Sunday, April 1, 2018

ロイヤリティの発揮先 

山岳会など、およそ”会”と名のつくものを作った場合、日本人は、会の理念ではなく、組織の存続そのもの、を優先しがちだ。

これは逆説的だが、組織の弱体化を招く。間違った道だ。

現在の山岳会の多くでは、年功序列が根強い。どんなに間違ったことを言っていても、会歴が長い方を守る、という不文律がある。会歴が長い=年齢が高い、に、必然的に収まる。

つまり、会社と同じで、”組織へのロイヤリティ” を求められている。

が、本質的に、ロイヤリティを求められている先は、

   ”山”という自然の摂理

だ。山では、山という自然の掟に従うことを行動指針とし、山に対してロイヤリティを発揮すべきだ。

これを犯したとき、山での遭難が待っている。

年を取っていても判断力に劣る人もいるし、若くても判断力の優れた人はいる。体力もそうだ。

という当たり前のことを学ぶ場が山だ。

1 comment:

  1. ご無沙汰してます。「単独登山女子」でググっても他のサイトばかり出てきて、他のサイトでも結構オモロいのあって寄り道しまくっとったんですが、そーいや、kinnyさんゆうハンドルやったかなとふと思い出し、それで検索して、やっとココに辿り着いた、と、前置きが長過ぎますよね。山岳会における発言力…、色々なパターンありそうですが、概ね、そんな感じなんでしょうねえ。仕事の事情で去年、山岳会は休会ってことにさしてもらって、なんか、そのままになってしまってるので他人事なんですがw

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