■危険なフォール事例2件
1)手繰り落ち&下手くそビレイヤー
どっかりぶりのルートでは、手繰り落ちの危険がつきものですが…。
外岩行く前に人工壁で練習すれば、間に合う程度のビレイヤーの習熟度もなかった事例がこちらです。
ビレイ超下手くそです。手繰る時間はあります。
いきなり外岩でビレイを教えてもいい、というベテランもいますが、この練習をいきなり外でやるのは問題です…落ちる役をする人のリスクが高すぎます…
こうしたビレイヤーを基に、外岩でいきなりビレイを教えるのは良くないという根拠になります。
2)スモールカムで落下
スモールカムは落ちれますが、きちんとセットしてこそ。このクライマーはどか落ちする前にテンションしてみるべきでした…全然カム効いていないのに、ギリギリにトライしすぎ。つまり、安全マージンが少なすぎます。
ルーフにチャレンジする資格がまだできていないのにチャレンジ中です…。
スモールカムはルーフでなくてもフィンガークラックで出てきます。十分、フィンガーの課題をやれば、ルーフになっても効かせられる、=大丈夫なはずです。
習熟する順序は、おおよそ、ハンド→フィンガー→ワイド→ルーフ です。
ルーフは見栄えがしますが、プロテクションを確実にしないととりつけません。とりあえずエイドで登ると、プロテクションの技は磨けます。
No comments:
Post a Comment