Sunday, October 28, 2012

秋雨でしっとり 大菩薩嶺

今日は大菩薩嶺でお山の友人と会っていました☆
南アルプスでお会いして、白鳳峠に懲りた経験で意気投合!いや~あれば罰ゲームの道でした。

今日は東京への帰りに大菩薩嶺に寄るとのことで合流しました。

昨日よりはましだったようですがあいにくの雨。でも雨はそう激しいことも無かったので紅葉がより一層生えて美しかったかもしれません。

友人達には唐松尾根から登ってもらい、私は肉離れもあるので介山荘のほうへ登り、峠で落ち合うことにしました。
上はとても幻想的な景色が広がっていました。


紅葉が美しいです。

福ちゃん荘から、登山道は二手に分かれます。ぐるりと一周するのがノーマルコース。左に行けば唐松尾根から大菩薩嶺山頂を通り過ぎて、雷岩へ。直下に岩場がほんの少しあるのでこちらを登りに使うのがおススメです。

右に行けば富士見山荘、勝縁荘という二つの廃屋を経て、介山荘がある大菩薩嶺峠に出ます。こっちは不整地と言っても車も通れる林道なので楽々コースです。 昭文社の登山地図によると富士見山荘の前から山頂付近の避難小屋に向かう登山道があるようですが使われていないようですよね。道標もありませんし…

こちらはこんな道でした。





廃屋と化しつつある富士見山荘…。 こちらにHPも発見しました。 なんで今はやっていないのだろう?


ぶらんこがちょっとさびしい。

ちょっと先にある勝縁荘もやっていないらしいのですが車が一杯停まっていました。






マユミの木がかわいいピンクの実を鳴らせていました。


こんな。中に赤い実が。野鳥がついばんでいたので、私も食べてみましたが、種が苦くてビックリ。


大菩薩嶺らしい苔の岩塊斜面。この辺は水成岩の岩なのです。





介山荘手前。カヤト越しに空を眺める。

上には12時ごろ到着でしたが、風と雨が強くなってしまいました…でも、大菩薩なのに高山の雰囲気。





大菩薩峠。右側に小菅村から登ってくる道もある

中里介山関連の石碑?




唐松の紅葉。山頂付近はガスっていましたが、ほんの少し下るだけでほぼガスは無く…ガスっている山も実は好きですが。


賽の河原にある避難小屋。





きゅーんという鹿の泣き声が聞こえました。

このクネクネした木の先に神部岩という岩場があります。

大菩薩嶺のメインストリートは雷岩~介山荘 間の稜線歩きです。北上するより南下するほうが短時間で済むので
唐松尾根から登ることになるんですね。まぁトータル時間ではどっち回りでも同じです。

今日は介山荘でランチ。味噌汁250円。おでんこんにゃく一つ100円。

おにぎり持参。


おみやげ豊富な介山荘。

山は景色は今ひとつだったけれども、大菩薩嶺は本当にゆったりとした楽々コースなので、お天気が悪くても
まったく問題なしです。

介山荘から福ちゃん荘まで下山はたったの35分です。福ちゃん荘からロッジ長兵衛までも20分ほどなので、下山は1時間強と見込めばOKです。休憩を入れて4時間の山ですね。★一つ印。なのになんでこんなにたくさん山小屋があるんでしょう!

10時登山開始。のんびり登って、14:30下山終了。温泉は15:30~16時という感じでした。

■ 温泉はうーん… はやぶさ温泉 vs 大菩薩の湯

帰りは大菩薩の湯ではなく、はやぶさ温泉にしたのですが…この日はあまりに混んでいて、温泉の質のよさを味わうことはできませんでした…うーん。空いていることがお湯の質に勝りますね。これだったら空いている大菩薩の湯が良かったかも・・・と少々反省した次第。


はやぶさ温泉、HPをチェックするとキャラまで作っていてビックリしたのですが、その実物?が飾ってありましたが…
目元のつくりが少々雑(笑)?

大菩薩の湯は完全にふるさと創世一億円型の塩素の湯ですが…大型駐車場もあるし、空いていればのんびりできます。

山梨は実は温泉は基本的にあまり期待できない土地柄です。なので、少ない源泉をめがけて人が集中してしまうようで
前日も大和天目山温泉は大混雑でビックリでした。 実は下の裂石にも立ち寄り湯があるようですが…宿泊客以外は、10時~13時しか立ち寄り湯客は入れないので…要するに通常下山するようなタイミングでは湯に入れない…要するに下山後の立寄湯の客はおよびでない…ので入れないです(涙)

温泉は、この際車ならばほったらかし温泉まで足を伸ばすしかないですね!

■ 裂石から歩くのもおススメ

ロッジ長兵衛がある上日川峠~大菩薩嶺峠入り口(裂石)までの林道は以外に長いです。冬季は毎年12月15日から林道閉鎖のため、裂石から歩くことになりますが、歩いてみると車で通る印象より以外に近く、また登山道もよく踏まれていて歩きやすい道です。紅葉を見るときも紅葉は下のほうがきれいなので、どうせなら下から歩いたら良いカモ?な道です。

■ 参考資料

大菩薩嶺 登山道マップ

交通規制情報