方です。私は班が違ったので、少し言葉を交わしたことがある程度の方でしたが、聞くと、身重の奥さまをおいて、だそうなので、痛々しいことこの上ありません。

山は危険な所です。本当に良く良く危険が具体的になんであるかを知って、行動しないといけません。

その方の遭難ニュースのコピペです。

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北アルプス・涸沢岳で2人滑落、1人行方不明

読売新聞4月30日(木)22時52分

 30日午後2時15分頃、岐阜県高山市の北アルプス・涸沢岳からさわだけ(3110メートル)で、「同行者が滑落した」との119番があった。

 男性1人が行方不明となり、岐阜県警がヘリコプターで捜索したが見つからず、同日夕、日没のため打ち切った。1日午前から捜索を再開する。

 県警高山署の発表によると、行方不明になっているのは金沢市の会社員斎藤宏さん(36)で、涸沢岳西尾根の蒲田富士付近(約2700メートル)で滑落したという。登山仲間の長野県上田市、水道工事業松山信さん(46)も、斎藤さんを助けようとして約100メートル滑落したが自力で下山し、救助を求めた。松山さんは顔などに軽傷を負った。

 2人は29日に新穂高ロープウェイの登山口から入山。穂高岳山荘で1泊した後、30日午前に登山を再開していた。
ーーーhttp://news.biglobe.ne.jp/domestic/0430/ym_150430_4100692411.html より引用 赤字当方

これを読む範囲では下山中ではないかと思います。 滑落後すぐに通報したとして2時15分。雪も腐って、滑りやすい時間帯だなぁと思いました。

GWは気温が高いので、ビバークしていれば生存できますが、死因は頭を打ったことだそうでした。

私も岩の帰りに、何でもないトラバースで、クライミングギアの入った重いザックに体を振られて、2回転半して落ちて頭を打ったことがあるのです。レントゲンとってもらいました。最近ではクライミングの帰りは、ずっとヘルメットをかぶっています。クライミングの帰りのほうが滑落事故が多いからです。

あの時は自分でも驚くくらい、あっけなくザックに体が持って行かれました。それ以来、ザックの重さには気を付けています。自分が思っているより、あっけなく体が持って行かれたからです。

(体重移動の要らない、直登の登りで担げること)と、(トラバースや飛び石のように、不安定な場所やきわどい体重移動を重荷を担いでやる)のでは、ちょっと意味が違う、と言うことを理解しました。

■ 涸沢岳西尾根のまとめ

涸沢岳西尾根とはどのようなルートなのでしょうか?

Google先生からのまとめです。

≪涸沢岳西尾根≫
・日本第2位の高峰奥穂高岳、冬期その高峰に至る最短ルートとして人気の高い涸沢岳西尾根。
・テントを背負って登る、このルートは、まさにアルピニズムの原点を感じさせる、感慨深いルート。
・涸沢岳西尾根は雪崩をさけて尾根筋を辿る冬の穂高のメインルート
・でも大型連休のこの時期にわざわざトレースする方はそうはいない
・通常は2400m付近で幕営し、そこから蒲田富士、涸沢岳を経て奥穂高岳までをピストンするという長丁場となり、痩せた雪稜や岩稜も辿る技術的、体力的に易しいルートではない。

≪あるガイド登山での募集要項≫
「涸沢岳西尾根~奥穂高岳」
・一般登山 初級者以上
・定員2名(つまりガイドを入れて3名) 
・2泊3日プラス予備日(テント泊)    
・登山時期12月~3月(最適期年末年始)
・技術: ルートは概ね歩行中心だが途中急雪壁や岩稜帯があり ロープでの確保が必要な場合がある
・体力: 1日10時間までの行動 もしくは1000m以上の高低差や大きなアップダウンがある。
      テント泊経験が必要。

知人が亡くなった鎌田富士付近では、去年もGW期に遭難がありました。

≪当方の去年の記事≫
防衛大学生の遭難

山岳会であることと、19歳、29歳と若い方の滑落です。滑落した場所も似ています。だいぶ下の方の樹林帯です。
涸沢岳西尾根遭難救助の記事
http://bochiiko8.blog14.fc2.com/blog-entry-169.html
鎌田富士敗退記
http://homepage3.nifty.com/yappariyama/030426kamatafuji.htm

