Wednesday, January 18, 2012

夏用のアンダーを冬に活用する

■どっちが上か?

最近、昔天王寺のミオで勝った安い中綿のジャケット…中身は綿…を久しぶりに着てみると重くて仕方ない。
こちらに着てから山服を着るようになったので軽さに慣れてしまったんですね。

The more you know the less you need といいますが、このジャケットは山ジャケの登場で
いらないことに。

冬ジャケットは高いので買うときに研究して、汗かき体質を考慮して、より通気性が高いソフトシェルを
持つことにしたのですがやっぱりそれでも蒸れたのでさらにシーズンはじめに夏用のアンダーを買いました。

これがなかなか優れもの。ですが、着方にコツがあることを最近理解しました。


吸水性の速乾アンダーは速乾だけに肌触りがひんやりしています。

なのでセオリーどおり、3レイヤーの一番下に着ると寒い。

そこで一番下をウールのアンダーにして2番目に着るとちょうどいい♪

肌触りと言うのはどうしても自然素材のほうがいいので肌に近いものはやっぱり化繊より
天然素材だなと一人納得しています。

ウール + 吸汗速乾 

ウールが下で速乾が上。まるでピザのトマトソースとチーズの関係のようですね。日本では
チーズが上でトマトが下ですが、イタリアでは逆だそうです。


■ デッドエアの量

一方失敗もあり…ホグロフスのフリース…色がきれいなのに惹れたのですがあまり活躍していません。
というのは静電気がすごい!その上暖かさでイマイチ。

というのも体にフィットしたカットでないので、ゆとりがありすぎてデッドエアを溜め込まない。
暖かい空気が逃げてしまうのです。なのにさらにアウターをきると中でもたつく。

とりあえず防風性のフリースはたぶんミドルというより、春秋のアウターですね。

ゆとりのあるトップスは細身の人には、ゆとりが逆にあだになり、暖かくないのにもたつくことに
なるようです。買うときはゆとりの分量に気をつけなければいけませんね。

これと同じことは、ボトムスにもいえ、去年ウールのアンダーがとてもよいことに気がついた私は
寒がりのお尻、ボトムスなら最厚手のもっとも暖かい厚手ウールでいいかと、最厚手のウールにしたの
ですがサイズLが失敗。膝周り腿周りにゆとりがあり、そのゆとり分涼しい… その下のぴったり
しているほうが暖かいです。

肌に密着していないと暖かくないのですね。ゆとりたるみは空気の移動なので移動したら熱を逃しているみたいです。

暖かさには、サイズ感がとても重要だと学んだのでした。

■ 冬毛?

暖かさでいうとおとどし買ったNangaのフリースはとっても軽くて暖かくていいのですが
表面の生地がほつれてきたのと、チャックがチャチなのであまり強度が無く、外れやすくなって
しまいました。ダウンはほんと暖かさでダントツに良いです。

ふかふかして暖かいし、畳めば驚くほど小さくなるうえに復元性がよいので家でも、ものすごく重宝しています。

山でももちろん一番暖かいですが、家の中で着るのにもいい。なるほどかさばるハイロフトの服はあったかい。

家の中は風が吹いていないのでこれさえあれば下はTシャツでいいほどです。こういう用途に
使うダウンは表面の生地のやわらかさが重要だと思います。表面の生地が硬いとどうしても
アウターになりインナーのダウンとして着ようとしても動きにくくてやってられません。

このNangaの製品はハイロフトなのにとっても動きやすい。腕まくりだってできます。

でも問題は濡れに弱いこと。家の中では炊事をするので…ぬれちゃうんだけどね…

というわけで今はパタゴニアのウルトラ・ライト・ダウンシャツというのが欲しくなってしまったのですが…
いや靴が先ですね~…

夫はハイロフトのフリースを愛用していますが、彼はがりがりに細身なので、冬毛っぽくて
ちょうどよさそうです(笑)。

私はR2のベストを買う計画だったのですが…これもお預け。とりあえず今Nangaのダウンがあるからいっか。

というわけでほとんど冬の山に行っていないのに…道具ばかりが高度化しているようであせりは募るのでした(^^;)

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