Saturday, January 11, 2025

Allday,Everyday終了のお知らせ

■ 突然の啓示の正体

何か突然の啓示のようなものが降りてきて、やっと終に長年愛着を持って続けていたブログサイト、Allday,Everydayを終了しました。やっと肩の荷をおろせた。

https://allnevery.blogspot.com/

手放したいのに手放せない…となっていたのは、親切にしてやったのに殺されかけた…という「やりきれなさを伴う、恨み・つらみ」からでした。巨大な負債を背負ってオリンポスの山を登るアトラスのような気分でした…。

その根本的な原因は? 「悲しみ」であり、その「悲しみ」の奥には、「怒り」が中核感情としてあることを理解したからでした。(この感情のアクセスには、カウンセラー南ユウタさんの力をお借りしました。自力では、自分が怒りの感情を押し殺していることが分からず、どれが根本感情か特定ができなかった)

頭が悪く、クライミングのリスクを全く考えていない男性クライマーへの、「執拗と言える非難・攻撃」は、それ以前にも「男性への厳しい糾弾」という形で表れていたのですが…それらは、そもそも、父親に殺されかけたという言語獲得以前の記憶…肉体に刻まれたトラウマ記憶による自動反応、つまり、無意識の反応によるもの、でした。

本人は無意識なので、気が付くこと自体が非常に難しいのです。

■ 人生脚本

人は10歳までにできた人生脚本を繰り返して生きると言われています。

赤ちゃんの時も殺されかけて、それをその後、何年もかけて…たしかに…そう…6~7年ほどかけて、乗り越えたのです。8歳ころ、水が怖くなくなりました。

人というものは、10歳以前に作られた、「人生脚本」を繰り返し、その脚本が語る声は繰り返すごとに大きくなる、と言われています。

その声が大きくなるのは、もう聞かないで済ませることができなくなる、ためです。

そのために、私は、他のクライマーが避ける札付きの無謀なクライマーをあえて選び、自分の愛情が裏切られ、自分が死の危険に陥れられるのを再体験しようとしていたのかもしれません。あの赤ちゃんの時の感情を思い出すために、です。

父親にプールに投げられ、溺れかけ、虐げられた赤ん坊の私が、過去から、叫んでいるのです… その声はどういう声なのでしょうか…

 「助けて―!!」「死ぬ~!!」「えーん、怖かったよう!!」

なのでは、ないでしょうか? 

 「助けにきたよ~」「本当に怖かったねぇ」「もう大丈夫。あなたを殺したりしないよ~」というカウンセリング…共感…が、私の心の治癒には必要なことです。

まだ実感はできていませんが、学術的視点に立てば、そういうことになります。

一方、クライミング界って、私だけを「白亜スラブ」「九州でのクライミング」のようなひどい目にあわせているわけでないです。

客観的に見れば、私は殺されていないだけましなのです。「祝子川に行った女性」のように一発アウトで死んでしまう人もいます。ある意味、サバイバーです。

そして、実は、アクセス問題の歴史的事情を考えると、「考えが浅い(安直さ)」は、クライマー界全体に内在する特性、なのです。「安直さ」により、一個人に対してではなく、社会に対しても、同じことをしてしまい、そのために岩場が登攀禁止になってきた…というのが、クライミング史です。自分で自分の首を絞めているのが、歴史に表現されています。

クライミングという活動そのものが、多くの参加者にとって「未熟な男性性の発露(ナルシシズムの発露)」であり、その在り方自体が自己増殖的に問題を作り出し、これらは、ご本人たちが「自覚」しない限り、改まることはないのです。本人は幸せでも、周りを不幸にしているということです。

その「自覚」は、どうしたら生まれるのか?心理学の分野では、自己愛性パーソナリティ障害の治療分野で知見が揃っています。

■ 答えが出そろった感

ここまで勉強して、私は、求めていた答えが出そろった感を得たのでした。

もうクライミングをやろうとしなくても、答えは出たなぁ…。と感じました。

私は、何のためにクライミングをしていたのか?という問いに対する答えです。

置き去りになった幼い私、水に落とされて殺されかけ父に裏切られた私、愛されなかったばかりか殺されかけた私、父に愛されなかった私を 

救いに行く

ためだったのです。

 親に愛されなかったすべての子供

を救ってあげたい気持ちです。

■ クライマー界の精神分析

クライマー界自体が内在しているナルシシズムの正体は、平たく言えば

「だって俺クライマーなんだもん」

です。

「だって俺クライマーなんだもん」という言い訳…これがなぜ言い訳として成立するのか、それ自体が普通の人には謎ですが…クライマーは大人にならなくて良い、という意味です。