厳冬期がメインの時期で、GWに登られた記録はないかと探しました。

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 5月5日、涸沢岳西尾根を 9人パーティーで下山中、先頭を歩いていた 1人(男性・19歳)が、標高2,200メートル付近で足を滑らせブドウ谷へ滑落、同行者で付近を捜索していたところ、さらにもう1人(男性・29歳)が滑落し救助要請。
すぐさま、常駐中であった航空隊と警備隊が現場へ急行し捜索を開始、ブドウ谷の標高1,800メートル付近で動かない 1人を発見、さらに 100メートル下部でもう1人を発見し、現場付近は天候が安定していなかったものの、航空隊と警備隊の連携により、遺体となった 2人を収容した。
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調べていたら、平成26年度の北アの遭難白書をみつけました。
http://www.kitaalpsgifu.jp/image/h26hakusyo.pdf

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3月22日 涸沢岳 〃 3 有 65 男 無職 兵庫県 1 滑落
3人パーティーで涸沢岳から下山中、西尾根の標高約2,700メートル付近の岩稜帯で1人がスリップして滑落し、同行者から救助要請。翌日、鉱石沢の標高2,100メートル付近で発見、収容。2 22

5月5日 涸沢岳 大学山岳部 9 有 1929 男男 大学生 公務員 神奈川県 神奈川県 2 滑落 9人パーティーで涸沢岳西尾根を下山中、先頭を歩いていた1人が滑落した ため、同行者で付近を捜索中していところ、もう1人がさらに滑落したため救 助要請。 1 13 警察
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位置関係が分からないと理解できないので、概念図を出しておきます。 左の方にあります。


http://www.geocities.jp/takehana056138/Japanmountain/karasawa_nishione.html より引用。

上記のサイトによると、世界で最初に3大北壁冬期登高した人が遭難した、ということですが、誰なのでしょうか?

その三人は、

 小西政継 1996年10月1日- マナスルに登頂後、消息を絶つ。 長谷川恒夫?
 遠藤二郎  ???
 星野隆男 星野隆男 昭和48年12月穂高で事故死。33歳

ということなので、星野隆男さんでしょうか。

ともかく、涸沢岳西尾根、鎌田尾根付近は油断禁物、ということです。

地図上でも見ても、取り立てて悪いところがあるように見えないところがトリッキーなのかもしれません。

後日談 2015.5.07

穂高岳山荘ぼちぼちいこか、より引用
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今年はこの時期としてはちょっと考えられないくらい雪が少なく、普段であれば岩と雪のミックスとなるルートの多くが完全にドライコンディションとなり、アイゼンを必要とする場所とそうでない場所とが極端に分かれてしまっている状態でした。

4月30日の涸沢岳西尾根の事故はそうした「雪が無さ過ぎたがゆえ」とも思われるのです。
現場は蒲田富士からの下りの古いフィックスロープが残置してある岩稜付近。
山荘から涸沢岳稜線、蒲田富士と全く雪を踏まない下降路にあって事故現場付近にはわずかな残雪があったそうです。
おそらくその雪を避けようと本来のルートと反対のブドウ谷側を巻こうとして事故に至ったのではないかと推測されます。
遭難された方はアイゼンを装着していなかったとのことですが、それがミスであったともぼくには言えません。
山荘からあそこまでアイゼンをつけずに降りたのなら、おそらくそのほんのわずかの雪のためにわざわざアイゼンをつけるかどうか自分としてもわからないです。

そもそも例年であればこの時期の涸沢岳西尾根をアイゼンをつけずに降りるなんてことはあり得ないのですから。


ある年の6月に西穂〜奥穂縦走をやった折、天狗のコルからジャンへの登りで前後は全く雪が無いのに急峻な雪のルンゼの横断に4、5回もアイゼンの脱着を強いられてウンザリしたことがあります。
ただあの時は他に選択肢がなかったからそうしたのであって、もしも脇に巻けるような岩稜があればそちらを行ったかもしません。
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御坂の春山合宿真砂尾根では、ずっとアイゼンを付けたまま岩稜とハイ松のミックス帯や岩稜帯を行きました。まるでアイゼントレみたいでした・・・

ーーーーーーーーーーGoogle先生からの検索情報ーーーーーーーーーーーーー

検索結果1)ヤマレコ

蒲田富士まで、岩場の巻き道の急登と、1ヶ所岩をよじ登るところがあり注意箇所か。雪質はさらさらで踏ん張りが効かなかった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-379145.html

