Wednesday, December 6, 2023

【スカラシップ情報】日本の女性山やの方へ

 https://www.summitscholarship.org/

女性山やのためのスカラシップ情報。

私も20代でスタートしているのだったら応募したいです~

クライミングより、ほんとは雪の山が好き。

山が好きなんであって中高年登山という山ジャンル(種に100名山制覇を目的とする)は嫌い。


Monday, July 17, 2023

読了『お金に頼らず 生きたい君へ: 廃村「自力」生活記 (14歳の世渡り術)』

■服部さんの著作を読みました

 https://amzn.to/3Of1ztk

服部さんは、サバイバル登山という登山分野?を確立した人ですが… 有名男性クライマーって、基本、誰が一番かっこいいか?(=有名か?)で競い合っているんですよね…

私の中では、服部さんは、栗城さんが3.5流だということを世間にきちんと知らしめてくれた人です(笑)。 https://www.youtube.com/watch?v=RVTMbd2IcT4

現代の登山は、価値観が倒錯していて、すごくないことをすごいと自己申告しても、誰もわからないので、俺はすごい!と自己申告した者勝ち、になっている。

そんな中では、服部さんは、等身大で語っており、一般市民の無知に付け込んだ、すごい!という誤解に基づく、支援を求めていないところが誠実。

■ 実はすごくない自給自足

この本は、自給自足の本なんだが…山やが軟弱化した現代では、この自給自足でも、すごいのかもしれないが…でも、実は自給自足ジャンルの中では、全然すごくない…

事例) 去年ウーファーに行った先

https://photographer-akapple29.com/daruma-houbokubuta/

家まで手作り。その日薪暮らし…すれすれを楽しむ生活だった(笑)。

           手作りのログハウス ほんとに住んでいます

日本のヒッピーの人たちは、もっとすごい自給自足というか、お金に頼らない生活をとっくの昔に作り上げていて、すでに2世がいるくらいなんである。

結局、”田舎暮らし”の指南書を書くということなら、服部さんより、うんと前から、日本のヒッピーの人たちは自給自足生活をやっている。

大体が

 非課税所得で、税金も払っていない

ので、お金を使わない生活どころか、税金すら払わないで済ませる生活。その実態を知っていたら、たぶん、この程度のことだったら、本にする価値がある!と思わないと思う。

クライミング界で有名な南裏さんの知り合いが和歌山で自給自足生活をしているが、かなり気合が入っており、クライマーの終着点として、これもあるんだなーと思ったことがあるが、その方と比べると、服部さんのは、まだひよっこ感がある。

たぶん、ヒッピーの人たちは出版と言う手段を持たないため、生活実態を世間に知らせる手段がないのだろう…。

服部さんだが、めんどくさいことに向き合わざるを得ないのは、サラリーマンが人間関係に向き合うかの如く、五右衛門風呂に向き合うという、ただの置き換えなので、肉体労働的なめんどくさいことがだんだんとできなくなる老いの境地で、

 どういう風に処するのか?

が本当の試練なのかもしれない、とふと思った。

■ 本当にお金から解放されるには?

お金だが、最近は、

お金を使わないのもお金を欲しがるのも、お金に振り回されているという点では同じなのではないか、

と思うようになった。

たぶん、一番いいのは、お金について、振り回される時間、考える時間、を最小限にすることなのではないだろうか?

Tuesday, May 30, 2023

山やの常備薬ロキソニン

【薬剤師が暴露】ロキソニンの闇〜ワクチンの副反応・重い生理痛にオススメ〜

ロキソニン=山にいくとき、もっていくならこれ、のお薬です。ご参考に。

Thursday, May 25, 2023

アジアンドキュメンタリーズ配信「震える山」予告編【日本初公開】


和田城志さんが、雑誌Himarayaに詳しいランタン谷の地震報告書を上げていますよね。

あんなところで雪崩れたら、逃げ場がないよなぁと思います。

谷は、どういう風にして谷になったのか?を考えると、谷に住んでいること自体が、安全ではないような気がしますが。

500円以下で見れるので、見たいと思います。

Monday, January 9, 2023

学習院大学の阿弥陀北稜遭難について 再考

■ 【ゆっくり解説】俺に任せて先にいけ!後輩を助けたリーダーの結末

【2015年 阿弥陀岳遭難事故】

  

■ 感想

この遭難は、このブログでも取り上げたので、最近Youtubeで動画が作られているので、追加の考察をします。

”指導”に依存することなく、現代の登山者は、一般登山者であっても、大学山岳部であっても、自分の頭で、つまり自頭で、その登山…この場合の阿弥陀北稜…のリスクを考えられるようにならなくてはいけません。 

https://amzn.to/3vMv5fV 日本登山大系 八ヶ岳

阿弥陀北稜のリスクを調べると

 1)山頂からの道迷い下山…ルートファインディングに習熟してから登れ、と言われます

 2)中岳沢の雪崩 …超有名ですが、八つ自体が雪が少ないです

です。八ヶ岳全般のリスクは、一般ルートでも同じです。つまり、一般ルートを歩いているときに、急激な悪天候にどう対処するのか?は身に着けられるということです。

 1)急激な悪天候による視界不良(南岸低気圧)

です。寒冷もリスクに入りますが、現代は装備が向上して、寒冷による冷えなどの被害はよほど間抜けな人向けという感じです。(例:縦走中の凍傷=ダブルのブーツを履いていない)

いわゆるビーコンの出番はあんまりない山です。八ヶ岳は。しかも、ビーコンって持っていても、雪崩を避けることにはなりません。事故が起きた後に遺体を捜すのに役立つだけです。

■ どうリスクに対処するか?