その在り方を辞めないといけないのですが、それが、なぜかクライマー界では、しかたないね…とため息とともに、許されているのです。

まぁ、不良がたむろする学校みたいなものですね…ここしか行くところないんだろう…って感じです。

しかし、実は、それをやっても全く社会から評価されないことに気がついた、少数のクライマーもいます。ごく普通に社会性を身に着け、社会人としての責務を果たし始めているクライマーたちです。

クライミングによって精神的に成熟し、社会へ、良いものを置き土産にしたいと思っている人たちです。

そういう人たちと今後は登って行きたいと思っています。

■ 夢が真実を語る

最近、明晰夢を連続で見ます。

今日見た夢は、楽しそうなグループがいて、その人たちについて行きたくなり、こっそり一緒に地下鉄に乗ったのです。すると、その人たちが降りた駅が…外苑前という駅で、夢の中ではそこは、私が最も興味がない場所なのです。で、改札を出る前に引き返した、という夢でした。財布を忘れていたから、改札出たら、引き返せないと思うわけでした。

つまり、これが私にクライミングで起きたことでした。いや、つまらない人たちに時間をつぶしたな、ってわけです。

そもそも私が一緒に過ごしたいと思うような人たちでは全くないのですから…。改札出る前に気が付いてよかったし、お財布忘れて出たということは、大事なものを忘れていたって意味です。

大事なものを取りに帰らなくては。

というわけで、その大事なものは、こちらのブログの方に記載がされていますので…戻ってきました。

■ 思えば…

思えば、ブログ『Allday,Everyday』のスタートは、故・吉田和正さんvs青ちゃんでスタートしました。吉田さんとは3カ月、青ちゃんとは3年、そして、ラスボスである九州およびアラーキーとは2年共にしました。トータル5年3カ月の経験で、深く「だって、俺クライマーなんだもん」の実態について研究した、ということです。このブログは、もともとは私自身のクライマーとしての成長記録、技術情報の備忘録、であったはずでしたが、クライマー実態の観察日記みたいなことになりました。

タイトルをそのように付け替えるべきですね(笑)。

結局あまりにひどい、その実態に驚いた、という結果になりました。

教育の欠如の問題はひどい有様でしたが、結局、提供しても、クライマー本人が受け取りたがらないのです。

あの奥村さん…クライミングインストラクター協会の会長…というような立派な方が、たったの1000円で教えてあげるよ、と言ったところで、そもそも、

 来ない

のです…。知識を提供しても来ない。免許を取らないといけないのなら、バイク運転しない、みたいな感じですかね…。

それは、

 本人らが、そもそも、困っていない、

からなのです。

困っているのは、

 周りの人、

なのです。

そして、それが、自己愛性パーソナリティ障害であることの証明、なのです。



Friday, January 10, 2025

世界のボルト間隔

クライミングにおけるボルト(プロテクション)の間隔は、ルートの難易度や環境、クライミングスタイル、そしてクライマーの安全性を考慮して決定されます。20メートルのルートにおいても、ボルトの配置には慎重な計画が求められます。以下は、一般的なガイドラインと世界の事例を基にした適切なボルト間隔についての説明です。


1. 一般的なボルト間隔のガイドライン

ボルトの間隔は、ルートの安全性やクライマーの体力、技術を考慮して調整されます。20メートルのルートでは、次のような基準がよく使われます。

  • 比較的簡単なルート(5.6〜5.8):

    • ボルト間隔:3〜4メートル程度
    • 低難度のルートでは、ボルトの間隔を比較的広めに設定することが多いです。これにより、クライマーが簡単に手足を配置でき、急いで次のボルトに向かう必要がないため、安心して登れるようになります。
  • 中程度の難易度(5.9〜5.11):

