Monday, April 23, 2018

5.11がRPできないと登れない5.10b? 経験者の同行が必要とされる訳

”日本での”、岩登りは、非常に危険だ。

というのは、

”5.11がRPできないと登れない5.10b”
とか、

”5.10bのムーブが出てくる5.9”
とか(笑)。

一般的な常識からすると、

「じゃ、素直に5.11でいいのでは?」

とか、

「素直に5.10bでいいのでは?」

と思ってしまう。

平たく言えば、グレード感が統一されていない。

グレードは初登した人がつけるので、その人の意思を尊重されて、そのグレードになっているわけだ。

だが、

グレードは何のためにあるか?

という本質を考えると、

怪我を防いで、安全に楽しむため。

である。登れるスキルの目安が必要だ、というのがグレードの意味である。11しか登れない人が、12に取り付いたら落ちてしまうのは当然なので。

今のグレーディングの現状だと、真逆になっている。

そのため、そこの岩場をよく知っている人に、あらかじめベータと言われる情報を貰って、正確な情報を貰ってからでないと、トポの情報だけで行くのは、とても危険、ということになっている。

特にクライミングを始めて間がない人は、このような事情自体を知らないだろうことが多いので、特にそうだ。

そのため、

この道の先導者

が必要と言うことになっており、それが、

”経験者の同行が必要”

ということの意味になっている。

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