Saturday, April 4, 2015

アイスクライミングのルートガイド本

■今冬のアイスのまとめ

今年は雪が無くなるのが早く、去年は今頃もアイスをすることができたのに、今年はアイスは3月中旬の小滝が最後だった。
今年
去年


アイスクライミングは適期を捕まえるのが難しい。冷えれば氷は固く登りづらい。柔らかければ登りやすいがプロテクションが不安だ。

全体に今年はアイスは近場が凍らない年だった。多くの人が西上州方面に逃げていたのは、近場が凍らなかったからだ。八ヶ岳では新雪期に早めに雪が降ってしまい、谷が雪で保温されて流水状態となり、新雪期が充実しなかった。というわけで、残雪期のジョウゴ沢も、アイスクライミングと言うより、沢登り、となっていた、という結末だった。

アイスクライミングも沢登りや岩と同じく、トポが出ている。私は今年は沢のトポを書けるようになりたいなと思っている・・・のだが…歩いている間にメモを取ってみたけど・・・時間もかかってめんどくさい…デジタルで何かいいソフトないのかな?

■ アイスクライミングルートガイド

アイスクライミングのルート集は、有名なヒロケンの『アイスクライミング』が、再版されるそうだ。今はアマゾンで 12241円!!もの価格が付いている!決して間違って買わないようにしないと、古いのを高値で掴んでしまう。


他にアイスクライミングのルート集としては、『チャレンジ!アイスクライミング』もある。こちらは技術情報や後ろにベテランクライマーのコラムなんかも載っていて新しい感じがする。



 技術的古典として、イヴォン・シュイナードのアイスクライミングもある。


日本で初めて登られたアイスのクラシックルートである甲斐駒黄連谷が載っている、紀行文として、『わが岩壁』

 

下記コメントに紹介のある、ジェフ・ロウ『アイスワールド』



読んでいないモノを紹介するのは心苦しいが、こんなのも見つけた。

 
『アイス・エクスペリエンス』 はなんと檄安!

これは悪ノリ?!ついで・・・ 英語の本は英語が読めなくても、絵だけ見ていても結構いろいろ分かるものだと思う。

 

私は、夏の間は、易しい沢を歩いて、水量の少ない沢を見つけ、2月の近郊のアイス時期に行けないか開拓しようと思います。

4 comments:

  1. yosemiteです。

    アイス・クライミングのルートガイド本というよりは技術本ですが、ジェフ・ロウの『アイス・ワールド』(1998年、山と渓谷)が絶対に見落としてはならないものです。 
    原書、『Ice World』 by Jeff Lowe, 1996, The Mountaineers, Seattle,  は、その2年後に池田常道氏(当時の『岩と雪』の編集長)の企画で翻訳出版されました。
    巨大な庇オーバーハングの下まで氷柱を登ったあと、5mはあろうかという大ハングをドライツーリングを駆使して登り、その先のハングの出口から垂れ下がる氷柱に飛びついてこれを登るというスペクタクルな表紙写真が印象的です。
    これは著者が1994年に初登したコロラドにある「オクトパシー」というルートで、グレードM8(岩の5.13に相当)で当時の世界最高難度のひとつ。
    ジェフ・ロウは、先鋭的クライマーであると同時にクライミング・ギアの開発者でもあり、用具と技術の発展に貢献度はイヴォン・ショイナードに並ぶものです。
    また、グレードに関しても、WI(ウォーターフォール・アイス)、AI(アルパイン・アイス)、およびM(ミックス、これはドライツリング)の分化を初めて提唱してます。
    それは本書に先駆けて1979年に上梓された『The Ice Experience』という安っぽい感じのペーパーバックで初めて語られたものですが、当時はあまり注目されなかったものです。(須田義信氏(RCCⅡの代表)が『クライミング・ジャーナル』に解説してますが)
    その後、ジェフ・ロウ自らが登るアイスクライミングやドライツーリングのビデオも発売されてます。

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    1. さすがヨセミテさん。 ジェフロウのアイスワールド、そういえば、去年ちらりとかすめた記憶が戻ってきました。すごすぎて関係ないな~と感じた覚えが。海外は、WI,AI、Mなんですね。アルパインクライマーのAさんは、ミックス派みたいでした。やっぱり登る力がある人はどんどん上を目指さないと!

      さっそく追加しまーす☆

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