Wednesday, September 2, 2020

登山に登山用のガスはイラナイ…

■ 尼僧物語

昨日しみじみ思ったんですけど…私にとって、登山って『尼僧物語』みたいな感じ…
最初はすごいことをするのだと思っていたので、非常に光栄に感じ、色々な人の意見を拝聴していました… ところが、実際に経験してみると、どうも…
その象徴になっているのが、登山用の調理器具…ガスですけど、登山用のは非常に高く、100円ショップで買える一般の缶の4-5倍の価格ですが…その上、ガスバーナーも、高い。8910円と今調べたらありましたが、イワタニのジュニアバーナー、たぶん元は2000円くらのもの…で十分なんですよね…。

標高が高いから…というのが高額商品を購入させられる時の理由だった思いますが…ヒマラヤに行く人がイワタニでいいって言っているんだからなぁ…
 
一般登山者は全体に、オーバースペックで、ハイキングの山に行っており、本当のお上りさんは、えっと驚く無知具合という風に2極化しています…どのくらい無知かというと、山は標高が高くなるとー1cとか知らないくらい。

登山者のレベル低下、と言われるときに指摘されている登山者像は、アルパインを志す若者、という意味ですが、クライミングしない、雪の山をしない、沢をしない、ということになると、レベル低下は避けられない…ワンダーフォーゲルでは、山の一部しか分かるようにならない…もちろん、ワンダーフォーゲルと名乗っていても、沢も岩も雪もやる部活もあると思いますが… 今ある道を歩くだけだったら、何の能力もイラナイ…いるのは常識だけというのが日本の山です。

その常識がない人が山に来て大量にゴミを捨てていくのが問題化していますが…それは登山者のレベル低下と指摘されるうちの中には、入らない。マナー低下というほうに入る…
ガスバーナーは、私の失望の象徴のようになっています…
この失望は、山岳会を辞めたときも同じなのですが…。

行きたいところが一杯過ぎて人生の時間が足りないな!と思っていたようなワクワクする気持ちを取り戻すには、何ができたら、もっと楽しくなるのか?というと…

登山という世界にはあまり余白がないと思えます…

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