検索結果2)ブナの会

涸沢岳西尾根〜奥穂高岳は積雪期穂高の入門ルートとされているものの、難易度としては多くのルートガイドでは中級として十分手応えがあるという評価となっています。森林限界を超えてからの雪稜〜オープンバーンの斜面では雪の状態によっては気を抜けるところがほとんどなく、持続的な緊張を強いられます。雪庇や雪の状態を評価できる氷雪技術、知識、アイゼンワークが必要。ネット情報では簡単に記載されているものもありますが、滑落事故も頻繁に起こるルートなので、初級者を帯同する可能性があるからこそ慎重に企画したいルートです。
http://www.bunanokai.jp/archives/7842

検索結果3)
アルプス北壁三冠王と言われた有名な登山家が、西尾根のテント場付近で雪庇を踏み抜き滑落死してしまった。油断大敵である。
http://www.geocities.jp/takehana056138/Japanmountain/karasawa_nishione.html

検索結果4)
http://www17.plala.or.jp/kouno0622/130104/20130104.html
蒲田富士直下は急な雪壁を右上します。FIXロープがありますが凍って半分埋まっていますのでアテにはなりません。ダブルアックスなら安心ですが、下降時は雪の状態次第でFIXの残置を利用して懸垂する方がよいと思います。

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どうでしょうか?これを見て ”昔から鬼門”と理解できるほどの、シリアス度があるルートとは感じられないかもしれません。

あわせて、こちらもお読みください。



真砂尾根

■ 2度目の春山合宿

2度目の春山合宿へ行ってきました。今年は素晴らしい快晴が続いた山行だった。

私にとっては、初めての立山、ということがあり、偵察山行でもあった。行くところリストに入っている場所を眺めることができたからだ。

改札に並ぶ
計画は真砂岳。今回は真砂岳は、反対側の斜面になるが、2013年11月の真砂岳の雪崩れ遭難で印象に残っていた山だった。

立山は観光地化された山であることから、混雑を恐れて行ったことがない山だったので、初めての立山がそれほど大混雑でなかったのがよかった点だ。行列3~4時間と聞かされており、ビビッていた。

 初日に3人の登山者にあった以外は、二日目の真砂尾根では人に会わなかった。混雑も少し時期をずらしたため、予想した以上に苦しまされることはなかった。並ぶのは始発前だったので当然の範囲。帰りも連絡がスムーズですし詰めにはならずに帰れた。

やはり、大事なことは

・人のいないルートを選ぶ
・混雑の時期をずらす

の2点だ。ここは思いもつかなかった場所だったので、先輩はさすがだな、と思った。

■ 雪が少ない!

ただ雪が少なく、雪稜のはずが、無雪期の山(汗)。

黒部ダム湖駅から黒部川に降りる
どういうケースでロープを出すか?の勉強になった。

私は高難度のアルパインをやりたいわけではなく、縦走路程度の場所を安全に率いることができればよいと思って、講習を受けたりしていたわけだが、実は縦走路のほうがトラバースが主体になり、ロープ使いや確保としては難しい。足元のフィックスロープで落ちると、墜落係数2になる。

通常、”念のためのロープ”が必要、と書いてあるルートの場合は、大抵はロープを出さないで済むものだ。

だが、今回は5ピッチくらいは出しただろうか?

私はセカンドかサードで、タイブロックで登った。
フリクションノットの代わりだ。ロープが痛むと言って嫌う人もいるタイプロックだが、ノットの技術不要で、簡易的なユマールになる。実は私もギアは持っていたのだが、装備の指定になかったので持って行かなかった。

予想以上にロープワークにかかったため、二日目の行程が予定より、だいぶ後ろ倒しになってしまった。


黒部川は右岸を行く

そのため、3日目の行程を省略して帰ってきた。

混雑や疲労度、尾根の状態などの総合的な状況と、夕方17時には帰宅していた、という結果からすると、正解だったようだ。

選べるときに無理(頑張る)を選ばず、ゆとりを残して帰るのが大事。

今年は雪が少なくて、尾根の上部でも”雪稜をサクサク”と、というより、”岩尾根を用心しながら歩く”になった。

午後の遅い時間の雪は腐っていて、滑りやすい。

結局、予定していた雄山東尾根を使わず、雄山から山崎カールを下って室堂に降りた。

そのため、ちょっと余分に交通費がかかったが、総合的にゆとりを残していたいので、良かったと思う。

贅沢なのは、3日目で、朝一番のもっとも良い時間帯に真砂岳から雄山までの縦走路にいることができた。




≪予定≫

1日目 黒部ダム湖→内蔵助平→ハシゴ谷乗越  → 予定通り
2日目 真砂尾根                     → 予定より遅れ、内蔵助小屋前で幕営
3日目 雄山東尾根                    → 山崎カール

