Monday, October 2, 2017

秋山の代表的な気象遭難 山へ行く前に遭難事例を調べる

■ 白馬岳の遭難のリンク集

山岳ガイドに有罪判決 白馬岳4人死亡「軽率な判断」
http://jack0904.blog.fc2.com/blog-entry-205.html

赤沼さんの記事
https://blogs.yahoo.co.jp/hmwbh354/13313895.html

豊後ピートさんの記事
http://blog.goo.ne.jp/bongo-pete/e/a01b1b3c1ae31b1ab5ae499090e2e8f2

その他
http://minminsroom.cocolog-nifty.com/webdiary/2006/10/post_d322.html

https://rindow33kai.grupo.jp/blog/1049633

http://www.naganogakuren.net/scrap/2013/2013.12.21%83K%83C%83h%8F%91%97%DE%91%97%8C%9F.htm

http://yamayakenta.blog51.fc2.com/blog-entry-263.html

http://arubobo.air-nifty.com/kissasitu_hanamuso/2006/10/post_6631.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/720.html

■ 論点まとめ

この遭難は、気象遭難ということで決着している。この遭難以外にも白馬岳は気象遭難の事例が多い。

気象は本当に各、土地土地で違うものだ。だから、遠征の場合は、地元ガイドのほうがより、その土地にあったガイドができると思う。

・清水尾根を一日で登る計画自体に無理がある。通常、下りに使う。
・明らかに冬型気圧配置になるのが分かっている
・予備日
・装備不足
・帰りの飛行機便も決めてある
・計画の中止や変更がしづらい

■ 計画の無理

気象遭難と言うことで、気象判断のミスについては、一致した見解が得れている。

一方、計画の無理については、特に精査され、結論が出た気配がない。

計画の無理、というのは、要するに無知ということである。その無知は、計画立案者側の無知と、参加する側の無知ということだ。誰だって自分に歩けない無理な計画と分かっていれば、参加しない。リーダーが自分には無理な計画を示したら、辞退しましょう。あるいは、計画には参加資格を明記しましょう。この場合だったら、標高差2000mを〇〇時間で登れること、などです。

ということで、この遭難は、この時期になると必ず語られる。秋の山は、つるべおとし。

ヘッドライトの携帯は夏山よりも重要だ。レスキューシートの携帯も同様に夏山より重要。

蜂は今年は当たり年らしいから、黒は厳禁。藪山山行は蜂が収まる11月の気温が下がったころまで待つべし。

今日は穂高で初雪、下界は大雨。

今年は、キノコが凶作らしい。九州ではクリは不作でカメムシはパンデミック状態。自然は毎年違うものなのだから、毎年、発見の楽しみを味わう、そんな山をしたいものだ。

苦言になるが、山へ行く前は、その山の代表的な遭難事例くらい調べましょう。

私は白馬主稜に憧れましたが、天候に不案内だと自覚があったため、わざわざ小屋にバイトに行ったくらいです…。

天候次第で、山は天国にも地獄にもなる、ということくらいは、ハイキング時代に理解力を培っておく、と言うことが大事だと思います。

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