    • ボルト間隔:2〜3メートル程度
    • 中程度の難易度のルートでは、ボルト間隔はやや短く、登る際の不安やリスクを軽減するために、頻繁にボルトを設置することが一般的です。この間隔は、クライマーが比較的難しいムーブを行う際に、確実にロープを使って支えを得られるように配慮されています。
  • 高難易度のルート(5.12以上):

    • ボルト間隔:1.5〜2メートルまたはそれ以下
    • 高難易度のルートでは、ボルト間隔は非常に短く設定されることが多いです。これは、ムーブが非常に難しく、クライマーがボルト間で落下しないようにするためです。また、高難度のルートではしばしばリスクを取るという要素が重要となるため、ボルト間隔は短く、ボルトが確実に支えとなるよう設計されます。

2. 世界の事例

以下の事例では、実際にどのようにボルトが配置されているかを具体的に見ていきます。

フランス(特にシャモニーなど)

フランスでは、伝統的なクライミングと現代的なリードクライミングが共存しています。例えば、シャモニーの有名な**グラン・ジョラス(Grand Jorasses)**などのルートでは、ボルトの間隔は非常に広くなることがあります。特に、スカイロックやトラディショナルなルートでは、最大5メートル以上の間隔を持つこともありますが、これはあくまで高山ルートにおける一般的な設定です。

一方で、都市型のクライミングジムやスポーツクライミングルートでは、20メートルの長さのルートでも、2〜3メートルの間隔が好まれる傾向があります。特にスポーツクライミングは、クライマーの安全を確保するためにボルトの間隔が慎重に計算されています。

アメリカ(特にカリフォルニア州のヨセミテ)

アメリカでは、伝統的なルートと現代的なスポーツクライミングルートが共存しています。例えば、ヨセミテのエル・キャピタン(El Capitan)では、トラディショナルなアプローチが採用されているため、ボルトの間隔は5メートル以上に設定されていることがあります。しかし、スポーツクライミングルートでは、ボルト間隔は短く設定され、クライマーの安全性を最優先に考えた配置がされます。

例えば、カリフォルニア州の**ロック・クライミングエリア(Joshua Tree)**では、3メートル程度の間隔でボルトが配置されることが多く、長い距離のルートでも安定してクライミングできるようになっています。

イタリア

イタリアでもボルト間隔は、ルートのスタイルやエリアによって異なります。特に、アペニン山脈などでは、ボルト間隔が広く設定されることがありますが、都市近郊やスポーツクライミング向けのエリアでは、ボルト間隔は2〜3メートルに設定されることが多いです。

3. ボルト間隔と安全性

ボルト間隔が広すぎると、クライマーが落下するリスクが高まり、怪我をする可能性が増えます。特に、20メートルのルートでは、ボルト間隔が広すぎると落下した際にクライマーが地面に近づく可能性が高くなります。逆に、ボルト間隔が狭すぎると、登りやすさや自然な登攀の流れを損ねることがあります。

したがって、一般的には20メートルのルートの場合、ボルト間隔は2〜3メートルが安全かつ登りやすいとされています。ただし、これはあくまで一つの基準であり、ルートの難易度や場所によって調整が必要です。


結論

20メートルのルートにおける適切なボルト間隔は、ルートの難易度、クライマーの安全性、環境に基づいて調整されます。スポーツクライミングでは通常2〜3メートルの間隔が推奨されますが、高難易度のルートや自然の岩場では、クライマーの挑戦とリスクを考慮して異なる間隔が設定されることがあります。安全性を最優先に、ボルトの間隔が適切に設計されていることが重要です。

■ 当方コメント

だから、5.12以上では、1m置きにボルトあるって言ったでしょう!

【バウンダリーワーク】クライミングを通じて健全な対人関係を構築する

■ クライミングにおけるバウンダリーワークの事例

状況:
クライミング仲間が「自分の限界を超える難易度のルート」や「危険なルート」に挑戦するよう強く勧めてくる。含:カットアンカーなどの支点がもろいルート。

問題:
・「断ったら弱いと思われるかも」と不安になり、無理をしてしまう。
・挑戦した結果、ケガや事故のリスクが高まる。

バウンダリーワークの実践:

  • ステップ1: 自分の限界と体調を確認する。
    →「今はこのレベルが精一杯だ」と自覚する。
  • ステップ2: 自分の意見を伝える。
    →「今のコンディションでは無理だから、安全なルートを選びたい。」
  • ステップ3: プレッシャーに流されない。
    → 仲間が「根性がない」と言ってきても、「自分の安全を最優先にする」と毅然と伝える。

補足:

クライミングは、リスクマネジメントが重要。無理な挑戦は自分や仲間の命を危険にさらす可能性がある。冷静な判断力は信頼されるクライマーの条件。 

■ 無謀とリスクテイクを切り分ける解説

「無謀」と「冒険に必要なリスクテイク」の違いを、小学生にもわかりやすく説明しますね!