内蔵助谷へ

ただし、二日目の幕営予定地は、決めずに行っていたので、予定が狂ったとはいえない。

遅くなった場合は、室堂に降りれることが分かっているルートだった。

ただ計画書にその旨が書いてなかったのはなぜだろう?私は一般道で降りる気だったので、山崎カールについてはしらなかった。

エスケープについては、地図を見れば分かると言う、高度な能力がある人はなかなかいない時代なので、書いた方が良いと思う。

二日目、真砂尾根は、私の中では、午前中一杯で通過できるかなという尾根で、大汝避難所あたりで幕営かなと予想していた。

が、ロープを出したことで予想以上に時間がかかり、内蔵助小屋に出たら、14:20だった。少し早いが幕営決定。

参考にした記録によると、
ハシゴ谷乗越 04:10 → 真砂子尾根 → 15:30 真砂岳 15:35となっていて、6月とスピードはそう変わらないようだ。


幕営地から見た剣岳

真砂尾根 雪割れがあり、確保中


こういうのをどう通るか?
ここは岩に逃げた 基本は稜線







真砂尾根終了点から登ってきた尾根を見る

山崎カールを下る

■小屋でビール!

小屋の人が小屋明けの偵察に来ていたので、声掛けしたら、ビールを持っていると言う。

それでみなで小屋に押しかけ、小屋でビールなどをいただいてしまった。ちょっとした宴会になり、楽しい出会いだった。

小屋の前で幕営したが、小屋前には雪がなく、夏山。小屋にはお手洗いまで借りてしまった。

その上地面に雪がないおかげで、前日の雪上泊より暖かく、軽量化した薄いシュラフでも快適だった。


■ 残雪期のタクティックス、どういう風に雪を登るか?

立山を混雑を回避して歩くためにはどうしたらよいか?と発想すると、バリエーションルートしかない。

(通常は、一般道で山自体のリスク・・・雪崩れの山なのか、凍傷の山なのか、過去の遭難歴など・・・について、および、その山域の概要・・一般道、ピークの位置関係、安全地帯などなど・・・を知ってから、バリエーションへ、と言うことになる。)

立山のような高い山でバリエーションとなると、夏山は大混雑の岩稜、雪稜は、厳冬期は一般的に非常に厳しく、やはり、ねらい目は気候的なリスクが低い、残雪期。

内蔵助平
それでも、例年GWは、急に冬に後戻りしたりして、厳冬期並みの冬山化することもあり、残雪期とはいえ、一応気が抜けない。

残雪期の一般的注意事項は、雪の状態をよく見て登ることだ。

雪がクラストして固い早朝にアイゼンを効かせて登り、雪が緩んできたころには、滑落死の危険がある地帯を抜けて、下山している途中であるくらいが良い。

その辺の組み合わせがルート上の配慮に必要だ。去年はこの同じタクティックスで、西穂高沢を使って西穂に登り、その後は鎌尾根に登って、となりの沢で降りてきた。登りは尾根、下りは沢地形。

下り始めは尾根通しから、傾斜の緩やかな所を利用して、沢の方に降りる。登りは沢地形の落石の危険がないところを選んで、尾根に乗り上げ、尾根通しに行く。

こういう作戦の立て方は、先輩はいちいち言葉にしないので、きちんと行動を見て、どうするのが危険回避なのか?をよく自分で咀嚼することが大事だ。そうでないと同じところに行っても、時間帯が違うだけで、遭難危険グループに属してしまうことになるかもしれない。

■ 雪が少ない事前情報

ただ今年は雪が少ないと言う情報を得ていた。その情報も錯綜し、白馬主稜などは大丈夫という声も聞かれたが、2500から上は雪がないという立山に行っているプロガイドの情報も得ていた。

シマシマは雨の証
実際は、本当に、めったにないほど雪が少なかった。

今年は一週間以上も気温の高い日が続いていた。

立山の雪崩情報サイトを見ても、ずっとプラスの気温で、日中氷点下になっていることがなかった。それで雪はどんどん溶けていたようだ。

内蔵助小屋の人によると、除雪しないで小屋に入れたのは初めて、だそうだったので、本当に稀に見る、寡雪だったのだろう。

八ヶ岳などの近所の山で雪が少ないのは分かっていたので、リーダーは、豪雪地帯の立山まで行けば雪があるだろう、と意識して選んだようだった。

しかし、その予想を上回る雪の少なさだった、ということだ。本当にびっくりだ。


この右の写真は、立山で雨が降っていたことを示すもの。




■ ルートの特長

真砂尾根は雪稜であれば、ルート的にはほとんど困難がないルートだが、目の前に剣岳をまじかに見ながら、登ることができる。幕営場所は剣の展望台だった。剣岳への登頂の前座としては、夢をかきたてるルート。

最近思うのだが、

  あるルートを登るには、そのルートをまずは別の山から眺めている経験が大事

なのではないだろうか?