1)阿弥陀山頂からの下山でのルーファイ

ここで、リスク認知されず、山の反対側に降りてしまった最初のミスは、阿弥陀北稜のリスクをきちんとマスクしてなかったことが分かります。

一般に、一般ルートの阿弥陀岳を歩いたことがある人だけが、バリエーションルートに進むことが許されるものです。

なので、このリスクをマスクするには

 1)一般ルートである、赤岳方面からの阿弥陀山頂をすでに登頂している

 2)次に難しいルートである御小屋尾根からの阿弥陀登頂をしている

 3)山頂でコンパスを出して南北エラーなく方角を確認するスキルを身に着けている

の3つの条件を満たしている必要があります。

一般に、山やの世界では、阿弥陀北稜はかなりなめられています。どれくらいかというと、一升瓶を背負って宴会した翌日でも登れるくらい、簡単さ、と思われています。しかし、だれにとってそうなのか?お酒に強いとか、体力の絶頂期にいる、とかでしょう。

ルートコレクターのルートコレクション1本目にされることも多く、ベテラン登山者の間では一般ルート並みに楽勝という認識です。いや、阿弥陀北稜くらい、楽勝でこなせないようでは、山や失格というほうがあっていると思います。

しかし、山をなめるこのような発想は、あまり薦められたものではありません。動画も楽勝風情のが一杯出ていますが、そういうものにほだされないように気を付けましょう。

山はそれぞれの段階で学ぶべきことを学んでいない山やを食い殺します。

ちなみに、判断としては、登れたところを

 同ルート下降

が、ルートファインディングが核心の場合は、最も保守的な手段になります。したがって敗退の経験は、役立つものです。

2)中岳沢の雪崩

雪崩に関するリスクの認知が大きすぎ、逆方向に降りてしまった後も、どんどん下降することになっていますが…危険エリアから脱出したら、次のリスクを作り出さないように、そのまま、船山十字路の下降し、美濃戸口に降りれば、遭難にはならなかったと思います。

そうしなかったのは、ワンビバーク=遭難という認識が欠如しているためではないか?と思います。

一泊でもビバークしたら、すでに遭難した、ということですので、北稜を登ろうとして失敗したのに、なぜ南稜を登り返すのでしょうか?山を2個登ることになりますよね?

大学生レベルでは、登山経験は高校山岳部だったとしても10年もたまっていない訳なので、この時点で、山岳部顧問に判断を仰げば、下山になったのではないでしょうか?

阿弥陀岳、という山への敬意を欠いた登山の仕方…つまり、易しい順に登っていないこと…で、いざというときに使えるエスケープルートへの知識が足りていなかったのかもしれません。御小屋尾根の途中には、鉱泉側の登山道に降りる短縮路もあります。

雪崩のリスクは八ヶ岳にも当然ありますが、豪雪の山ではないですから、雪崩を警戒するあまり、ほかのもっと基礎的なリスクを軽視しているような気がします。

3)悪天候への警戒

八ヶ岳という山域の主たる遭難リスクが悪天候(ヤツの場合、南岸低気圧)、というのは、結構、常識です。というか、冬の山をするなら、当然、常識です。それを踏まえていない行動のような気がします。

この日は、私も天狗岳にいましたが、朝6時はものすごく晴れており、2時間後の8時で前も見えない横殴りの吹雪でしたので、当然、山頂はキャンセルして、下山していました。

他の大学山岳部は、天狗岳の登頂したようですが、天狗は、ルートが登頂したルートの同ルート下降です。 迷う箇所ないです。

悪天候でもツッコむというのは、自分の登山のレベルを考慮して行わないといけないです。

つまり、視界不良の中で、ルートファインディングをミスらない、という保険がついていれば、とって良い選択肢です。

ものすごく上級のクライマーでも、悪天候では山を下りる保守的な算段をします。

登山というのは、判断の出来不出来を学ぶゲームなのに、常に強気の判断をしているこのキャプテンの判断は、私にはまったく理解できません。

せっかく山頂について、ロープをつないだまま滑落というのは…登攀よりも、2級の歩きが下手くそだったということなのでしょうか… 

ビバーク後により大きなバリエーションをこなして戻るって、最初から大きすぎる負担を強いる判断のように思います。

■ ヒマラヤ503号 

に横山勝丘さんのK7の記録が掲載されていますが、大学山岳部などが判断を学ぶ教材、資材とするのに、良い資料のような気がします。

  判断を学ぶのが登山、

ということ自体が教えにくい現代、トップクライマーの判断の在り方を学ぶ資料として、取り寄せてみたらどうか?と思います。


 ■ 過去記事


学習院大学阿弥陀北陵
八ヶ岳は天候核心
阿弥陀遭難を考える
阿弥陀北陵から学ぶ ベテランとの対話
学習院大学の遭難 推測
阿弥陀遭難 続報
八ヶ岳のバリエーションルート