1. 無謀(むぼう)ってどんなこと?

無謀は、よく考えずに危ないことをしてしまうことだよ。

🔴 たとえば…

  • 雨の日にぬれたすべり台を思いっきりすべる。
  • プールで泳げないのに深いところに飛び込む。
  • クライミングでヘルメットや安全ロープをつけずに岩に登る。

🌪️ どうして危ないの?
→ ケガをするかもしれないことや、どうなっちゃうかを考えないから、とても危険なんだ。


2. 冒険に必要なリスクテイクってどんなこと?

冒険に必要なリスクテイクは、ちゃんと準備して、気をつけながら新しいことに挑戦することだよ。

🟢 たとえば…

  • すべり台がぬれていないか手でさわって確かめてからすべる。
  • プールで泳ぐ練習をしてから、少しずつ深いところへ行く。
  • クライミングでヘルメットや安全ロープをしっかりつけて登る。

🛡️ どうして大丈夫なの?
→ どんな危険があるかを考えて、準備や安全対策をしているから、安心して挑戦できるんだ。


3. 簡単にいうと?

  • 無謀 → 何も考えずに危ないことをする。
  • 冒険に必要なリスクテイク → 危なくないように準備して、新しいことに挑戦する。

4. 大事な3つのポイント!

🧠 ① よく考える
→ これをやったらどうなるかな?と考えてみよう。

🛠 ② しっかり準備する
→ どんな道具が必要かな?どんなルールがあるかな?

🤝 ③ 助けてもらう
→ 一人じゃできないときは、大人や友だちに助けてもらおう!


5. まとめ

🌟 冒険はドキドキするけど、ちゃんと考えて準備していれば楽しくて安全だよ!
でも、無謀なことはケガをしたり、困ったことが起きるから気をつけようね!

【ChatGPT】優れた危険予知能力を身に着ける教育プラン

 「優れた危険予知能力」をアルパインクライミング、マルチピッチクライミング、アウトドアクライミングに活かすための行動プランを策定します。この能力は、事故やトラブルを未然に防ぐために非常に重要であり、クライミングにおける安全性を高めるために必須です。以下に、危険予知能力を高めるための具体的なステップを挙げます。

1. 知識と経験の蓄積

  • クライミングに関する専門的な知識を深める

    • クライミングの基本的な技術だけでなく、危険予測や回避策に関する知識を得ることが重要です。例えば、ルート選択、天候の変化、岩のコンディション、道具の使い方などについて学びます。
    • 単独での練習ではなく、経験豊富なクライマーやガイドと一緒に登ることで、危険な兆候に気づく力を養います。
  • 過去の事故や事例を研究する

    • 過去に起きた事故やトラブルの事例を調べ、どのような原因があったのか、どのような兆候が予兆だったのかを学びます。この経験から学ぶことで、同様の危険を回避するための知識を得ることができます。
  • 技術的な知識のアップデート

    • 新しい登攀技術や器具に関する情報を定期的に学ぶことで、現代のクライミングで利用できる安全対策を理解します。特に、古い技術や器具が使われる場所では危険な兆候に早く気づくため、アップデートが重要です。

2. シナリオ訓練

  • リスクシナリオをシミュレートする

    • 予想される危険をシミュレートして、どのように対処するかを事前に練習します。例えば、「急に天候が悪化した場合」「足場が不安定になった場合」「パートナーが事故を起こした場合」など、実際に遭遇する可能性のあるシナリオを想定して練習します。
    • シミュレーションを通じて、緊急時に迅速かつ冷静に対応できるようになります。
  • リスク評価を行う習慣をつける

    • 各ルートを選ぶ際、他の登山者と行動する際には、常にリスク評価を行う習慣を身につけます。ルートの難易度や天候、体調などに基づいて、リスクを事前に計算し、安全な判断を下します。