内蔵助平までのルート
登山大系などの本はカラー写真がないので、読んでもイメージが湧かない。そのせいか最近の人は興味をもたない傾向があるのかもしれない。

私の場合は、八ヶ岳は権現を歩いて、川俣尾根に興味を持ったことで、バイブルと言われる『八ヶ岳研究』を夢中で読むことができた。やはり行きたいという思いが先でないとダメなのでは?

私は、立山には、後立を縦走して興味を持ったし、黒部も同じで、上から十字峡を眺めてから、へぇ~と思った。それで関連の本を読んだりして、行きたいという思いが生まれる。

ただパンフレットに並べられたルートを、レストランでメニューを選ぶようにピックアップして登る、というモチベーションの持ち方では、ルートの困難さだけがルート選択の基準になってしまう。

山は、そのようなやり方で登るべきではないのかもしれない、と思う。やはり、行ってみたい!という気持ちが大事なのではないだろうか?

そういう気持ちがない人は、「どこでもいいから連れて行って」と言う。山が好きなのではなく、単純に退屈していて、山でなくても、映画館でもいい、となるのではないか?

山が好きなのかどうか?というのは、非常に重要だが、意外にみなそうでないで山に登っている人が多いことに気が付く。

”どこでもいい”という言葉には、意思の薄弱さが見え隠れしていて、その程度の気持ちでは、どこかに連れて行きたくても、責任が重すぎて、連れて行けない。

ハシゴ段乗越まで
いかに観光地化された山であろうとも、山には死の危険があり、いざピンチということになった時に、そのような気持ちでは、馬力の出るはずがないからだ。

ビレイ中に手を離して、写真を撮っている、いまだにお客さんの気持ちが強い後輩を見ていて、そう思った。しかも悪気がない。さらに指摘をしても、聞く耳を持たない。自覚がないのだ。だから、シビアな所には連れてはいけない。それで落とされて死んでも死んだほうが悪いのだ。判断力がない、ということは、無罪放免ということだからだ。だからそのような人とは山行を共にしないか、行ける場所を限定して行くようにしないといけない。

計画を最初に見たときに気が付いたのは、行程が控えめなことだった。

あまり長大な計画ではなかったので、気軽な気がした。小屋も営業はしていないが、二か所も近くにあり、隠れているとは言え、夏道ルートで、全くの藪や全くの未踏ルートではないため、ルート取りの参考になることが何もないわけではない。

その上、装備も絞って少なくしてあり、装備表通りに持って行くと、軽かった。皆、普段持ってくる、お酒やおつまみさえも軽量化したようだ。今回は、全員が装備は軽めだったと思う。(余分なものを持ってきていなければ) 装備については別途まとめようと思う。

つまり、そういうくらいに弱気な計画がちょうど良いということだ。

今回はルートで難しいのは初日だとおもったので、電池節約で初日分のGPSと翌日は要所要所の座標、あとは最終日の山崎カールの下りをGPS軌跡を取った。

カールなど急な雪の斜面を下るときは、ピッケルがあれば安心だが、落ちたとき、他の人を巻き込まないような位置関係で歩くことにしている。先頭を行く人は時々後ろを振り返って、自分の上に誰も降ってこないことを確認すべきだ。

■ 遭難

最後になったが、帰宅したら、なんとリーダー講習会の同期が涸沢岳で遭難して亡くなっていた。驚いた。私が知っている人が亡くなったのは、これで三人目になる。

山は危険だと思う。亡くなった人のニュースが入ると、無条件にすべての山が危険だと思う。

しかし、危険が何か?を理解しないでいることが最も危険だと思う。

良く山を知っていることが一番大事なことだ、と肝に銘じたいと思った。

≪関連サイト≫

御坂山岳会のサイト

なんでクライミングは5からなのか?

必携!日本の岩場

山へメッセージを受け取りに行く

チャレンジ!ペミカン

追悼登山

剣岳 情報 試練と憧れ