3. 実践的なリスク認識訓練

  • ルートの途中でのリスク評価

    • 登っている最中に、登攀の進行具合を定期的に評価します。途中で状況を見直し、リスクが高まっていると感じた場合は、予定変更や中断を検討します。
    • 「ここでの次の一歩が危険ではないか?」、「岩の状態はどうか?」、「天候の変化が急激に進んでいないか?」など、慎重にチェックします。
  • 天候や岩の状態を常にチェック

    • 天候の変化、風の強さ、気温の変化、湿度などに敏感になることが重要です。特に、マルチピッチやアルパインでは天候が急変することが多く、それに迅速に対応するために予兆を見逃さないようにします。
    • 岩の状態(湿気や凍結)や道具の使用(ロープの状態、クリンチの摩耗具合)についても常にチェックし、劣化や不安定な状態に注意します。

4. パートナーシップとコミュニケーション

  • パートナーとの緊密なコミュニケーション

    • クライミング中、パートナーとのコミュニケーションは非常に重要です。常に互いに状況を伝え合い、リスクが高いと感じた場合にはお互いに警告を発し、適切な行動を取ります。
    • ロープワークやビレイ、登攀の手順をしっかり確認し、危険な状況を予見した際には、早期に意見を交換して対策を立てます。
  • 相互理解と調整

    • 体力的な問題や技術的な課題が生じた場合、事前にパートナーとお互いの能力を理解し、リスクを分担するようにします。無理をせず、柔軟に対応することで事故を回避できます。

5. リスクに対する直感を養う

  • 五感をフル活用する

    • 単に目で見えるものだけではなく、風の強さや音、肌に感じる温度変化など、五感を使って環境を感じ取ることが重要です。直感的な危険予知能力を養うためには、登攀中に自分の感覚を鋭敏にすることが大切です。
  • 小さな兆候を見逃さない

    • 単なる不安や違和感を感じた際に、それを無視せず、原因を探ることが重要です。些細な兆候(岩がわずかに揺れる、ロープが引っかかる感覚、足場が微妙に不安定など)に敏感になり、そのまま進むのではなく一度立ち止まり確認する癖をつけます。

6. 危機的状況での冷静な判断力

  • 落ち着いて冷静に判断する訓練

    • 緊急時に冷静に判断できる力をつけるために、普段から冷静に状況を見極めるトレーニングを行います。パートナーや周囲の状況に流されず、リスクが高まる兆候を見逃さないよう心がけます。
  • メンタルリハーサル

    • 危険な状況に直面したときのために、予行練習としてメンタルリハーサルを行います。自分が困難な状況に遭遇した際に、どのように冷静に行動するか、手順や選択肢を事前に心の中でシミュレートします。

7. 緊急時の対応策を身につける

  • 基本的なレスキュー技術を習得

    • 単独で遭遇する可能性のある危険に備えて、基本的なレスキュー技術や応急処置の知識を習得します。事故が起きた場合に冷静に対処するために、事前に練習しておくことが重要です。
  • 遭遇しやすい危険への準備

    • よく遭遇する危険(例えば、落石、滑落、天候の急変など)に対する予備の計画を立て、万一の場合に備えて手順を確認します。

プランのまとめ:

  1. 知識と経験の蓄積: クライミングに関する知識を深め、過去の事故事例を学ぶ。
  2. シナリオ訓練: リスクシナリオをシミュレートし、実践的な危機管理を訓練。
  3. リスク認識: ルート選びや進行中のリスク評価を徹底し、天候や岩の状態を常に監視。
  4. パートナーシップとコミュニケーション: 危険の兆候に対して早期に対策を取るため、パートナーと密なコミュニケーションを取る。
  5. 五感をフル活用: 直感を研ぎ澄まし、小さな兆候を見逃さない。
  6. 冷静な判断力: 単独またはチームでの危機的状況でも冷静に判断できるようメンタルリハーサルを行う。
  7. レスキュー技術と緊急対応: 基本的なレスキュー技術を習得し、緊急時の対応策を確認する。

これらのステップを通じて、優れた危険予知能力を身につけ、より安全にアルパインクライミングやマルチピッチクライミングを行えるようになります。